木目1

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第6章 合しながら (4)
歩合しながら その4
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斜めに並んだ歩が目につきますが、さて。 本局も受方の持駒は歩だけなのに注意。 31手。

くるくる No.164

オリジナルの作品を鑑賞する

61飛成、81歩合、92歩、同玉、52龍 の要領で、斜めに並んだ歩を全部取っていきます。 詰めあげてからよく見れば、斜めの歩の柱がそっくり右に移っているのがおもしろい。 「G−La合−Lb打−同玉」のパターンの送り趣向でした。

本局のオリジナルは滝沢武信さんの作品。 この送り趣向のあと、銀歩送り、更に龍追いまで3種の趣向入りの作品です。 斜めの歩がなくても、1筋の駒で龍の軌跡は限定されています。

鳥本敦史さん:
初形の斜めに並んだ歩が平行移動してしまうんですね。

木目1