木目1

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第6章 合しながら (5)
香合しながら その1
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歩合入りの送り趣向はまだまだありますが、香合入り送り趣向に進めます。
本局、くるくるにはちょっと難しいのですが、後半も趣向手順なので、そのまま出題。分からなくなったら盤に並べてください。37手。

くるくる No.165

香打に香合以外は、取って19飛と回れば簡単。 かくして 「La−Lb合−同La−同玉」のパターンの香打香合趣向が実現します。 18の合は香だと同香、同玉、19香までなので、角合に変化。 ここから飛と龍による2枚追いの趣向が始まります。 37飛や35飛は、角が打てるので同香とは取れないことに注意。 最後はその角も消去して還元玉の詰上り。

趣向詰で詰将棋の美を追求する相馬康幸さんの初期の作品です。 相馬さんのホームページ「詰将棋マニアックス」では、 「相馬康幸 Collection」など、 相馬さんの作品が堪能できますので、是非ごらんください。 本局は「相馬康幸 Anthology」 No.1 として収録されています。

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