木目1

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第1章 金追いアラカルト (23) 表紙に戻る
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金追い、金送りの基本的な型を紹介してきました。 これらの型を組み合わせた趣向詰もまだまだあるのですが、それは章をあらためることとして、 先に金以外の駒の追い趣向、送り趣向を紹介することにしましょう。

本章の最後に、おなじみSYUUさんの傑作を紹介します。 オリジナルはとても暗算では解けない難解作なので、途中からの趣向部分を。 それでも暗算ではきびしいかもしれません。 並べて研究してください。

変化もしっかり読むと、題名の意味がわかってきます。

くるくる No.23

オリジナルの作品を鑑賞する

作意の金追いで、途中で同玉と取ると、今度は竜追いに変化します。 簡素な形に「Wプロット」を包含した傑作でした。

こんさんさん:
くるくるNo23ですが、私の未発表作(27手)に似た作品があります。
この銀香を持駒に竜で追いかける筋は古図式にあったような気がします。
もちろんTETSUさんのほうがアレンジとしては面白いと感じました。

龍追いとして見たときは、図巧67番がオリジナルと思います。
山田修司さんの作品は、作意と変化で金追いと龍追いの「Wプロット」を表現したところがすばらしいところ。
No.23はその途中図で、全くアレンジはしていません。

こんさんの作品は、飛一色図式できれいですね。

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