「Ｌ−玉」型の金送りは３３通りと前に書きましたが、これは金が移動して王手するパターンの数です。 金送りの場合には、実はこれ以外に、歩等が成って王手するパターンがあります。

今回はこのパターンを紹介しましょう。

くるくる　Ｎｏ．２１

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歩成に逃げると銀打ちで簡単。 でも最後の歩成は取れずに御用となりました。

Ｎｏ．２１、ちょっと狭っ苦しい感じがするので、次の図の方がよいかもしれません。

くるくる　Ｎｏ．２１ａ

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こちらは歩成に逃げると、恐いお兄さん（７９馬）がでてきます。
最後の１１歩成を取ると８８馬があるので、やむをえない３１玉に、馬追いで戻って詰め上がり。

歩、香など、小駒は成るとすべて金になるので、このパターンは歩に限りません。 それを利用して、何と七色図式で作った人がいますので、合わせて紹介します。

くるくる　Ｎｏ．２１ｂ

七色図式なのに一往復の趣向詰で還元玉とはビックリです。 作者はほかにもおもしろい七色図式をたくさん創作しています。