カピタン展示室、記念すべき初出題は、Onsite Fairy Mate管理人、神無七郎さんから「キルケ詰」というルールのやさしい趣向詰をいただきました。「キルケ詰」はチェスプロブレムから導入されたルールで、詰将棋ではなじみが薄いルールですが、本局は手が限られているので、初めての方でも取り組みやすかったと思います。
16歩、同と/17歩、同歩/13歩、25玉、
26歩、同と/27歩、同歩/23歩、35玉、
36歩、同と/37歩、同歩/33歩、45玉、
46歩、同と/47歩、同歩/43歩、55玉、
56歩、同と/57歩、同歩/53歩、65玉、
66歩、同と/67歩、同歩/63歩、75玉、
76歩、同と/77歩、同歩/73歩、85玉、
86歩、同と/87歩、同歩/83歩、95玉、
96歩 まで33手
キルケルールはKifu for Javaでは手順を並べることができないのですが、神無七郎さんが手順を並べるツールを作ってくださいました。ありがとうございます。
是非、こちらでご鑑賞ください(表示できないときは、こちらをご覧ください)。 キルケルール独特の復活の動きを楽しめます。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 護堂浩之さん:
- ……分かってはいるけど、この終局図が“詰め上がり”かどうか、時々分からなくなるんだよなぁ……。
- 鳥本敦史さん:
- 少し考えると6段目の歩は玉では取れないということに気付きます。
これを活かした楽しい趣向。 駒の復活の仕組みもこれでマスター。
まさに「キルケ入門」。 (なんかの宣伝みたいだなぁ)
- たくぼんさん:
- これしかないんだけど楽しめる一品。 初心者には復活部分の解答記入方法が分からないかも
ご指摘ありがとうございます。 ルールの説明に記入方法を追加しました。
- 涼秋さん:
- 入門編なので解けましたが普通の出題だと手を間違えそうです。
- S.Kimuraさん:
- キルケ詰の要領が良く分からず,ヒント手順をそのまま進めていって詰んでしまいました.入門編その2を希望します.
- 今川健一さん:
- 爺 「初めてキルケを解きました。 ルール説明が理解しやすく、そのお陰です。」
私もキルケを解いたのは初めて。 キルケファンがふえるといいですね。
- 井上徹也さん:
- キルケもこれくらいなら頭がついていきますね。
- 井上順一さん:
- 一本道詰将棋にもなっている。
そう、実は詰方も受方も、これしか手がないんです。 だから入門用にぴったり。
- 岡村孝雄さん:
- キルケの特質を「不死身」という言葉で表すのは違うかなあと思いつつ、
本作の歩はまさに不死身。
……って、玉方のと金も再生するのを忘れるところでした(苦笑)。
- 近藤真一さん:
- 将棋の持駒ありで何時でも何処でも打って良しはスーパーキルケだと上田さんは言っていました。
将棋というのはチェスファンにとっては、思いっきりフェアリーなのかもしれませんね。
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