次へ
次へ
詰将棋おもちゃ箱カピタンリバイバル
はじめに
カピタンリバイバル
カピタンリバイバル

1976年7月、京都大学現代将棋研究会機関誌として「カピタン」が発刊された。

創刊のことば

近年、現将研における変則将棋の研究、特に衝立将棋の発展はめざましいものがある。 その当然の結果として、会員の間に、各棋戦の記録、いろいろな将棋の研究、創作されたフェアリー詰将棋の発表の場として、 機関誌の発行を望む声が高まってきた。 外に目を移せば、詰パラ誌でのフェアリー詰将棋研究室の定着など、今、変則将棋界は興隆期にあると言えよう。 この時期に機関誌を発行することは、会員のみならず、広く同好の士との交流にも有益ならんと信じ、ここに 「カピタン」 第1号を送る。

幻想棋人

まさにその頃、時代はフェアリー将棋の興隆期にあり、カピタンの発行によって、続々とフェアリー詰将棋の傑作が誕生し、 またフェアリー将棋をはじめ、古将棋、フェアリーチェス、中国象棋、詰連珠、将棋パズルなど関連する研究も多々発表され、 フェアリー将棋の発展に大きな役割をはたした。

最初は筆者(加藤徹)、その後服部敦氏の編集で発行され、現在は休刊となっている。 発行部数が少ないこともあり、その頃のカピタンの興味深い記事、研究、作品を紹介するのも有意義と思われるので、ホームページ 「おもちゃ箱」 に 「カピタン リバイバル」 と題して発行することとした。

カピタンからの紹介だけでなく、新しい話題も取り上げたいと考えているので、前述した話題の投稿を広くお待ちする。