木目1

大道棋類型辞典(40) 表紙に戻る
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40. 双玉角1 (6題) 辞=未収録

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最後の類型も筆者が最近創作したもの。 手はいろいろあるが、ちょっと広がっているので、実戦価値はどうか。

A 45角、54飛合、同角、53玉、73飛、63桂合
B 73金、53玉、35角、44歩合、同角、43玉、22角成、46飛
C 73金、53玉、75角、64飛打

LINE

大道棋は詰将棋の一種であるが、何より商売であり、お客が手を出さなければあがったりになる。 そのため、大道棋には、

  • 手を出したくなる初形
  • 簡単に詰みそうな誘い手
  • 間違い易い(詰めにくい)本手順

が求められる。

昔は各地で実際に出題されていたこともあり、大道棋の魅力に引き付けられた多くの詰棋人が、 あるいは大道棋屋さん自身が、次々新しい問題を生み出していった。

そうして考えられた数々の類型を紹介してきた。 ぜひ実際に詰めてみて、大道棋の魅力を味わっていただきたい。

各類型の誘い手と妙防を解説したが、これはまだ入り口にすぎない。 大道棋の奥義に迫りたい人は「名作三十局選」をどうぞ。

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