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詰将棋おもちゃ箱 − ドキドキストリートドキドキ展示室 No.118 鳥本敦史さん |
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棋譜ファイル(柿木将棋kif形式) |
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![]() ちょっと形は違うものの、前題と同じなし14類型です。
初手73角成、92玉(94玉は64飛まで)、81馬、同玉、86飛以下は捨駒入りのよい誘い手。
もちろん実際は94玉と逃げられて、あれっということになるわけです。 73角成、94玉、64飛、74金合、 74金合に対しては、83馬では85玉、74馬引、76玉と逃げられてだめなので同飛、85玉、84馬と進めます。 ここで、96玉・86玉・76玉と逃げ方が3通りあって、迷うとところ。 結論としては86玉と76玉は75馬以下25手以下で詰み、96玉は27手かかるので96玉が正解ですが、 86玉、76玉の変化は27手以上かかる別詰もあり、こちらの解答もありました(おもちゃ箱では変化別詰は正解扱いです)。 変化手順は棋譜ファイルをご参照ください。 同飛、85玉、84馬、96玉、 75飛、97玉と入玉されてダメそうですが、ここで96馬捨ての好手があり、同玉、95馬で手が続きます。
75飛、97玉、96馬、同玉、95馬、97玉、89桂、98玉、 なんとか77馬を実現して、きれいに収束。 作者「96馬と豪快に捨てるのが見所。」 集客度抜群のなし14類型。
75飛から入玉させるのはこの類型では初めての展開で、失敗かと思えるところに96馬!の強手が光るおもしろい問題でした。
84馬のとき、76玉、75飛以下18馬まで27手の変別解でした。
78飛のとき88銀合以下89金まで27手解。 合は非限定なのでこれも正解です。
84馬のとき、76玉、75馬以下85馬まで23手解。 96玉の方が長いので残念ながら不正解です。
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ドキドキ展示室No.118 解答:7名 正解6名(下記)
池田俊哉さん inokosatoshiさん S.Kimuraさん 金少桂さん 当選者は、展示室で発表しています。 |