木目1

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11月の問題(研究コース)
ドキドキ No.90 解答
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出題時のコメント:

研究コースは対戦はできないので、受方の手もちゃんと考えてね。
表紙にも使えそうな好形好手順。15手です。

LINE

今までなかったのが不思議なくらいのシンプルな好形問題。

対戦コースに習って94銀、同角、73飛行成・・・83角引、82飛成、94玉で上部脱出。
84銀から角を取るのも85から76に逃げられてだめみたい。
それじゃあ82銀。
92玉に、さあどうしよう。
71銀不成、72角、同飛成、93玉、82龍、94玉。 うう、76角が打てない。
それじゃ81銀不成と両王手。 あれ、同玉と取られちゃった。
71飛成、92玉、72飛成、同角、同龍、93玉。 捕まらないなあ。
91銀成・・・ 73銀成・・・ うーん。だめだあ。

対戦コースに書いてあった「上から打つか下から打つか」。 じつは、これが深謀遠慮の罠でした。 正解は、どっちからも打たない(^^;

初手を思いついても、そのあとが案外読みにくい。
角の短打から成捨に思いいたれば、気持ちのいい収束が待っています。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

涼秋さん:
4手目9二玉は割合早く詰められましたが8一玉に苦労,7二角を発見してほっとしました。 大駒は離して打ての常識が盲点ですね。
コマンさん:
この形での8二飛成は初めて見ました。7二角の短打がいいですね。
流さん:
変化紛れが思いのほか多くて、手数よりはるかに考えました。 本当に表紙になりそうな好形好手順。
谷口翔太さん+今川健一さん:
孫 初手は教えて貰う。4手目の92王も難しい。
爺 解けたと言うから、92王と逃げる。これで一勝。

4手目92玉は、83と、同桂、81角以下

岡村孝雄さん:
今度は下から打つのか、あるいは再度上からかと思ったら、 どちらからも打たないとは……(笑)。 それにしても惚れ惚れするような好形好手順。
鳥本敦史さん:
大道棋として見ると初手はびっくりする手。
普通の詰将棋でも好手順で綺麗にまとまってますね。
76の歩は初手82銀から進めて76角と打つ手を消してますね。
(最初そっちで考えていましたので)
神無七郎さん:
初手の英断が判れば後は最長手順探しですが、 8手目同玉が最善というのが少し意外で、その後のすっきりした収束はある意味大道棋らしからぬ綺麗さです。
坂田真保さん:
なぜか11手目▲7三飛成が見えずに苦労しました.
好形で、上部に逃がせない形で手は限られているので、客寄せ向きですね.

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