木目1

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10月の研究問題(肩ならしコース)
ドキドキ No.62 解答
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出題時のコメント:

今月は久しぶりに香歩問題を特集。 3局とも54飛型で、この活用がポイント。
本局、肩ならしとしてはちょっと手数が長いですが、がんばって。 23手

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54飛、65竜が目に付きます。 まずは、香歩問題の3つの手順を試してみましょう。

63桂、81玉、84香は、普通に83銀合で詰まなそう。 92歩のたたきが二歩でできないので、83歩合でも詰みません。

72歩、81玉、85香なら? 普通に84桂、83金の二段中合なら、取って87桂までで詰んでしまいます。 しかし、92歩ができない本局では84歩、83金の二段中合が効き、これで詰みません。

83桂、81玉、82歩、92玉、94香は、角角合は品切れでできないので、角桂合か角銀合。 65竜のため74角と打てないので上から押さえることはできませんが、54飛が活躍する展開になるので有望そう。 というわけで、この筋が正解でした。 92桂合では87桂まで21手で詰むので、92の合は銀合が正解です。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

こんさん:
86角で87桂が打てる事に気がつく。手順不明でも銀合を追いかけるのは必然。
涼秋さん:
角の2段合が出来れば逃れられるが売り切れ,銀合のあとはすんなり追いかけられました。

3枚目の角を合駒しても、銀合と同じ手順で詰みますね (^^)

神無七郎さん:
23手というヒントで確認するまで10手目は92桂合としていました。惰性ってこわい。

角角合ができないとき、普通は角桂合か飛香合。角銀合もはちょっと珍しいかも。

市原 誠さん:
中盤あたりが難所でしょうか? 中合で延命をはかるのは、詰将棋ならではという感じがします。 実戦では殆ど見たことがありません。

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