木目1

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7月の研究問題(力試しコース)
ドキドキ No.55 解答
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出題時のコメント:

No.55に合わせて55手 (^^; この問題がヒントになるかも

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元となった問題は、収束の乱れが大きく、気になっていました。 大道棋とはいえ、やはりすっきりした方が気持ちがよい、ということで改作したのが本局です。

84銀から角を取って68角と離して打つのが最初のポイント。 86歩の移動合に対し94飛から95飛。 これは取れないので76玉と逃げ出します。 竜でぐるっと回って、75飛には76歩中合と軽いジャブ。 更に進んで57角にも66歩中合といろいろ抵抗してきます。

40手目54玉で逃げ切られそうな雰囲気ですが、63飛成がとどめを指す好手。 45玉は43竜以下55手駒余りで、これも正解ですが、作意は気持ちよく同玉。 解答者も全員同玉としてくれました。 63同玉には65竜と回って、持駒の歩2枚を使ってきれいに収束します。

ところで、52歩を受方にすると、本局の手順では詰みません。 でも、別な55手の手順が成立するのです。 その手順を知りたい方は、今月の双子問題コレクションをごらんください。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

涼秋さん:
まぎれも少なく,中合も2回と軽い作品。 でも玉の動きは面白く,九筋から一筋まで追いかけられるのは流石大駒の威力。
神無七郎さん:
この形の銀問題を見せられると、あの看寿賞の作品を思い出してドキドキします。
ヒントの問題が参考になりましたが、55手詰の表示がないと正解に辿り着くのは難しいでしょうね。 (2箇所くらい変別に落ちそうなところがありました)
こんさん:
看寿賞の作品を知らないととんでもなく難しかったかもしれません。
このまとまりはとても大道棋とは思えません。
63飛成はとても気持ちいい一手でした。
坂田真保さん:
解けませんでした.難しいですね...
岡村孝雄さん:
大海に出たり中合(捨合)が飛んできたり、変化が随所にあって詰めづらかったです。

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