木目1

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6月の研究問題(肩ならしコース)
ドキドキ No.50 解答
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出題時のコメント:

研究問題もいつのまにか50題になりました。
今月は双玉問題を特集。 まずは軽く13手

LINE

この型の双玉問題は誘い手が多いのが特徴ですが、ほとんどの筋はすぐ切れるので、難問はあまりありません。 「奇策縦横」の形幅さんによると、形が広がっているので、手順はむしろ短手数の方が良いとか。

本局も、どうやってもすぐ詰みそうですが、
 93角成、81玉、73桂で角筋を消す手は、同銀、61飛成、同飛 でアリャ
 93桂成、81玉、91角成、71玉、82馬、62玉、63銀成、61玉、72馬
「さあ詰んだか」と思ったら95角「先にお命頂戴」。

正解は91角成から83桂の筋です。 81玉にあわてて93桂と行くのは65飛の利きでアウト。 落ち着いて82歩とすれば、あとは簡単でしょう。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

こんさん:
誘い手は多いがいずれもすぐに行き詰まる。
駒余りなこともあり、初心者向けではないような気がする。
神無七郎さん:
大道棋は駒が余るもの・・・とは言っても、飛車が余るとさすがに不安になる。
坂田真保さん:
特に難しくもなく,といったところでしょうか.
ただ,将棋部の友人に見せたところ,意外と悩んでいました.
涼秋さん:
初手が色々あり3題中最も大道棋らしい感じですね。
7三桂不成の筋にはまり,9一角成に着手するまで時間が掛かりました。
市原 誠さん:
あれ〜?、駒が余ってしまった。なんか玉方の妙手を見落としてるのでしょうか?

大道棋では、詰め上がりに持駒が余ることがよくあります。
大道棋屋さんとお客さんの「勝負」ですから、とにかく詰めば勝ち。
より実戦的な詰将棋といえるかもしれません。

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