出題時のコメント：

ちょっと抵抗して３３手。 すぐ解けた実力者の方は、
７７歩がなかったらどうなるか、考えてみてください

前局と同じ順で入り、９手目から８３銀成−８１馬−８３竜と馬を入手します。

８３竜に飛金以外の合は６３角で簡単。 金合も７２銀から８２竜で簡単なので、正解は飛合。
飛合の場合はちょっとやっかいですが、６３角から８２竜と切って７２飛と据えれば、７７歩が効いてきて捕まります。

盤面で７７歩がなかったら、この手順は詰みません。 このときどうなる？　の解答は 双子問題コレクション（２３） をどうぞ。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

神無七郎さん：

これも４手目83銀の変化が見えなくて悩みました。 82龍と入ればいいのか！
33手詰というヒントがあったので、作意は比較的早く分かったのですが、 そうでなければもっと悩んでいたかもしれません。
77歩がない場合は45角に54桂合という「例の筋」が出てくるんですね。
でもこれを出題されたら、収束が汚いので解答する気が萎えそう。

４手目８３銀引は、８２竜、９４玉、８５馬、同玉、８３竜以下
７７歩なしの問題は遠角が面白いんですが、手順の乱れが大きいので双子問題に回しました。

もずさん：

実戦コースと同じ筋だったのが意外でした(^^;。
しかし、▲８三龍 であっさり詰んだかと思いきや 飛車合でまだまだ手数がかかったのには驚きました。

岡村孝雄さん：

73飛行成 83銀引に82龍以下が見えず、「前の問題と同じ筋ではないだろう」 などと考えてたのですが（苦笑）。

ウラをかいたつもりで同じ筋というのもたまには良いかと (^^;