木目1

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ドキドキ No.26 表紙に戻る
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出題時のコメント:

今度は桂打ちが2箇所。 右から打つか、左から打つか。

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桂問題は大道棋では珍しく、この類型も数局しかありません。

63桂(83桂)から銀を入手するのは75飛で飛車が利いてきて見込み無し。 そこで、63桂から62金と角を入手して84角と攻めます。 73に捨合するしかありませんが、73歩合では同角成、71玉に72歩。 桂合でも83桂で詰み。 マイッタかと思いきや、73角合がありました。

73同角成、71玉で馬をどこに動かすか。 62馬、同玉では千日手。 63馬と銀を取るのは、やはり75飛で飛車が利いてきます。 そこで、95馬と要の飛車を抜いてしまうと、74桂と移動合で抵抗。 ここで61金から51飛の打換えが好手で、最後は角を捨てて収束します。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

坂田真保さん:
入り口は1つですし,少し紛れ不足のような気がします.
この類型は発展させるのは難しいでしょうね.

この類型の問題はすべて角をとる筋。 それ以外の筋で展開できたらおもしろいのですが。

神無七郎さん:
8手目までは一本道ですが、10手目からは厄介で、結局盤駒のお世話になりました。
74桂を取らずに61金と寄るのは少しいい感じ。
H.M.さん:
(A) 13手目41飛でも以下作意順が成立します。
(B) 21手目86香、同桂、73香成以下の余詰もあるようです。

今度は桂問題でしたか。私の直観も錆び付きました。(笑)
前局、63歩は、さりげなく置いてありますが、これがないと作意順が変わるんですよね。

そして本局20手目、最終手を82龍の限定打にするため82香としたんですが、これだと84馬、同香、同龍以下の余詰も出ます。 やはり82歩合が最善かもしれません。

大道棋なので、非限定や収束の余詰はあまり問題にされません。
とはいえ、解答を募集しているので、初形がさほど崩れなければ手順をきれいにするよう心がけています。 63歩はその意味の配置で、実際に大道で出題するときはない方が良いかもしれません。

こんさんさん:
派手な応酬だが、見方を変えれば必然。
加登屋さん:
忘れてた!
という訳で22時5分前から解きました。
今週はさすがにOUTでしょう!!
9手目62馬の筋も詰みそう?

22時00分ちょうどでギリギリセーフでした。
9手目62馬は千日手ですね。

木目1