対子図式でそれぞれの駒が直線上に並んでいるおもしろい形。
63歩1枚では82銀以下では詰みそうにないので84銀から角を入手してみます。
85玉に84飛を見て83銀成の方が良さそうに見えますが、正解は83銀生。
そのココロは、74角、同角、同銀生と、もう1枚の角をはがすため。
最後は入玉させての収束で、ちょっと抵抗感があったかもしれません。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 神無七郎さん:
- 初めのうちは4手目85玉で読みを打ち切っていたのですが、
これが84飛、同玉、93角で詰むことが分かって筋に入ったと思いました。
ここから読みがいい加減になることが最近多かったのですが(前回もそう)、
今回は慎重に8手目85桂合の変化を潰しました。
77香が微妙に邪魔な位置にいるのが面白かったです。
84飛から93角はカッコイイですが、93角は単に73飛成でもOKです。
- 坂田真保さん:
- 難しいですね.
まだ読みきれてはいないのですが,時間がないので,今回はカンです.
△8五桂合は同手数??
桂合でも53角以下同手数なので、どちらも正解です。
桂合だと持駒がたくさん余るので、歩合を本手順としました。
- H.M.さん:
- 直観的に83角は質駒だと分かったんですが、
どうにも63歩が気になって82銀で絡ませようと無理筋を読んでしまいました。
私はどっちかと言うと直観指しなんですが、難しい手順が見えかと思えば、素直な筋を見逃したりします。
ところで、次は82銀でしょうか。(裏を掻かれたりして)(笑)
63歩はきれいに詰ますための駒。なくても詰みます。
裏をかいて?次は桂問題です (^^)
- 加登屋さん:
- むむむ、詰まない。
よく見る収束にあてはまるように、玉を追ってこじつけてしまっているかも?
創作モード驀進中の僕の頭の中では、合駒も勝手読みしてそうで怖いです。
正解です。詰んでないのは桂合の変化かな?
- こんさんさん:
- 今回の方が前回より簡単でした。
84銀から角を取るのは第一感ですから。
打診中合の定義を某MLで結論づけようとしましたが、あきらめました。
手筋の厳密な定義は考えれば考えるほどわからなくなります。
ところで、TETSUさんは某ML(詰工房内のメーリングリスト)に加入されているのでしょうか。
一応MLはROMしてますが、最近はちょっとにぎやかすぎますね。
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