木目1

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ドキドキ No.24 表紙に戻る
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出題時のコメント:

難しい問題が続いたので、月初めのサービス問題です。
十数手。 初めての方もお気軽にどうぞ。

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誘い手の多い類型。

A 94銀、同角、73飛行成、83合、82飛成 −− 83合のところ83角右引で逃れ
B 84銀、94玉、83銀成(生) −− 大駒3枚になりますが、つかまりません
C 82銀、92玉、71銀生、72角、同飛成、93玉、82龍、94玉 −− もうちょっとなんだけど
D 82銀、92玉、94飛、同角、71銀生 −− やっぱり72角でアウト

サービス問題といっても、簡単にはいきません。 正解は初手82飛成!

73銀成から角を取ってしまおうという手で、いわれてみればいかにもですが、コロンブスの卵。 誘い手の迷路から探し出すのは、ちょっとむずかしかったかも。

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

神無七郎さん:
前回の問題には参りました。 一応は考えたんですが、苦労して詰めた順が二歩で不詰と分かって力尽きました。

今回は初手にちょっと迷ったくらいで、あとは楽々。
ただ、4手目は92玉でも17手詰のようですね。
両方とも駒余りなのでどちらを解答すべきか迷いました。

4手目92玉は15手のはずですが。 ご確認ください。

こんさんさん:
初手84銀として泥沼。

前回のNo23の変化中の28香ですが、こういった意味づけの香限定打を初めてみました。 29香と一路遠い位置だと逆に取られてしまうわけですから。
今までに作例はあったのでしょうか。 ないとしたら、これを作意に一局創作してください。 よろしくお願いします。

No.23の28香は偶然はいった限定打ですが、意味付けは珍しいですね。
構想作が得意な方、この筋で創作してみませんか。

坂田真保さん:
どうもお久しぶりです.
なかなか筋が見えず苦労しました.
ところで,これは実戦なら,短くても▲7一飛不成が入るので,4手目△9二玉と逃げるのでしょうか?

お久しぶりです。
4手目91玉だと、そのあと一本道なので、実戦では92玉と逃げるでしょうね。
こちらを本手順とした方がいいかもしれません。

加登屋さん:
頭の中が創作モード突入中なので、全く解けません。
その証拠に、詰んだと思ったら74の飛を取られて滝汗状態に何度も陥りました。

なるほど。 両方する人でも、解答モードと創作モードと切り替わるんですね。

H.M.さん:
14手目、9一玉、8一成銀、同玉、7一飛成も面白いかな と思ったんですが、9一玉には9四飛の一発なのでやめました。

ここまでくれば、どう逃げても間違いようがないですね。

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