あとから解いて見たい人のために、「棋譜表示」ボタンをクリックして解答を表示するようにしてみました。
さて、本局も前局と同様、角打の誘い手がたくさんあります。
A 43角、55玉、56金まで? --- 43角は同飛で、ハイおしまい
B 83角、55玉、56金まで? --- 83角に74歩の捨合で、
同角成、54玉、75馬、43玉、34銀、32玉、82飛成、21玉。 もうちょっとなんだけどね
C 87角、76歩合、56金まで? --- 大サービス、76銀上と銀をあげちゃいましょう。
D 38角、47香合、56金、76玉、49角、同香成、67角、77玉、78飛まで?
これは困ったね。 38角に56歩合でも同金で簡単だし。 試しに47銀合と受けてみますか。
オッ、こんな受けがあるのか。 56金だと同銀か。 うーん。
でも、同角、同飛成、56銀、同龍、同金 と飛車を取ってしまえば同じだ!
さーどうなるでしょうか。
正解はDの38角。
しかし、47銀合、同角に更に56歩合とする妙防があり、簡単にはいきません。
大駒3枚に銀まであり、詰方は強力ですが、なぜかスルスルとかわされて・・・
なんと43手もかかるとは
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 神無七郎さん:
- 16手目〜18手目の合駒の読み切りがかなりキツイ作品。
これが本当に大道で出題されていたら、ちょっと手を出せない感じです。
39手目は85銀以下もありますが、これは大道棋だから黙認。
普通の詰将棋もこのくらいおおらかだったら作家も楽なのに。
- 小形さん:
- 以下の回答で良いか不明ですが一応詰んだので。
3八角 4七銀合 同角 5六桂合 同金 7六玉 6七角・・・37手詰
桂合いが正しいか不安です。
小形さん、解答ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
おしい! 正解筋ですが、56歩合だと43手かかるので、歩合が正解でした。
また、56桂合だと54銀以下でも早く詰みます。
双子問題コレクション No.13 をご参照ください。
- ミーナさん:
- 前回追い出して詰まなかったので、引っ張り込むしかないだろうと思ったのですが、
飛車は取れるものの生駒ばかりでホントに考えにくい。
78歩合では銀合が難しく、短いとは思うのですがむしろこちらが本手ですかねえ。
月末が思いやられます。
最初は78銀合が作意だったのですが、いろいろな詰め方があり、混乱させそうなので、
歩合順を延ばしてこちらを作意にしました。
大道で出題したとしたら、78銀合と受けるかもしれませんね。
- H.M.さん:
- こんにちは。 初めまして。
詰パラからリンクをたどってきました。
H.M.ともうします。
つきましては、研究問題No22を解いてみましたので解答をお送りします。
正解かどうか分かりませんけど。
結局7四銀の発見次第で手数が決まるようですね。
H.M.さん、はじめまして。
本局を解けるとは、かなりの実力者とみました。
これからもよろしくお願いします。
78銀合での55手解。
78銀合は最短39手で詰む(分岐棋譜で示しました)ので、この55手解はいわゆる変化別詰になります。
この55手順を読んでいれば、当然78歩合の43手も読んでいると考えられるので、正解扱いとしました。
- こんさんさん:
- 16手目78銀合かと思いましたが、難しいがいろいろな詰みがあるので
(といっても41手かかりますが。) こちらを解答します。
前回は初手角打ちの紛れを全く考えなかったので解説を見て少し驚きました。
みなさん、78の合駒で悩ませてしまったようですみません。
乱れは大きくても、双子問題コレクション No.13 のまま出題した方が良かったかな。
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