角を打つ誘い手がたくさんあって迷います。
A 33角、45玉、46金まで?
B 73角、45玉、46金まで?
C 77角、66歩合、46金まで?
D 28角、37香合、46金、66玉、39角、同香成、57角、67玉、68飛まで?
しかし、この手順は実は全部詰みません。
どうすれば逃れるのか、考えて見てください。
正解は、46金! 66玉、93角と3手目に角を打つ順でした。
75歩の捨合で入玉されてしまいますが、銀の質駒があるので、何とかつかまります。
「さあ、どうぞ」と角を渡されて、つい初手に打った人は大変。
すぐに本手順に入った人には、あまり難しくなかったと思います。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 神無七郎さん:
- 初手28角の紛れを思いっきり読まされたので、
初手46金を発見したときには「そんな殺生な」(なぜか関西弁)と思ってしまいました。
ただ、46金を発見した後も、左隅に潜り込まれて一見詰まないように思えるところもあり、結構手ごたえがありました。
- ミーナさん:
- 四方から角を打ってみて、28角と確信。
37銀合を発見したのはいいが、右上に追ってもどうにも届かず、泥沼でした。
作意は軽快ですっきりしました。
8手目67玉は56馬以下別詰があるので、76歩合としましたがどちらでもいい?
8手目67玉も同手数なので正解ですが、76馬・56馬二通りの詰が生じるので、76歩合を本手順としています。
- こんさんさん:
- 58歩は余詰め防止の配置のようですね。
普通詰将棋ぽいので駒余りには抵抗が有りました。
58歩は、Dの誘い手のため。
普通の詰将棋では不要駒ですが、大道棋では重要な駒です。
- 加登屋さん:
- 中段玉から下段に追い詰める作品は好きですが、
もし実際に大道棋でこれを出題されたら多分手は出さないでしょう。
序と9手目に、たっぷり時間を費やされました。
- taichiさん:
- 簡単に詰みそうでなかなか詰まなかった。
詰んだと思ったら、△7六歩があった。
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