記録展示室も投稿の多い人気コーナー。 ちょっと頑張れば更新できそうな記録もあるので、作家の方はいろいろ挑戦してみてください。
「双方連続・・・」の・・・は何でしょうか。 初形をじっと眺めるとなんとなく見えてきます。 75馬を動かす空き王手に95馬と飛を取る手順が浮かべば、もうわかりましたね。
そう、・・・は馬です。 これまでの連続馬の記録は岩田俊二さんの8回。
本作はそれを更新する連続馬9回の記録作です。
連続馬の記録と思って盤面を見ると、95飛、59香、15飛が55玉を狙っていることがわかります。
ということは57馬、35馬と空き王手を続ければ、受方も95馬、59馬、15馬と根元の駒を抜いていけば馬の手が続きそうですね。
57馬、95馬、35馬、59馬、
変化はいろいろありますが、いずれも短手数で詰み。
気になる方は棋譜ファイルでご確認ください。
ここまでで4回。
次はどこに馬を動かすか。
馬の手を続けることを考えると、13馬、22馬と香金を奪って王手する順が見えてきます。
これなら受方も15馬から33馬の移動合で馬の手を続けられますね。
13馬、15馬、22馬、33馬、同馬、同銀、
33馬の移動合を同馬と取れば連続馬9回で記録更新。
あとは46金から45香と押さえて、取った駒を使って収束します。
46金、44玉、45香、53玉、42角、同銀、52と、同玉、
42香成、61玉、52銀、71玉、72歩、同玉、63銀引成(不成も可)、
71玉、72歩、61玉、52成香 まで29手
作者「双方連続馬9回が狙いです。
岩田俊二氏作の手順に馬の移動合を追加し、1回分増やすことができました。」
香や飛を使った馬の空き王手を使う機構は、方向は違いますが構造は岩田作と同様。
最後に馬の移動合を組み込むことにより1回更新に成功しました。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 吉田京平さん:
- 自作の連続龍7回で移動合を入れるアイデアを思いついたとき、同様のアイデアで連続馬9回が理論上可能であることは知っていましたが、攻方馬と受方玉が近すぎて詰みすぎるため実現困難と思い断念していました。
それを実現した本作は素晴らしいです。
- 松崎一郎さん:
- 双方連続馬9回。
- 蛇塚の坂本さん:
- 手の流れから2二馬には3三馬が唯一の受けだと思うし後の香の2段ロケット威力爆発面白い。
- Estalightさん:
- 双方連続馬着手回数(9回)の記録作ですね
- 山下誠さん:
- 馬の足は速いことを実感させる導入部。
- ootanowatasi67さん:
- 双方連続の馬の応手見事。
- おかもとさん:
- 馬の手が連続9回。
開き王手の他に馬の移動合を入れたのが工夫か。
- 池田俊哉さん:
- 双方馬着手の最長手数。岩田氏の記録の最後の同馬を移動合として1手更新している
手順の構成上取った駒の処理が必要だがうまくまとめている
- 占魚亭さん:
- 双方連続馬着手9回。
これが最大値なのかな?
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