32成香、23玉、24飛、13玉、12銀成、同玉、21飛成、13玉、
24龍、12玉、14龍、13角打、24桂、11玉、21成香、同玉、
23龍、22角行、32桂成、11玉、22成桂、同角、12歩、21玉、
32角、31玉、41角成、同玉、43龍、42歩合、52金、31玉、
42金、21玉、32金、12玉、22金、同玉、44角、12玉、
32龍、13玉、22龍、14玉、15歩、同玉、33角成、16玉、
34馬、17玉、35馬、18玉、36馬、19玉、37馬、18玉、
28馬(27龍、28龍) まで57手
【解説:こんさん】
7色煙の最長手数更新作です。
手順は特に難しい所はありません。
誤解することもないでしょう。
13角合いもすぐに判別できます。
解答は全員正解でしたし、簡単に解けたようです。
本作で唯一自慢できる点は馬鋸などの繰り返し手順を含まずに7種の駒で実現できたことです。
一式図式で50手を超えることはなかなか大変な事です。
最長手数にするため、42成香の配置にしましたが、その配置に必然性は全くありません。
もし、生香配置で代替できるのでしたら、ご連絡ください。
本作が記録の限界とは思えません。 まだまだ手数は伸びていくでしょう。
新たな記録更新作の発表を期待します。
【短評】
- 嵐田保夫さん:
- 初形からはちょっと想像つかない詰場所への見事な展開。
- 中澤照夫さん:
- 7色煙の長手数記録でしょうか。
程よい合駒読みが心地よいです。
収束追い手順となりますが、長手数記録が目的でしょうから、これは賢明です。
- onakaponさん:
- これは何とか脳内盤で解けました。
(正解かどうかはわかりませんが) 途中まで読んでて面白かったのですが収束が。。。
この収束なら、手数が伸びると思っていましたが、
記録更新作になったのは作者としても意外でした。
- たくぼんさん:
- 七色で57手とはびっくり!
杏の必然性がないのは気にしない気にしない
- 隅の老人Bさん:
- 拘るのも趣味。と金だって、立派な作品。
こんなに長手数とは!、思いもよらず、です。
近藤教授の復活、万歳。嬉しいですね。
- 凡骨生さん:
- 42成香が少し苦しいが上手く繋いでゆく七色煙。
- 広瀬稔さん:
- 予想外の詰め位置
- 魚熊さん:
- 57には手もつかないのに、こちらはほぼ絶対の初手に始まり、
合駒の変化読み以外は難しいところもなく簡単に解けてしまいました。
- ごぶりんさん:
- 復活がなんとも嬉しい近藤さんの作品。
解きやすく格調高く、この作品に答えたく解答を送りました
(といいつつ5番はすでにギブアップですが…)。
条件作のクオリティの高さは持ち駒一揃え作を思い出させました。
この作品は最初から一式図式を目指したのか、他の素材を逆算したのでしょうか?
ともあれ今後のご活躍を心待ちにしております。
収束素材の一つです。記録更新に拘らなければ、下図あたりが妥当でしょうか。

23香不成、11玉、14龍以下
- 長谷繁蔵さん:
- 43成香からと思った。意外な展開。
22玉で32香成からは13玉で駄目なんですネ。
初手43成香がOKなら、普通に45香の配置にしますね。
- taka-oさん:
- 成香配置は惜しいが、七色煙の最長手数を更新。
角合・角移動合は、ありそうで無かった合駒形?
43金で煙の収束と結び付けたことと言い、作者の感覚に驚く。
22角行以降は私の中では煙収束パターンの一つなのですが…
作品は忘れましたが、実戦型の作品にこの収束をみた記憶があります。
TETSU注:
実戦型ではありませんが、次の作品でしょうか。
・六峯昇歩 近代将棋1952年11月
24龍32銀35飛|12玉13角22歩43金|なし
52金以下の手順は数局あり、最初は山田修司さん? (玉探しとして出題)
・山田修司 旧パラ1952年2月
ー|21玉83歩|飛角金金
馬追い自体は将棋智実55番が元祖(くるくるNo.41参照)
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