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詰将棋全国大会ブログを立ち上げたため、また忙しくなり、しばらく空いてしまいました。 7月16日に横浜で開催された全国大会は大盛況でした。参加された皆さんありがとうございました。駒谷さんをはじめ詰工房のスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。 ブログでは大会の模様を実況中継しましたが、おかげ様で大会当日九百、翌日二千と多くのアクセスがありました。大会後も大会レポート、大会アルバムを掲載しています。また、大会で盛り上がったミニ解答選手権もウェブ上で挑戦できます。是非、詰将棋全国大会ブログでお楽しみください。 http://toybox.tea-nifty.com/taikai/ 4年前の詰将棋四百年記念全国大会では、四百年間の作品を対象に記録大賞を授賞しました。その後も続々と記録は更新されています。 おもちゃ箱では記録作品を出題する記録展示室を設けています。今回は、ここで出題された最近の記録作品を紹介しましょう。 |
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◇鶯図式 119手 猫田やどかり おもちゃ箱 2005年4月 使用駒桂香歩の「鶯図式」のこれまでの長手数記録は、服部秋生さんの「砂丘」81手。この条件での長手数はかなり作りにくく、1957年の発表以来50年近く記録を維持してきた。 本局は、と金の上下追いと、桂を絡ませた車井戸風の手順により、119手と大幅な記録更新に成功した。 護堂浩之 後半、桂が絡みだしてから、変化が生じて、訳が分からなくなってきた。 桂2枚で折り返し、8筋で2往復半させた点は見事。 注)現在は、金少桂 131手 が記録。 |
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◇全手順合駒3手 やっくん おもちゃ箱 2005年11月 わずか3手の超短編ながら、全手順合駒の長手数記録作品。全手順王手の記録と思われた方もあったが、こちらは金子清志さんの15手がある。 本局は九州Gの課題「3種合以上」に対して創作された作品で、3種合の短手数記録作品にもなっている。ちょっと前衛的すぎて?九州Gでは採用されず、記録展示室で出題。 さりげなく、貧乏図式でかつ対子図式になっていたりするのは、作者の遊びごころ。 |
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◇金銀桂煙 37手 猫田いわし おもちゃ箱 2006年4月 史上初の金銀桂煙。掲示板で話題になったのを見て創作されたもの。 「非限定の増加を気にしなければ手数が伸びそう」とのことで、短手数記録として登録した。 注)現在は、ドうえもん、本間晨一合作 31手 が記録。 |
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◇全着手桂 29手 鈴木康夫 おもちゃ箱 2006年7月 猫田いわしさんの究極の四桂詰が長手数の限界と思われていたが、3枚1枚に分けるアイデアで2手更新! 注)2007年9月に作者が形を改良している。左図はその改良図。 注)現在は、金少桂 31手 が記録。 |
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