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駒数の記録、2回目は、前回予告の盤面駒数増加の記録作から。 | |
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◇盤面駒数増加 20枚 おかもと おもちゃ箱 2001年9月 本連載の第11回で「並べ詰」(全着手駒打ち、捨て駒なし)の長手数記録として紹介した作品。 20枚連打で、あっという間に詰上り全駒に。 注)現在では、金少桂 21枚 が記録。 |
続いて、盤面駒数最少・最多記録。 最少は無条件なら裸玉ですが、持駒を指定するとどうなるか。 | |
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◇持駒歩18・盤面駒数最少 4枚 墨江酔人 近代将棋 1988年9月 墨江酔人こと七條兼三さんの作品。 この初形で詰将棋として成立しているのが不思議なくらいシンプルで、収束もぴったり決まる。 |
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◇持駒金4銀4・盤面駒数最少 2枚 仁野洋介 詰パラ 1972年11月 双裸玉の持駒金銀図式。手順は簡明であるが、こういう図はコロンブスの卵、思いつくかどうかが勝負。 |
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◇持駒七色・盤面駒数最少 2枚 近藤真一 詰めマガVol.13 2002年9月 前半は裸玉で習いある手筋だが、合駒は当然限定されている。 後半、角捨てを織り込んで、七色の持駒をきれいに使い切った。 |
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◇市松煙詰・盤面駒数最多 23枚 伊藤正 近代将棋 1981年11月 全駒40枚の市松煙は夢のまた夢。 その夢に最も近づいた作品が本局である。 |
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◇無仕掛煙詰・盤面駒数最多 4枚 こんさん 詰将棋マニアックス 2001年5月 看寿の裸玉を元に巧みに煙にしたてた。 4枚で煙詰?というなかれ。 無仕掛煙はそれほどの難条件なのだ。 我と思わん者は挑戦されたし。 |
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