次ヘ
次ヘ

詰将棋おもちゃ箱詰将棋美術館
アート展示室 No.109 大西智之さん

詰将棋美術館
詰将棋美術館

棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)

出題時のコメント:
変同・非限定あり 10手以下

アート展示室No.109 大西智之

角一色図式+桂一色持駒。 アート展示室No.112の飛一色図式+桂一色持駒とあわせての投稿でした。 いずれの組み合わせも、これまでになく、今回の作品が1号局です。

本作は玉が狭く、桂を打っていけば自然に捕まるので簡単。 同手数の順がいろいろありますが、どれでも正解です。

初手は25桂。 22玉では33角成があるので12玉と逃げて、24桂と追撃します。 11玉でも22玉でも残りの桂を2枚打って詰みます。 作意順は

  25桂、12玉、24桂、22玉、34桂、31玉、23桂 まで7手

最終手43桂でもOKです。 6手目11玉だと23桂に限定されますが、12桂成や21角成の最終手余詰があるので、31玉の方を作意にしたものと思います。
4手目11玉、23桂、22玉、14(34)桂も同手数で、こちらも正解です。

無防備角一色図式+桂一色持駒から桂4枚打つ四桂詰で、詰上りは角桂二色詰。

作者 「角一色図式桂一色持駒。 四桂連打での収束となる平易な条件作。 チェスを久方振りに嗜んでいる折、インスピレーションを得てこの図式を思いつきました。 初心者向け。」

それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。

市原誠さん:
四桂の強さを思い知りました!
蛇塚の坂本さん:
矢張合駒の効かない桂の強み感じる。
山下誠さん:
桂打のみ4回は四桂詰の印象。
小山邦明さん:
「3桂」より一つ多い「4桂」あれば詰みますね。
中村丈志さん:
2一角成と捨てる手が入ることを予想したが・・。
占魚亭さん:
桂4連打。 初形・手順ともにシンプル。
おかもとさん:
作意は、No.112に合わせて、雪隠詰にするのかな。
ootanowatasiさん:
よくぞこの形の発見。
S.Kimuraさん:
32の角に紐を付けられれば一安心.
池田俊哉さん:
角を使わせないように逃げる玉。 変同は4手目11玉等だが、22-11と玉が逃げれば非限定はないのかな
松崎一郎さん:
頭の丸い駒(角と桂)だけを使った詰将棋は初めて見ました。他にありますか。

角一色図式+桂一色持駒は初めてですが、使用駒角桂6枚の作品はたくさんあります。


アート展示室No.109 解答:12名 全員正解

  池田俊哉さん  市原誠さん  S.Kimuraさん  ootanowatasiさん
  おかもとさん  川石隆志さん  小山邦明さん  占魚亭さん
  中村丈志さん  蛇塚の坂本さん  松崎一郎さん  山下誠さん

当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。