■ 開発日記 巻之八拾壱


OSTRA / Takeshi Yoneki


 三菱鉛筆のPURE MALTにぺんてるのRollyの芯を入れて使っている。しかしWebで調べるとそのPURE MALTはもう廃番のようで、ラインナップにない。三菱鉛筆のPOWER TANKの芯を入れてるPURE MALTはまだラインナップにある。Rollyが廃番というような話も出てきて、ぺんてるのサイトを見ると確かに今売ってる製品にRollyはない。


2024.11.06


 昼飯食って帰ると留守番電話が入っていた。自動音声ガイダンスなのだが途中からの音声しか入っておらず、未納がどうしたとか解約がどうしたとか意味不明。ググッてみるとどうやら詐欺電話のようだ。多分仕掛けが雑で、こちらの留守電音声を聞いちゃいないので途中からの音声になっているのだろう。本当は総務省とかNTTナニガシなど騙るんだろうな。


2024.11.08


カズオ (PSP)

 極11が解けずに3日目に入った。カズオのどこが出来が悪いって、面を始めたら保存してゲームを終了するということができないこと。携帯ゲーム機の特性を全く考慮してない頭の悪い設計。バッテリに悪いのでスリープでなく終了させたいのだが終了させられない。

 ともかく特定の局面で詰まってるので、PCのPSPエミュレータで極11を同じ局面まで進めてスクリーンショットを撮り、電子書籍でそれを見て考える。携帯ゲーム機PS Vitaは電源を切る。

 複数解パターンを利用したUnique Rectangleという解法(https://www20.big.or.jp/~morm-e/puzzle/techniques/number_place/unique_rectangle/)でようやく突破口が判明し、あとはすんなり解けた。

 スクリーンショットを印刷し、ママに渡したら別の方法で解いた。三国同盟と名付けられている(https://www20.big.or.jp/~morm-e/puzzle/techniques/number_place/locked_set/)。


2024.11.09


Go言語でのWebP対応は

golang.org/x/image/webp

という割と標準に近いところのライブラリがあるが、JPEGなどに変換するとグレーっぽくなる。いつか直るかもしれないが、それは今ではない。

https://qiita.com/sys_cat/items/4b3c6ab7e73e0a1260bb を読むと github.com/harukasan/go-libwebp/webp などlibwebpを使ったライブラリを使うことになる。

どう使うのかさっぱりわからなかったのだが、cgoという仕組みを使うようだ。cgoは新たにインストールするツールではなく、Goの記法で、コメントでCコンパイラへの命令が書ける。そんなわけでCコンパイラがパスを通ってないといけない。

VS2015のcl.exeにパスを通して

C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\VC\bin

CC=cl.exe

などとしてみたが、

cl : コマンド ライン error D8021 : 数値型引数 '/Werror' は無効です。

と、エラーになった。知らないパラメタがあるようで、おそらくgccでないとダメ。

https://scrapbox.io/mushus/Windows%E3%81%AEGolang%E3%81%A7cgo を参考にmsys2をインストール。以下の例ではC:\developer\msys64にインストール。

$ pacman -Syuu
$ pacman -S base-devel
$ pacman -S mingw-w64-x86_64-toolchain

C:\developer\msys64\mingw64\bin を PATH に追加する

インクルードの指定やライブラリの指定は環境変数で頑張る。いやもう、なんというか、Cコンパイラ利用に環境変数を駆使するとか忘れてた。

libwebp-1.4.0-windows-x64.zip を使ったら。VC専用のナニかがなくてリンクエラー。

C:/developer/msys64/mingw64/bin/../lib/gcc/x86_64-w64-mingw32/14.2.0/../../../../x86_64-w64-mingw32/bin/ld.exe: C:/developer/libwebp-1.4.0-windows-x64/lib/../lib/libwebp.lib(../output/release-static/x64/obj/enc/vp8l_enc.obj):(.text$mn+0x16): undefined reference to `__security_cookie'

libwebp-1.4.0-windows-x64-no-wic.zip を使う。no-wicが何を意味するか今のところ見つけてない。

github.com/harukasan/go-libwebp/webp だと、普通にリンクエラー。

C:/developer/msys64/mingw64/bin/../lib/gcc/x86_64-w64-mingw32/14.2.0/../../../../x86_64-w64-mingw32/bin/ld.exe: C:/developer/libwebp-1.4.0-windows-x64-no-wic/lib/../lib/libwebp.a(libwebpencode_la-picture_csp_enc.o):(.text+0x7d6): undefined reference to `SharpYuvInit'

github.com/harukasan/go-libwebp/webp は放置されて久しいようだ。

github.com/pixiv/go-libwebp/webp は現状のlibwebp-1.4.0に追随しているようで、ビルドが通った。

Goの標準ライブラリでの検索(https://pkg.go.dev/std)で「webp」を探すと、放置されてるくせに比較的上位にgithub.com/harukasan/go-libwebp/webpが来るのは、「golang webp」でググるとトップに来るページ https://qiita.com/sys_cat/items/4b3c6ab7e73e0a1260bb で紹介されているからだろうか。

VSCodeの launch.json の例

{
    "version": "0.2.0",
    "configurations": [
        {
            "name": "Launch file",
            "type": "go",
            "request": "launch",
            "mode": "debug",
            "program": "${file}",
            "env": {
                "PATH":"C:\\developer\\msys64\\mingw64\\bin;C:\\developer\\Go\\bin;",
                "CPATH":"C:\\developer\\libwebp-1.4.0-windows-x64-no-wic\\include",
                "LIBRARY_PATH":"C:\\developer\\libwebp-1.4.0-windows-x64-no-wic\\lib"
            },
            "args": ["image.webp"]
        },
    ]
}

2024.11.18


.NetでのWebP対応は「ImageFormat.Webp プロパティ」(https://learn.microsoft.com/ja-jp/dotnet/api/system.drawing.imaging.imageformat.webp?view=windowsdesktop-7.0)なんてのがあるのだから、最新の.Netを使う必要はあるのかもしれないが、普通に対応済みなのかと思って調べた。調べたら普通に未対応のようだ。対応する意思があるのかすら不明。

https://qiita.com/visyeii/items/9320b0d08e6b132c6541 は「.net webp」でググるとトップに出るページで、ImageProcessor というパッケージをNuGetでインストールすると使えるようだ。ImageProcessor を入れてみた。どうもwebpってのが見つからない。ページの画像をよく見ると ImageProcessor.Plugins.WebP も必要のようだ。文字で書けよと思いつつ、NuGetで探すがない。ググッて見つけた https://jimbobsquarepants.github.io/ImageProcessor/imageprocessor/plugins/webp/ から飛んだ先 https://www.nuget.org/packages/ImageProcessor.Plugins.WebP/ を見ると「The owner has unlisted this package. This could mean that the package is deprecated, has security vulnerabilities or shouldn't be used anymore.」だそうで。ImageProcessorのWebP対応はなくなっていた。

検索して WebP-wrapper (https://github.com/JosePineiro/WebP-wrapper) というプロダクトを発見。libwebpを使うが、libwebpから作ったらしい.dllのバイナリが公開されており、それとC#を結びつけるソースがあって、それを自プロダクトに組み入れるだけ。一部VS2015のC#では通らない文法があったが、そこを修正して、使わないForm関連のコードを消して無事使えるようになった。


2024.11.19


注:

未対応なのはSystem.Drawing.BitmapでのWebPの扱いで、System.Windows.Media.Imaging.BitmapImageではStreamSourceにWebPファイルをストリームにしたものを指定して読む込める。.Netのどのバージョンから可能かは未確認。System.Drawing.BitmapはGDI+の薄いラッパーなので、今後WebPに対応することは見込めない。

しかし画像の拡大縮小など加工に便利な機能はSystem.Drawing.BitmapにあるのでSystem.Windows.Media.Imaging.BitmapImageからSystem.Drawing.Bitmapに変換する方法が必要となる。加工向けのライブラリとしてSkiaSharpなど別の方法もあるが、System.Drawing.Bitmapを前提に書かれたコードを一旦全部捨てるという意味になり、明白に別の話。

System.Windows.Media.Imaging.BmpBitmapEncoderなどエンコーダーを経由してBMPファイルなどSystem.Drawing.Bitmapで読める形式のファイルにセーブし、System.Drawing.Bitmapで読み込むことで変換できる。

ともかくlibwebpのdllなしで扱うことは可能。スピードはlibwebpのdllの方が速い。

VS2015のC#のプロジェクトはVS2022を使って.Net Frameworkから.Netに移行した。そしてlibwebpを使わないようにした。移行で引っかかったのはIpcServerChannelを使ったプロセス間通信で、NamedPipeServerStreamを使うようにした。


Fallout 4 (PC)

 終了してデスクトップに戻ろうとするとダンマリになるとか、唐突にいなくなるとか、イマイチ安定しないのでどうにかならないかと調べてみた。「Buffout 4」というクラッシュログを記録するModがあるそうだ。現在の「Fallout 4」に使えそうなのは「Buffout4 NG」というフォークしたものになっている。クラッシュログを記録するだけでなく、幾つか致命的なバグにも対応しているそうだ。「FO4 - How To Install Buffout 4 And Resolve Most Common Crashes」(https://www.nexusmods.com/fallout4/articles/3115)を参考に「Mod Organizer 2」でなく、Steam配下の「Fallout 4」のインストールディレクトリに直接各種ファイルをコピーした。「プロファイルごとに固有なゲームINIファイルを使用する」はオフにする。「Address Library」は最新の「version-1-10-984-0.bin」を使用。起動してみてログを見たら「BakaMaxPapyrusOps」がないぞってなったので入れる。

 明らかに以前と安定度が違う。というか、入れてから落ちてない。


2024.11.27


 自作EPUBがThoriumで読めないのでおかしいと思い調べると、mimetypeのサイズが0だった。Go言語の標準ライブラリのarchive/zipのCreateRawが機能していない。なんともいやなバグだ。おそらく普通はCreateHeaderを使うからバグってると判明してないんではなかろうか。mimetypeは圧縮しないという仕様になってるのでCreateRawを使ったのだが、CreateHeaderに置き換えた。圧縮メソッドをDeflateでなくStoreにしたので圧縮はされない。epubcheckを通すと「mimetypeファイルに長さ9の拡張フィールドがあります. mimetype ファイルでZIPフォーマットの拡張フィールド属性を使うことは許可されていません.」とか言われるが、Go言語のライブラリでその「拡張フィールド属性」とやらのないアーカイブファイルは作れるのだろうか。


2024.12.03


通勤ヒトフデ (GBA)

 先月だか、先々月だか、突然思い出して再度プレイしている。GAMECUBEを液晶テレビに接続し、ゲームボーイプレーヤーを取り付けプレイしてみたが、なんともボケボケな画面で耐えられなかった。銀色ボディーのDSを引っ張り出してプレイ。

 昨日、銀色ボディーのDSのヒンジが壊れてしまった。もう古いからしかたがないが、こういう壊れ方をするとは意外ではあった。銀色ボディーのDSはママが買ったもので、3DSの時代以降主にGBAゲーム用に私が使っていた。バッテリーも一度交換している。しかたがないので、元々私が使っていたグレーボディのDSにバッテリーを入れ替え、そっちでプレイを継続。そもそも銀色ボディーのDSを使っていたのはグレーボディのDSに比べタッチ画面の傷もなく綺麗だったからだ。グレーボディのDSは私が使い倒している機器。DSは基本的にGBA用。DSのゲームは3DS LLでプレイする。

 現在150日目(150面目)。MITCHELLさんの傑作。


2024.12.05


 AozoraEpub3で作ったEPUBをepubcheckに通すとエラーが満載。中身を見ると<p>タグの中に<div>タグがある。困ったもんだ。

 AozoraEpub3でググるとGitHubのサイトが出てくるが、8~10年前のファイルが多く、メンテされてない。改造版AozoraEpub3なるものが登場している。

 改造版AozoraEpub3を試してみようとREADME.txtを読み、Java 21をインストールする。AdoptiumのサイトのURL(https://adoptium.net/temurin/releases/)が記載されているが、MicrosoftのJDK(https://learn.microsoft.com/ja-jp/java/openjdk/download)を入れる。

 EPUBを生成し、epubcheckを通すと同じくエラーが満載。中身を見ると<p>タグの中に<h1>タグがある。困ったもんだ。

 まぁ、致命的ではない。


2024.12.06


AozoraEpub3の本家の方のGitHubのサイトからソースなどを.zipでダウンロード。なぜかビルド用のスクリプトが用意されてないのでantをインストールしてbuild.xmlをでっちあげる。ビルドするとなぜか配布されている(AozoraEpub3-1.1.0b46の).jarよりかなり小さくなるが、それっぽく動いているので合ってるのだろう。JDKは1.8を使用。

修正するのはAozoraEpub3Converter.javaのAozoraEpub3Converter.printLineBuffer。

boolean bPutP = false;

変数bPutPを新規に用意。

//改行用のp出力 見出しなら強制ID出力 koboの栞用IDに利用可能なkobo.のIDで出力

とコメントのあるあたりで

if (this.withMarkId || (chapterLineInfo != null && !chapterLineInfo.pageBreakChapter)) {

と条件がある、その前に

if (line.startsWith("<div ") && line.endsWith("</div>")) {
	bPutP = false;
}
else

という条件を加えて、divに合致しない場合にだけpを出力するよう変更。

pを出力するところに

bPutP = true;

を加える。

その後の

//改行のpを閉じる

とコメントのある部分で、

if (!noBr) {

if (bPutP) {

に入れ替え、pを出力したときのみ/pを出力する。

改造版はchuki_tag.txtが違っており、pに入らないタグがdivだけでないようなので、使われてるタグを全部調べるか、"<"と">"だけ調べるかになるだろう。

デバッガーを動かすつもりはなかったので、Eclipseをインストールするのでなく、VSCodeにJavaの拡張機能を入れた。「拡張機能: マーケットプレース」にて「Java」で探すとOracleのJava拡張機能がトップに出てくるが、VSCodeのバージョンが合わないとか言われて拒否されたので、MicrosoftのJava拡張機能を入れた。まぁ、編集できればなんでもいい。後でもしやと思いVSCodeを更新したら思いっきりバージョンが上がった。

デバッガが使えるとは思ってなかったが、普通に使えた。むしろデバッグだけするならbuild.xmlもantも不要。AozoraEpub3のGitHubリポジトリは標準的な(Eclipse的に?)構成ということなんだろうか。

MicrosoftのJava拡張機能はコマンドパレットから呼べるExport Jarという機能がある。ライブラリを全部.jarに入れるならこれで.jarの出力までできる。しかし、マニフェストファイルの指定方法がなさそうなので現実的ではない。antとbuild.xmlなしでもなんとかなるというだけ。


2024.12.07


 「Windows epub reader」でググると割と上位に「ePub File Reader」というMicrosoft Storeのアプリがでてくる。パブリッシャーはFree Software Appsという明らかに騙す気満々な怪しい名前で、アプリ一覧にあるElephant Officeのスクリーンショットを見たらLibreOffice Calcだった。Microsoft Store以外ではdownload.itというこれまた怪しげなサイト(https://elephant-office.jp.download.it/)とかsoftnic.jpという悪意あるサイト(https://elephant-office.softonic.jp/)くらいしか検索で出てこない。

 くわばらくわばら。

 「Windows epub reader」に戻ると、これで一覧される中でまっとうな情報を出せてないところが割と上位にいる。

 例えば「Windowsでおすすめの無料EPUBリーダーを紹介」(https://pickvalue.net/epub-reader-windows/) はKinoppyが1位でCalibreが2位でAdobe Digital Editionsが3位。いったいいつの記事? 10年前の記事に新しめの日付を入れてるんですか?

 例えば「11 のベスト ePUB リーダー Windows PC(2024)」(https://www.guru99.com/ja/best-epub-reader-free.html)は読むに堪えない自動翻訳。

 例えば「Windows に最適な EPUB リーダー - 10 の強力なオプション」(https://mspoweruser.com/ja/best-epub-reader-for-windows/)これも読むに堪えない自動翻訳。Calibreが口径になっている。

 例えば「Windows 向けのベスト Epub リーダー (トップ 5)」(https://www.gamingdeputy.com/jp/news/windows-%E5%90%91%E3%81%91%E3%81%AE%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88-epub-%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC-%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97-5/)これも読むに堪えない自動翻訳。Koboが弘法になってる。笑いを誘ってるんですか? 2番目に紹介されている「EPUBファイルリーダー」はもしかして上記「ePub File Reader」なのだろうか。

 例えば「Windows 向けベスト 10 ePub リーダー」(https://elsefix.com/ja/tech/ann/10-best-epub-readers-for-windows.html)は1番目が「Microsoft Edge で ePub ファイルを読む」なので、内容が5年くらい古い(現在のEdgeはEPUBは読めない)が、記事に日付はない。書食動物とか本屋とか読むに堪えない自動翻訳。


2024.12.09


 すっかり追記を忘れていたので.zipの件のメモ書き。

 OCaml、Rust、Goを比べると、一番素直に書けるのがGo。しかもWindowsに依存しない。

 新しめの言語に相応しく、Goの文字列はUTF-8と決まっている。起動時パラメタもUTF-8で、最終的にWin32APIのWideになるのだろう。CP932(シフトJIS)を扱うのにgolang.org/x/text/encoding/japaneseという(標準にはなってない)ライブラリが用意されている。

 ファイルヘッダのUTF-8かどうかのフラグは扱えないが、各エントリにNonUTF8というフラグが用意されている。NonUTF8フラグが立っているときのNameはAnsiのまま入っているので、素直にCP932からUTF-8に変換すれば良い。

 ファイル日時はデータとしてUTCになっているので、ローカルタイムにする必要があるのが癖のあるところ。ファイルのタイムスタンプ変更は標準ライブラリ。


2024.12.10


 平沢先生の1996年のライブの映像作品の音源が2021年にネットワーク配信されていたと気付く。「架空のソプラノ Interactive Live Show SIREN」を調べるとAmazon Musicでも扱っており、購入するとMP3をダウンロードできた。

 foobar2000で再生するとビットレートが256Kbps近辺で変動する。固定じゃないんだ。サウンドに依存してビットレートが可変になっている。クオリティ指定なんだろう。


2024.12.10


 Androidは初期の頃からネットワーク通信はUIスレッド(メインスレッド)以外で行うように要求されている。しかし、当時のJava(Java 1.5くらい)にはそのあたりの非同期処理をサポートする機能があまり整備されてなかった。当時新規にFutureやExecutorServiceが用意された程度。それでAndroidは書きやすさを向上するためAsyncTaskというクラスを用意したのだろう。ファイルのダウンロード処理などAsyncTaskを継承したクラスを用意して、doInBackgroundとonPostExecuteを実装していた。

 その後、Java 1.8でCompletableFutureが用意され、Android 11でついにAsyncTaskが非推奨となった。AsyncTaskの説明ページ(https://developer.android.com/reference/android/os/AsyncTask)にはExecutor、ThreadPoolExecutor、FutureTaskが移行先に挙げられている。Java本家の機能を使えってことなんだろう。一昨年、AsyncTaskを継承したクラスをExecutorService(Futureを生成する)を使うように書き換えたのだが、先日Future.getで例外が発生しているとGoogleからのレポート。いや、なんというかそんなところで例外が発生するものなのかと驚いたが、調べるとgetはスレッドをブロックする。getを呼ぶのをやめればいいだけなのだが、どうせなのでExecutorServiceからCompletableFutureに移行。CompletableFutureはAndroid 7.0以降となっている。さすがにもうそれ以前の端末のユーザーはネットに繋いじゃダメな状態だろう。


2024.12.12


 AndroidのAsyncTaskの特徴の一つは、経過のコールバックのonProgressUpdateや終了のコールバックのonPostExecuteがUIスレッドで呼ばれること。Java本家のクラスはスレッドがUIだとかそうでないなんてのは関係ないので、そこらへんは自分で書く必要がある。そういう意味ではAsyncTaskをなくす意味はやっぱり不明。ExecutorServiceでもCompletableFutureでもHandlerを使ってRunnableをpostする必要があるのは一緒。

 なんだろうな、コードからどっちのスレッドなのか解りにくいからやめたかったのだろうか。もっとアプリ側でUIスレッドかどうかを強く意識させたいということか? AsyncTaskはUIスレッドでのみインスタンス化しろなど制約があって、綺麗なクラスではないのかもしれない。


2024.12.13


 テレビに接続しているPC向けに使ってたBluetoothキーボード・タッチパッド付きが壊れて同じモノを買いに行ったがもう売ってなかったものの、ほぼ同じ製品が別会社から売ってるという、まぁこの業界あるあるなキーボード、オウルテックのOWL-BTKB6301TP。もうずっと接続が切れやすくてイライラしてたが、そもそもゲームの起動くらいにしか使わないので我慢してた。ところが、3つあるチャンネルの別チャンネルで接続してみたところ、問題なく動くようになった。あぁ、他のBluetooth機器に妨害されてたか。もっと早くに試せばよかった。再接続時に見えた他所の部屋の「リビングルーム」って名前の機器とか怪しい。なんで常時ペアリングの一覧に出てくるんだか。


2024.12.14


 昨日右手の指をやけど。練馬駅近辺の皮膚科に行く。


2024.12.16


 三菱鉛筆のピュアモルトを2本使っている。SS-2005とSS-1005。2本とも油性ボールペンで、SS-1005は廃番のようだ。まぁ、もうあまりピュアモルト自体売ってる店も見ない。ピュアモルトを買ったのはだいぶ昔、新宿の小田急百貨店に入っていた伊東屋。SS-2005には三菱鉛筆のパワータンクの芯を入れていた。まだ書けるのだが妙に重くなっていた。SS-1005にはぺんてるのローリー1.0mmの芯を入れていた。これもまだ書けるのだが妙に重くなっていた。

 替え芯を練馬の文房具屋で買ってきた。SS-2005には純正品三菱鉛筆のSJ-7。ネットでは近所の文房具屋で入手できないマイナーな芯みたいなことを書いている人もいる。パワータンクのSJP-7はこの店にもなく、店員さんが廃番みたいなことを言ってはいたが、小売店にはもう卸してないのかもしれない。とはいえこのSJ-7、他社製の互換品がないのが使い勝手の悪いところ。

 SS-1005にはゼブラのK-0.7芯。SS-1005の純正の替え芯は三菱鉛筆のS-7Lだが、ゼブラ好きなのでK-0.7芯。とはいえ一番使ってるボールペンは油性でなくゲルのユニボールシグノスタンダードなので三菱鉛筆。

 ピュアモルトはもう1本勤務先に置いてあるゲルインキ向けもある。しかし、勤務先でも主に使ってるボールペンはユニボールシグノスタンダード。

 提出書類に住所氏名などを書くのは油性のSS-1005の出番。年末調整の書類がPDFのフォームで書けるようになってからは出番が減ったわけだが。


2024.12.23


 NHKスペシャルを観ていたら最近流行のリズムを説明していた。ジャージークラブというリズム。確認のため久しぶりにメインのWindows機のmonadoでCubase SXを起動する。そもそもどうやってデータ入力するか完全に忘れていたがなんとか打ち込む。VSTiはLM-9。自分でリズムボックスからサンプリングしたデータがmonadoに入ってないので、Vaio Proからコピー。LoopAZoidも使ってみたが、そういえば64bit Windowsでは調子悪いので、自分の日記を探すとGTG DPC 3 XPを使うよう書いてあった。忘れてる。

 C:\Program Files (x86)\Steinberg\Vstplugins\Steinberg\LM-9 に.fxbがあり、D4やKPF77のデータがあるので、どうにかして自分でドラムセットを作ったとしか思えない。自分の日記を探しても2011年段階で「何かエディタがあったということか」と記憶にない。ファイルサーバのalephにて LM9E3.zip を見つける。多分LM-9のエディタなのだが、MSVBVM50.DLLを用意したりMidi.ocxをregsvr32で登録したりしたがエラー80040157で動かない。LM-9の編集はもう不可能なんだろう。

 C:\Program Files (x86)\Steinberg\Vstplugins\GTG\GTG DPC 3 XP に.fxpがあり、D4やKPR77のドラムセットのデータがある。C:\rhythmbox に.wavデータ用意。これが最終的に使えるリズムボックスデータ。

 NHKスペシャルでは特に詳しい説明があったわけでもないので、勝手に4分音符2つ+2分音符の3連符(2拍3連)を打ち込んでみた。よくもまぁ、皆こんな変なリズムで乗れるな。

 2拍3連を検索したらニセ2拍3連の説明をしている人がいた。『2拍3連のススメ 偽物に注意!?』(https://motet.jp/quarter-note-triplet/)。ニセ2拍3連は均等でなく3・3・2で分割だそうで、16分音符で表現できる。これも確認だ。実際にCubase SXに打ち込んで聴いてみるとどうも流行ってるのはこっちなんじゃないか。ダンスミュージックなら16ビートで合ってる。ってか2拍3連は俺の勘違い。

 「ジャージークラブ リズム」で検索すると「ジャージークラブ」を解説するつもりなページが沢山ヒットするが、リズムパターンをちゃんと譜面で書いてるページは1つしか見つかってない。残りは全員素人ってことか? 少なくとも3連って書いてるのは明白に素人。『絶対流行るからみんな知っておけ!「Jersey Club」の話 』(https://note.com/i_chiba_n_blog/n/n60462a73cf90)のリズムパターンを見ると2拍3連でなくニセ2拍3連だった。まぁ、このページの説明が正しいかはわからないが、ハウスの延長線上にあるなら16ビートだろう。

 知恵袋にあった「4-4-3-3-2のリズムをJersey Clubと呼ぶことを知りました」(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13294678148)。

 3・3・2のリズムは以前、東日本大震災前にトルコ料理屋によく行ってた頃多くの曲がこのリズムを使ってた。トルコ・ポップスの流行だったのだろうか。3・3・2のリズムはP-MODELの「サイボーグ」が俺的にデフォ。まぁ、エチ鉄やラゴスなどで自分でも使ったリズム。


2024.12.24


 いつのまにか、NHK FMの番組サイトのHTMLがマシンリータブルになっていた。昨年の改変当時、過去エピソードのページで個別の各放送へのリンクがHTMLで表現されてないような、完全に閉じたWebアプリになっていた。アクセシビリティ的に最悪で、手話ニュースをやってるような局のやることじゃないだろという状態だった。あんなものをHTMLとは言わない。誰に騙された。で、曲目リストが得られないのでNHK FMの録音自体を止めてた。

 約1年半ぶりにHTMLを調査すると、ちゃんとHTMLでリンクが表現されている。番組によっては曲目リストがちゃんとHTMLにあったりするが、これは全番組で行うべきだろう。jsonデータの使い方が割と出鱈目。


2024.12.29


 GoogleのテレビCMが気持ち悪い。三苫選手が悪いのでなく、CMが気持ち悪い。フワちゃんのCMも気持ち悪かったが、多分本人の気持ち悪さに加えGoogleの気持ち悪さがあったのだと、三苫のCMを見て気付く。チョコプラの甲羅パッカーンは気に入ってるので出演者の才能でなんとでもなる程度の話かもしれないが、基本的にGoogleのCMは気持ち悪い。


2024.12.30


Fallout 4 (PC)

 Fallout 4のお付きの人(コンパニオン)は解散する際行き先を決められるが、キャンセルを選ぶと前回いた場所に戻るという変な動き(普通はそんなの気付かない)。しかも元々いた場所は決められる行き先になく、一度でも行き先を決めると元々いた場所へは二度と戻れなくなる。例えばパイパーをダイアモンドシティに戻せなくなる。という明らかにバグに属する仕様で、最初にプレイしてから何年も経ってエディションも変わってるのに直ってない。

 誰かが何かしてんだろってのがPC版の強みで、Companions Go HomeというModがあった。これで無事パイパーをダイアモンドシティに、ケイトをコンバットゾーンに戻せる。


2025.01.15


 何をうっかりしてたのかは不明だが、GPD Win Max 2021機でいつものWindows更新のつもりで「更新して再起動」をしたら見たことない起動画面。Windows 11になってしまった。アップグレードに同意した記憶はないんだがなぁ。

 まずは現在プレイしているFallout 4を起動。無事に遊べるようだ。このマシンはゲーム機なので限界までWindows 10のままにしたかったんだが、もうしかたがない。

 勤務先のPCはIntel Core i7-7700 3.6GHzのDell XPS。いわゆるIntel第7世代Coreで、Windows 11の対象外。こんな十分動くCPUを切るんだから、MSさん何を考えてるやら。自宅のメインPCはAMD Ryzen 7 3700Xで当然Windows 11更新対象。MAX君が11になっちゃったので、もう11にしてもいいかと諦めの心境。それよりは勤務先のPCのリプレースが面倒。あぁ面倒。


2025.01.18


『都議会自民、政治団体解散で早期火消し狙う パーティー収入不記載(毎日新聞)』(https://news.yahoo.co.jp/articles/200da0a5c1a33d28889d62daf11a9d51c31ce2e2)

 「政治団体として解散する」と記載されているが、解散する政治団体が何か、少なくとも名称の記載がない。記事を読む人はそれを知ってて当然という判断でしょうか?

『「都議会自民党」解散へ けじめを強調、「全員差し替え」求める声も(朝日新聞)』(https://news.yahoo.co.jp/articles/06fb7cc02685b0d8091345cc33e4a31124d8b5f4)

 朝日新聞を見ると「都議会自民党」という名称のようだと判明。それを知って再度毎日新聞の記事のタイトルを見ると「都議会自民」という表現がカギ括弧なしである。ただし本文には「東京都議会自民会派」という表現しかなくこれもカギ括弧はない。

『都議会自民党 政治団体を解散へ 会派としては活動を継続(NHK)』(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250117/k10014696491000.html)

 NHKは本文で「東京都議会の自民党会派「都議会自民党」」と表現している。

『都議会自民が6000万円超不記載 会計担当を略式起訴 東京地検特捜部(産経新聞)』(https://news.yahoo.co.jp/articles/581320ea74071e42a9f129cb41d3a68f5ec463f9)

 産経新聞もカギ括弧付きで「東京都議会自民党の政治団体「都議会自民党」」と表現されている。タイトルは文字数制限が厳しいのか毎日新聞と同じでカギ括弧なしの都議会自民だが、本文でちゃんと「都議会自民党」としている。

 どうも毎日新聞の記者はカギ括弧なしの都議会自民とか東京都議会自民会派で何を示すか通じると判断したようだ。

 http://www.togikai-jimin.jimusho.jp/ が対象の政治団体のホームページのようだが、ページのトップにある文字は画像で「東京都議会自由民主党」となってる。アクセシビリティ的に失格。titleタグは「都議会自由民主党 - 東京都議会自民党 公式ホームページ」となっており、「都議会自民党」、「東京都議会自由民主党」、「都議会自民」、「東京都議会自民会派」のどれでもない。なんというか、元々出鱈目ってことですか?


2025.01.19


 オウルテックのOWL-BTKB6301TPがどうにも調子が悪い。チャンネルを変えたら動くみたいなことを以前書いたが、やっぱ駄目だ。Bluetoothの実装がおかしいのだろう。新宿のヨドバシカメラで物色。同じ形のさらに別のメーカーのアイクレバーの製品が置いてあった。

 キーボードは勤務先に置きっぱなしのポケモンタイピングキーボードを持ち帰って使うとして、ポインティングデバイスが欲しかったのである。テレビに接続したPCで机なしで使うのだから、マウスは論外なわけで、Bluetooth接続のタッチパッドを物色するつもりだった。見つけたのはサンワサプライの空中マウスMA-BTRING3BK。使ってみようと買ってきた。接続して、不安定になることもなくよく動く。予想外に良い感じ。これならゲームの起動程度なら問題なく操作できる。

 ポケモンキーボードを接続し、これも安定して動く。接続して気付いたのは、 ASCII配列だと思っていたのがJIS配列だったこと。変換無変換キーがないので勘違いしていた。GPD Win Max 2021はASCIIキーボードなのである。まぁ、ログイン程度は問題ない。

 それにしてもOWL-BTKB6301TPの不安定さがなんとも恨めしい。発想としては良いのでちゃんと動く製品を作ってくれれば支持するんだが。アイクレバーの製品はamazon.co.jpのレビューに「しかし運が悪かったのか、Bluetooth接続がよく途切れます。」と書いてる人がいた。問題点はおそらく全く改善されてない。不良在庫でもあるのか?


2025.01.20


 VSCodeのメニューをキーボードで使おうとしておかしいと気付いた。メニューに英文字が書いてない。例えばサクラエディタやFirefoxでは「ファイル(F)」となっているがVSCodeでは「ファイル」になっている。しかしAlt+Fでメニューは開く。隣の「編集」はAlt+Eで開く。以前からUIが壊れていると思っていたが、最低限必要なことまで壊れてしまっている。

 しかしAlt+Rでは何か変な表示が右上に出る。ググると「正規表現を使用する」という機能にAlt+Rが割り振られている。しかしエディタタブ以外ではAlt+Rで「実行」のメニューが開く。キーアサインが衝突している。本当にUIが壊れている。「正規表現を使用する」なんて機能は検索ウィンドウでしか意味ないだろうに。 [管理 - キーボード ショートカット]でAlt+Rを探して削除。

 Windows 10のExplorerもメニューは「ファイル(F)」でなく「ファイル」になっているが、Altキーを押して離すか長押しをすると英文字が表示され、例えば「ファイル」のメニューはAlt+Fだと知ることができる。

 VSCodeの表示言語を英語に変えると「File」に代わるが、Altキーを押すとFの下に線が引かれ強調される。英語では昔から変わらないUIがちゃんと有効になっている。英語のことしか考えてない。英語のことしか考えてないのは誰だ? Electronか?


2025.01.22


 俺が使ってるWALKMANのAシリーズの後継機種は現在どうなってるかソニーのサイトを見てみた。OSがAndroidになって、しかもストレージは64GBのまま。下位機種のSシリーズはストレージ16GB。なんでこうなった? いまどきこんなストレージ容量で良いと考えてるのが猛烈にがっかり。心底がっかり。NW-ZX707でさえ64GB。これでZXは10万円、Aは5万円するんだから、売る気ないでしょコレ。

 他のメーカーのポータブルオーディオデバイスを見ると、容量は多くても64GB、32GBの製品も目立つ。なんつうか、誰が買うんだこれってな世界になっちゃった? ソニーが特別ダメなのでなく、このカテゴリがダメなんだろうか。ソニーも他のメーカーも50万円クラスの製品は256GB積んでるようだ。安い製品を使う人はmicroSDで使えって意味なんだろうか。だったらSシリーズでもmicroSDを使えるようにしろよと思う。


2025.01.25


 テレビアニメ「薬屋のひとりごと」の第1期は22分50秒で、異常なCMの長さだった。第2期は24分になっており、何かがあったとしか思えない。「薬屋のひとりごと」は猛烈に売れたコンテンツになったので、異常なCMの長さを解消しないなら日本テレビから引き揚げる程度のことは制作側が言ったのかもしれない。ともかく「薬屋のひとりごと」はFRIDAY ANIME NIGHT枠になり、本編が長くなった。「葬送のフリーレン」(FRIDAY ANIME NIGHT枠の最初の作品)は24分30秒で、日本テレビとしてはかなり本編が長かった。

 「銀河英雄伝説 Die Neue These」は22分47秒という、異常なCMの長さのまま終わった。猛烈に売れてるわけでもないので、放送してくれた日本テレビに感謝すべきなのかもしれないが、この先できれば日本テレビには関わって欲しくない。もちろん異常なCMの長さの元祖であるフジテレビもこっち来んなである。以前、アニマックスだかで「のだめカンタービレ」を観たら予告がちゃんとあって、フジテレビはこういうの削ってCMの時間を延ばしてるんだなと、ため息が出た。例えば「大雪海のカイナ」は22分50秒。今「ハニーレモンソーダ」のCMはACジャパンだらけだが、22分50秒。しかし「鬼滅の刃」は猛烈に売れてるコンテンツだったためか、UHF系の第1期と最新のフジテレビ第5期どちらも23分40秒。

 TBSは例えばそんなに売れてるとは言えない「この世界は不完全すぎる」は23分50秒で、かなり売れてる「ダンダダン」は前半23分56秒、後半23分42秒で、コンテンツの売れてる売れてないと関係なく同じような長さで、日本テレビやフジテレビに比べ本編が1分程長い。

 テレビ朝日は「僕の心のヤバイやつ」が23分3秒、「イエスタデイをうたって」が23分18秒と、本編短め。どちらも予告がない。悪い傾向は真似なくて良いのに。「虚構推理」は第1期が24分で第2期は25分。イマドキ民放で25分は珍しい。NHKで放送する話でもあったんだろうか。

 NHKは「チ。 -地球の運動について-」が25分。「烏は主を選ばない」が25分。「電脳コイル」が25分。「日常」Eテレ版が24分30秒。基本的に25分とか24分30秒で放送している。民放も本来こうのはずなんだがフジテレビが壊したという印象がある。何年か前BSフジで「電脳コイル」を放送していたが、当然25分だった。


2025.01.25


ワイプアウト オメガコレクション (PS4)

 入手可能なうちにと、PS4版のワイプアウトである「ワイプアウト オメガコレクション」を購入。結構ダウンロードに時間が掛かった。Playstation Storeで購入の際、まるでPlaystation Networkを購読しないと買えないかのような表示が出る。いわゆるダークパターンで、こういうのはそろそろ明白に違法にすべき行為だろう。ソニーさんもそういうことをするようになったという意味でかなりがっかりだ。

 ワイプアウトは基本的にPSPやPS Vitaでプレイしてたので、大きい画面とまともなゲームパッドでプレイするとかなり印象が変わる。というかプレイしやすい。PS3版の「ワイプアウト HD」でプレイしやすいってのはわかってたが、なんともプレイ感のイマイチだったPS Vitaの「ワイプアウト 2048」と同じコースが格段にプレイしやすくなる。ゲームとしてはfpsの差はあるが同じように作られてるので、やはり画面サイズとゲームパッドの差が大きいと気付く。

 PC版が出ると嬉しいなとは思うが、まぁ、無理か。


2025.02.01


 NHK FMの歌謡スクランブルなどで放送されたダウン・タウン・ブギウギ・バンドの作品に、なぜか「スモーキン・ブギ」がない。最初のヒット曲なのになぜかない。禁煙ファシズムが成功してるという意味なんだろうか。「カッコマン・ブギ」とならんで当時小学生(俺たち)に大ウケ。「スーパッパッ」のあたりとかプレスリーにあったような歌の語呂合わせ。その後ウルフルズとかが語呂合わせなフレーズを使ってたけどご先祖様。「スモーキン・ブギ」がラジオで流れない時代になったんだなぁと寂しい限り。


2025.02.03


ワイプアウト オメガコレクション (PS4)

 なんだかなかなかコースクリアできない。ワイプアウト 2048 PS Vita版の設定を見たらタイムトライアルに関しては要求タイムが短かくなっている。あぁ、操作性向上を反映した設定になっているのか。そりゃなかなかクリアできないわけだ。ゾーンも数値が上がっている。序盤のコース以外はお目に掛かれない可能性も出てきた。洋ゲーはマゾ設定がなぁ。


2025.02.04


カズオ (PSP)

 PSP用の数独ゲーム。PS Vita + Adrenaline にてプレイ。最終難易度「極」80問を終了。一応それっぽいムービーが流れた。難易度「易」は全部はプレイしてないので全部クリアはムービーが流れる条件ではなさそう。

 その後はPCのブラウザで sudoku.com のエクストリームを2問程プレイ。大抵は3国同盟を見つけたらそれが突破口になる。

 Microsoft Sudokuというゲームがあるようなのだが、どうやら現在は提供されていない。「Microsoft、数独アプリ「Microsoft Sudoku」を無料で配信開始」(https://surface-online.com/news/2014-06-27_2167)の日付は2014年。10年前。たかだか10年程度でやめるなよと思うが、現在はブラウザゲームで提供しているようだ(https://www.msn.com/ja-jp/play/microsoft-sudoku/cg-mssudoku)。


2025.02.07


 VAIO Pro 11 の Ubuntu を24.04にアップグレード。再起動したら、って再起動できない。grubに到達できない。USBメモリのUbuntuで起動して/dev/sda3 をマウントし、EFI/Ubuntu/grubx64.efi を EFI/Microsoft/Boot/bootmgfw.efi としてコピー。これで無事起動できるようになった。初回の起動時何かが失敗したとのメッセージがあったが、以降見ない。割と普通に動く。ついでにGoをリポジトリのデフォルトバージョンの22.0に上げる。Visual Studio Codeも入れ直す。Emacsの設定ファイル.emacsがかなり古いままで、もうメンテされていないanything.elを使っており、それ関連でエラーを吐いてたので、サーバー機alephの.emacsで上書きする。

 ASUS TransBook T90 Chiを長年使いこんできたが、ついに充電できなくなってしまった。後継機としてGPD Win2とかGPD Win Maxとか入手したが、なんというか使い勝手が良くT90 Chiも使い続けていた。GPD Win Maxはテレビに繋いでゲーム機になっているので、その攻略情報を見るのにT90 Chiを使っていた。残念。まぁ、Windows 11にはできないので今年中には終了のPCとは決まっていた。

 昨年、豊橋での社員総会のホテルに充電器のエレコムのACDC-PD4465BKなどを忘れてきた。65W。帰りに新宿で似た仕様の充電器を買った。オズマ株式会社のGaN 65w AP6523B4。65W。そもそも要求ワット数の割と高いGPD Win Max向けで、USB Type-CだけでなくType-Aの口もある。試しにそれにT90 Chiを接続してみたら充電された。バッテリがへばってアンペア数が足りないと充電されなくなったのであろうか。色々なパターンが書いてあるが5V/3Aが該当する値か。充電できなくなった充電器は5V/1.5Aだったりする。純正の充電器は多分勤務先にあるやつなので、今はちょっと調べられないが、ググった情報では2A以上。おそらく1.5Aは元々要求未満だったが、時間が掛かるが充電はできるというような微妙な状態だったんだろう。とりあえずは復活。10月までにはLinuxを入れることも考えないと。

 で、メイン機のmonadoをWindows 11にアップグレードした。GPD Win Maxであまり重要な問題はないとの感触は得ていたので、とりあえずもう観念した。

 次はalephのUbuntuを24.04にする順番。もう少しVAIO Pro 11を使ってみてから。


2025.02.18


 Windows 11はウィンドウの四隅が丸い。おかげでTera Termで特に左下が微妙に気持ち悪い。文字によっては全部表示されないはず。CygwinやMSYS2のminttyでも同様だが、比較的最近入れた新しめのMSYS2のminttyにはステータス行の表示というオプションが用意されており、気持ち悪さを緩和できる。

 Windows 11純正のターミナルでは最下行の下にマージンがある。Macも四隅が丸いがターミナルの最下行の下にマージンがある。Ubuntu(GNOME)は端末に限らず全て上は丸いが下は丸くないという実を取った折衷仕様。

 で、ググると、Tera TermはWindows 11対策のオプションとして「ウィンドウの角を丸くしない」があると判明(https://teratermproject.github.io/manual/5/ja/setup/teraterm-win.html)。そうきたか。Windows 11純正のターミナルに移行しようかと考えたが、まだまだTera Termに活躍してもらいます。いずれ下のマージンのオプションとか用意するでしょ。でしょ。


2025.02.19


 Windows 10で下層のフォルダのショートカットをデスクトップに置いてすぐアクセスできるようにしていた。Windows 11でも同じように使いたいのだが、ウィンドウ左のツリーペインが同期しないパターンがある。同期するパターンもあるので何がトリガーになっているか判明してないが、同期しないフォルダはとことん同期しない。

 同期しないフォルダも一度親に移動するなどでツリーが同期する。

 しばらく試行錯誤していたら、「子フォルダを持つフォルダならば同期する」「子フォルダがなければ同期しない」と判明。かなり純粋にExplorerのバグだ。デスクトップに置いたショートカットなので、通常は新しいExplorerのウィンドウが生成される。その際ツリー展開の条件が間違っているのだろう。ショートカットを別のフォルダに入れて開いた場合は新しいExplorerのウィンドウが生成されることはなく、同じウィンドウでの移動になり子フォルダを持たなくても展開する。

 しかたがないので「_」という名前のフォルダを作る。


2025.02.20


 Windowsのファイル保存コモンダイアログの上部に「保存する場所」などのタグでドライブなどを選べるコンボボックスがあるときに、それを開いて表示するために右の下向きアイコンをクリックする。一回開いてすぐに閉じられる。一度開くとキャッシュが効いてるのかしばらくは閉じられなくなる。という現象がsakuraエディタの「名前を付けて保存」やVirtualDubの「Save processing settings」やSony Sound Forge Audio Studioの「名前を付けて保存」で起きる。しかしRegEditの「エクスポート」では起きない。という問題がWindows 10であったのだが、Windows 11でも起きる。地味に使い勝手を下げている。

 ちなみに.NETのSystem.Windows.Forms.SaveFileDialogでは左にツリーのペインのあるExplorerに近いダイアログになっており、問題のあるダイアログはWin32APIを使った場合に限るのだろう。


2025.02.20


 家のファイルサーバー機alephのUbuntuを22.04から24.04にアップグレードした。

 「ソフトウェアの更新」で「アップグレード」ボタンが出現する状態に、ようはアップデートで最新にした後で、「アップグレード」ボタンを押したが何も始まらない。プロセスが死んでるようだ。

 ターミナルで「sudo apt upgrade -y」としたとき、gcc-10がどうのこうのと表示された。これがアップグレードを阻害しているようだ。Synapticでgcc-10を削除。以降「アップグレード」でプロセスがいなくなることはなくなった。

 postgresql-9.3があることでアップグレードが拒否され、これもSynapticで削除。再度「アップグレード」。ということをpostgresql-9.3、postgresql-9.5、postgresql-10、postgresql-12で繰り返し、ようやく先へ進んだ。

 設定ファイルを残すか上書きするかを延々と対処し、最終段階へ進んだようだが、アップグレードに失敗したというようなメッセージがでた。再起動すると無事起動はできたし、ほぼ24.04状態になっているようだ。「ソフトウェアの更新」を行うと「部分アップグレード」という選択肢が出る。「部分アップグレード」して「再起動」を2回(3回だっけ?)程行い、「ソフトウェアの更新」で最新状態ということになる。これでどの程度24.04なのかは不明だが

$ uname -a

Linux aleph 6.8.0-53-generic #55-Ubuntu SMP PREEMPT_DYNAMIC Fri Jan 17 15:37:52 UTC 2025 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

なので、多分カーネル6.8になっている。

 クリーンインストールすべきかなぁと思うが、各種設定などの再現が超絶面倒。加えて現行のUbuntuでDAViCal、mpd、minidlnaなど各種ソフトがリポジトリでサポートされているかをチェックしないといけない。そのためにはまずVaio Pro 11にクリーンインストールしてみるか。


2025.02.25


 Asus Transbook T90 ChiにLinuxを入れる実験に必要なのは有線接続のキーボード、有線接続のマウス、起動用のLinuxディストリビューションのUSBメモリ、およびそれらを一度にT90 Chiに接続するためのUSBハブ。家にないのはUSBハブ。古いUSBハブはあるのだが、T90 ChiはUSB Micro-Bが1つきりあるだけ。なので、新しく練馬にできたノジマに行って物色したがもうUSB Type-C接続のハブしか置いてない。その足で環七のコジマで物色。エレコムのMRS-MBH10BKを買ってきた。PCのコーナーでなくスマホのコーナーにある製品。ノジマのスマホコーナーにはUSBハブはなかったよな。MRS-MBH10BKのPC側(スマホ側)の接続はUSB Micro-Bだが、それをUSB Type-Aに変換するアダプタも付属している。絶対無くしそうだ。USB Type-Aの端子が3つ。加えてSDカードとMicro SDカードの差込口があり、LinuxディストリビューションのUSBメモリをSDカード系で作ってあればUSBの口が1つ空く。

 ubuntu-24.04.2-desktop-amd64.iso の /EFI/boot に bootia32.efi を入れたUSBメモリでインストーラーが起動できるところまでは確認。


2025.02.26


 エレコムのMRS-MBH10BKでは用途に合わなかった。Asus Transbook T90 ChiにはUSBポートがUSB micro-Bが1つだけしかなく、USBポートにハブを接続すると充電できない。キーボードやマウスやUSBメモリはそれなりに電力が必要で、電源を持たないハブでは安定した接続ができないと判明。キーボードすら認識されないこともあった。

 コジマではUSB micro-BのオスとUSB Type-Aのメスという変換ケーブルも(保険として)買ってきてたので、昔のセルフパワーのUSBハブと接続をしたところ安定して扱えるようになった。

 電源のないUSBハブで無駄に四苦八苦。


2025.03.01


 Asus Transbook T90 Chi にて、Windows 10の回復ドライブを生成しようとした。1つしかないUSB micro-B端子にSDカードアダプタを取り付け、生成。生成の終盤、バッテリーが減りすぎて中断。

 SDカードアダプタも電力を食うと考え、今度は電源付きUDBハブ経由で、アクセス速度の割と速いUSBメモリを使って生成。4時間掛かったがバッテリーは多少の余裕があった。

 回復ドライブのUSBメモリは別のPCでWin32DiskImagerを使ってイメージ化。SDカードに復元。このSDカードでSDカードアダプタ経由で回復起動できると確認。

 そんなわけで、T90 ChiはWindows 10を完全に潰して linuxmint-22.1-cinnamon-64bit.iso をインストール。現在この文章はLinux MintのEmacsで書いている。

 Win32DiskImagerはReadがUSBメモリから.imgファイルへコピー、Writeが.imgファイルからUSBメモリへコピー。もっとわかりやすく間違いにくい表現にすべき。一応存在しない.imgを指定するとReadしか選べないが、存在する場合Read/Write両方有効になって危険。


2025.03.05


 Linux Mint 22.1 CinnamonのGUIシェル関連の設定はひたすらマウス右クリックが要求される。

 アプリをパネルにピン留めするのも右クリック。なので序盤はマウス接続のまま設定を行い、もういいかなってところでマウス無しで利用。Cinammonのメニューの左のペインのアイコンの削除は左クリックで可能だが登録は右クリック。

 一応一時的に長押しを右クリックにするために evdev-rce をビルドして用意してある。PeterCxyさんのはビルドできないが、そこからフォークしたnorayrさんのやさらにフォークしたbayramkarahanさんのはビルドでき、機能している。Makefileが微妙に違うだけでソースは同一。

 実は本家GNOME 3でのアプリのパネル(ダッシュ)へのピン留めはマウス左クリック長押しでメニューが表示される。右クリックでも同じメニューが表示されるが、右クリックなしでも機能するように作られている。Mintチームにはこういった配慮が欠けている。気付いてないだけかもしれないが。

 右クリック云々はまだしもGNOME系ツールで普通のドロップダウンリストが初回開きっぱなしになるが以降開きっぱなしにならないものがあり、キーボードのタブキーでフォーカスを移動して上下キーで選択とかいう修行をやらされる。マウスではちゃんと開きっぱなしになる。なんだろうねぇ、何かが干渉でもしてるんだか。タッチスクリーンでLinuxは多分まだ早過ぎるのかね。Firefoxは長押しも効くしドロップダウンリストもちゃんと使えるので、Firefox専用機(加えて端末でEmacs)になる予定だから良しとするが。

 実験用にCinnamon Waylandが用意されているが、タッチパッドではまともに動かない。


2025.03.05


Asus Transbook T90 Chi に試したディストリビューション

ubuntu-18.04.6-desktop-amd64.iso

 インストールに成功。

 ネットワーク接続なしではgrubインストールに失敗する。ネットワーク接続ありだと文句もなく成功。

 特に設定することなく、BIOS画面でブート対象をubuntuとすることで起動する。

 この頃のubuntuは32bit UEFIで64bit CPUという変態マシンを考慮していたようだ。

xubuntu-18.04.5-desktop-amd64.iso

 ubuntu-18.04.6 と同じくインストールに成功。

ubuntu-24.04.2-desktop-amd64.iso

 インストール途中でフリーズ。

 ubuntu-24.04のインストーラが何か問題を抱えているようだ。

xubuntu-24.04.2-desktop-amd64.iso

 ubuntu-24.04.2と同じくインストール途中でフリーズ。

ubuntu-22.04.5-desktop-amd64.iso

 ネットワーク接続しててもgrubインストールに失敗する。

 Linuxそのものはインストールできているようだ。

linuxmint-22.1-cinnamon-64bit.iso

 インストールに成功。と表現されるがそのままでは起動できない。

 grubで手動にてLinuxを起動してgrub-efi-ia32-binをインストール・設定をして使えるようになる。

 ubuntu-24.04ベースだがインストーラは古いまま。おかげでフリーズせず最後までインストールできる。


Windows 10を潰して linuxmint-22.1-cinnamon-64bit.iso をインストールしたが、「タッチ操作で普通のドロップダウンリストが初回開きっぱなしになるが以降開きっぱなしにならないため、項目が全く選択できなくなる」という地味に致命的な問題に遭遇。

linuxmint-22.1-cinnamon-64bit.iso を諦め ubuntu-22.04.5-desktop-amd64.iso をインストール。


ubuntu-22.04.5-desktop-amd64.iso のインストール手順

(概ね https://wohl-yz.net/archives/3111 を参照。)

1. 別マシンにてRufusで ubuntu-22.04.5-desktop-amd64.iso をUSBメモリ(SDカードアダプタがあればSDカードでもよい)に焼く。

2. debian-12.9.0-i386-netinst.iso の /EFI/boot の bootia32.efi、grubia32.efi を ubuntu-22.04.5-desktop-amd64.iso の USBメモリの/EFI/boot にコピー。

3. Asus Transbook T90 Chi に電源付きUSBハブを接続し、有線キーボード、有線マウス、上記USBメモリを接続し、起動時Deleteキーを連打する。BIOS設定画面で起動順トップを外部ストレージにする。

4. USBメモリから起動してインストールする。ネットワーク接続は有効にする。


grubのインストールに失敗するがインストールは完了する。

インストール終了後、USBメモリを接続したまま再起動。

USBメモリでの起動のOS選択画面で「c」。

grubコンソールのプロンプトでlsにてパーティションが一覧される。

set root は Linuxのメインのパーティションを指定する。

ls (hd1,gpt2)/

とかで /bootや/binなどがリストされればそれがLinuxのパーティション。

root=/dev/mmcblk1p2

は/devでの表現のLinuxのパーティション。インストール時に手動でパーティションを設定したなら名前を見たことあるはず。

grubコンソールではJISキーボードを接続してもASCIIキーボードとして動くのでそこは頑張るしかない。


grubが適切にインストールされていない状態でのUbuntu 22.04の起動をする

----
set root=(hd1,gpt2)
linux /boot/vmlinuz root=/dev/mmcblk1p2
initrd /boot/initrd.img
boot
----

起動したら grub-efi-ia32-bin をインストールしてgrubの設定をする

----
sudo apt update
sudo apt install grub-efi-ia32-bin
sudo grub-install --target=i386-efi --efi-directory=/boot/efi --bootloader-id=GRUB
sudo update-grub
sudo efibootmgr -c -d /dev/mmcblk1 -p 1 -l \\EFI\\GRUB\\grubia32.efi -L "GRUB"
sudo cp bootia32.efi /boot/efi/EFI/BOOT/
----

Ubuntu 22.04では最後の cp をしなくても BOOTIA32.EFI が既に入っていたので cp はしなかった。

既に入っていた BOOTIA32.EFI はサイズ的に debian-12.9.0-i386-netinst.iso からコピーしたものでなく、Ubuntu 22.04インストール時にネットワーク経由で持ってきたものと考えられる。

シャットダウン後USBメモリをはずし、起動時Deleteキーを連打する。BIOS設定画面で起動順トップをGRUBにする。


bluetooth を有効にする

(概ね https://nomux2.net/asus-transbook-t90chi-xubuntu/ を参照。)

https://github.com/Asus-T100/firmware

BCM43341B0.hcd を /lib/firmware/brcm/ にコピー。

/etc/bluetooth/main.conf
----
ControllerMode=bredr
----

再起動。


自動回転するが90°ずれてる

(https://askubuntu.com/questions/1536668/screen-auto-rotate-is-always-90-degrees-off)

(https://itest.5ch.net/egg/test/read.cgi/notepc/1467896331/746-n)

/lib/udev/hwdb.d/60-sensor.hwdb を書き換えるか 61-sensor-local.hwdb を追加

/etc/udev/hwdb.d/61-sensor-local.hwdb でも良い。

61-sensor-local.hwdb
----
sensor:modalias:acpi:INVN6500*:dmi:*svnASUSTeK*:*pnT90CHI:*
 ACCEL_MOUNT_MATRIX=0, -1, 0; -1, 0, 0; 0, 0, 1
----

変更後

sudo udevadm hwdb --update

再起動。


Ubuntu 24.04にアップグレード

そもそもインストーラが問題なのか、24.04のインストールは途中でフリーズするので、インストーラが古い22.04をインストール後24.04に更新する。

アップグレード後、問い合わせへの対応の加減でなのか必ずかはわからないがgrub関連が壊れたので、手動起動とgrub-efi-ia32-binのインストール等を再度行い、無事起動。

bluetoothと自動回転は効いたまま。


synapticでドロップダウンリストの問題に遭遇。gtkのバージョンによるのだろうか。

synapticでlibgtkを探すと2、3、4がインストールされている。

GNOME Shellはバージョン46.0なので多分4を使ってる。GNOMEのツール類も4を使ってるのじゃないだろうか。

システムの設定や端末の設定でドロップダウンリストの問題はない。

synapticやCinnamonはgtk3かもしれない。


タッチスクリーン長押しが右クリックにはならない。タッチスクリーンで右クリックを発生させる方法は提供されていない。

Shift + F10がキーボードでの右クリックメニュー表示。

ただし、GNOME 3(バージョン40以降GNOME 3と呼ぶのは妥当なんだろうか)のシェルは基本的には右クリックメニューは不要で、ダッシュのアイコンへの長押しでメニューが表示されるのは右クリックメニューではなく、マウスで長押ししても同じくメニューが表示される。

Firefoxは独自に長押しを右クリック相当にする実装をしている。


仮想キーボードをなんとかする

タッチスクリーンのマシンだとタッチしてテキスト入力可能な状態になると必ず仮想キーボード(オンスクリーンキーボード、OSK)が表示される。滅茶苦茶邪魔。つうか、これでUbuntuを諦めるレベル。

GNOME Shell 拡張機能でTouch Xをインストール。

こんなひどい状態はさっさと純正で対処してくださいな。

Touch Xのコードを読むと、

Clutter.get_default_backend().get_default_seat().get_touch_mode

あたりを使っており、タッチスクリーンではないということにしているようだ。

そもそもタッチスクリーンだと判断されたら勝手に

gsettings set org.gnome.desktop.a11y.applications screen-keyboard-enabled true

相当の設定が上書きされちゃうってのがGNOMEのバグっぽい。

Nautilusにて仮想キーボードでファイル名を変更しようとするとログインセッションレベルで死ぬ。なんじゃこりゃ。Nautilusのバグなんだろう。


2025.03.06


 つい最近、GNOME Shell 拡張機能のサードパーティー拡張機能の「Dash to Panel」がアップデートされて、ユーザーの邪魔をする形でドネーションを要求するようになった。配布サイト(https://extensions.gnome.org/extension/1160/dash-to-panel/)のユーザーレビューはひたすらブーイング。私も「Dash in Panel」に移行した。つうか、この程度はGNOMEかUbuntuが純正で用意してくれよって話。GNOME Shellの初期状態はどんな罰ゲームだよって状況のままいったい何年経ってる。

 ソフトウェアは悪意を表現可能で、危険な兆候のあるものはなるべく避けたいというのが21世紀になってからの処世術。

 あぁ、Ubuntuは「Dash to Dock」を「Ubuntu Dock」という名前でメンテしてるのね。UbuntuチームはGNOME Shellの初期状態の使い勝手の悪さは認識してるわけだ。「Dash to Panel」も面倒見てあげなよ。

 GNOME Shellの初期状態はタッチパッドやマウスでは最悪だが、タッチスクリーンだとさほど問題でもないな。画面左上(パネルの左端)をクリックしてから画面下の登録アプリ一覧(ダッシュ)からアプリを選ぶのに移動が無意味に大変。タッチスクリーンだとあまり気にならない。とはいえダッシュはパネルの左端の近所の方が良いのは当然なのだがGNOMEチームはなぜにこうも頑なのだろう。


2025.03.11


 Asus Transbook T90 Chiはタッチスクリーン機で、そもそもGNOME Shellの初期状態であまり問題なく使えるのでそれで良い。Vaio Pro 11はタッチパッド機なので、そうもいかない。まぁ、長らくUbuntuのDockありで使ってきたが、Ubuntu 24.04を期に拡張機能を見直して、それなりに「Dash to Panel」も気に入っていた。「Dash in Panel」に移行して気付いたのはパネルを下に移動できないこと。

 GNOME 40以前には「BottomPanel」という単機能の拡張機能があったが、現在は対応していない。もしやと、他の拡張機能やドキュメントを参考に「BottomPanel」を現在のアーキテクチャに合わせて移植してみた。ちゃんとパネルが下になったので、機能の本質的な部分は変わってない。単に機能の呼び出し方が変わっただけだ。迷惑な話だ。なんというか、GNOMEさん、そんなんだから信用されないんですよ。

 参考したドキュメント(https://gjs.guide/extensions/development/creating.html)によると、GNOME 45でESModulesを使う方法に変わったそうで、そのバージョンで一旦全拡張機能を捨てている。大胆というか阿呆というか。


2025.03.13


 Asus Transbook T90 Chiはタッチスクリーンのタブレット機なので仮想キーボードが必須なのだが、GNOMEが悪いのかUbuntuが悪いのかデフォルトでは碌なもんじゃない。GNOME Shell 拡張機能の「GJS OSK」でかろうじてなんとか真っ当に扱える状況になっている、というのは書いたかな。

 「GJS OSK」の仮想キーボードの配列をよく見ると一部のキーがない。USとInternationalしかないのでそんなもんかとは思うが、physicalLayouts.json とか keycodes/jp.json とか見るとなんとかモディファイできそうだ。で、JISという配列をでっちあげて、ついでにファンクションキー表示をなくした。デフォルトでは「\」「|」「_」が入力できなかった。


2025.03.13


 GNOME Shell 拡張機能の「Dash to Panel」だが、開発者は誰かにバトンタッチをしたい、つまり放棄したいと考えている(https://github.com/home-sweet-gnome/dash-to-panel/issues/2274)。まぁ、しかたがない。GNOME Shell 拡張機能はおそらくわざとメンテナンス負荷の高い仕組みになっている。こういう機能はGNOME本体やUbuntuなどが関わるべきものであって、誰か個人が負担して良いものではない。


2025.03.21


 Asus Transbook T90 Chi の Ubuntu 24.04 で、

sudo systemctl hibernate

でハイバネートし、概ね復帰できる。

 しかし、復帰後Bluetoothが使えない。modprobeでbtsdioを再ロードしてみたりしたがどうにもならない。加えてどうも復帰後は不安定だ。これは諦めかな。


2025.03.21


Fallout 4 (PC)

 BADTFL地方事務所にフュージョン・コアを抜いたパワーアーマーを置いて別の場所に移動、7日経過させて戻る。しかしフュージョン・コアは追加されない。100%でないフュージョン・コアを挿したままでも変化なし。そこいらのバグ技は潰されたようだ。

 フュージョン・コア関連でググるとパワーアーマーステーションに入れるだけで充電されるとかいう嘘を書いてるページにブチあたった。「興味深いことに...多くのプレイヤーはパワーアーマーが動作するフュージョンコアを再充電できることを知りませんでした」とか書いてる。そういうmodを入れて忘れてる阿呆。フュージョン・コアを充電する正式な方法は存在しない。もしかしたらAIで自動生成した迷惑ゴミページなのかもしれない、自動翻訳だし。本当迷惑。


2025.03.24


 Asus Transbook T90 Chi の Ubuntu 24.04 で、

sudo systemctl hibernate

でハイバネートし、概ね復帰できるがBluetoothが使えないってのは書いた。

 Bluetoothの復帰は

sudo modprobe -r hci_uart
sudo modprobe hci_uart

で可能。

 何度かハイバネートするともうハイバネートもサスペンドもできなくなる。これはBluetoothとは関係なく発生。

/var/log/syslog を見ると

----

iio-sensor-prox[1000]: Failed to read input level from iio:device0 at /sys/devices/platform/80860F41:02/i2c-2/i2c-CPLM3218:00/iio:device0/in_illuminance_input: ファイル“/sys/devices/platform/80860F41:02/i2c-2/i2c-CPLM3218:00/iio:device0/in_illuminance_input”からの読み取りに失敗しました: 遠隔I/Oエラーです

----

といったエラーになる。

sudo systemctl stop iio-sensor-proxy.service

としても(画面の向きのセンサーが止まる)、

cat /sys/devices/platform/80860F41\:02/i2c-2/i2c-CPLM3218\:00/iio\:device0/in_illuminance_input

で「遠隔I/Oエラー」が発生する状態になるとやはりハイバネートもサスペンドもできなくなる。

 どうにもハイバネートからの復帰はハードウェアの状態をちゃんとは戻せてないようだ。とりあえずハイバネートは諦め。


2025.03.27


 Asus Transbook T90 ChiのUbuntu 24.04。タッチスクリーン機のデフォルト状態の仮想キーボードの扱いがひどく、端末やテキストエディタにフォーカスがあると必ず出現する。少なくともなんらかのGNOME Shell 拡張機能が必須となる。GNOME Shellのバージョンは46で、そこらへんの選択肢はかなり狭い。

 「Touch X」で出現を抑えられる。

 次の不満は端末以外の入力時にコントロールキーやカーソル移動キーがないこと。いったい何をどう判断して不要としたんだろう。

 「GJS OSK」がかなり良い感じの代替の仮想キーボードだが、GNOMEを巻き込んでフリーズする程度の品質で、常用に耐えない。

 現在試してるのは「IM Panel integrated with OSK」で、端末以外ではコントロールキーはないが左右のカーソル移動キーがある。

 常に端末用と同じ仮想キーボードが出せれば良いだけなのだが、その実現方法は不明。どこかで誰かがなんらかの判断をしているはずなのだが。


2025.04.01


 Ununtu 24.04のGNOME Shell 46の仮想キーボードはカーソル移動キーやコントロールキーなどがあるものとないものと2種類ある。が、そのあたりに言及したWebページは現在のところ見つかってない。

 何かGtkのAPIで区別してるのか、勝手にアプリを登録して分けてるのかなど、どうやってレイアウトを判断してるのか不明。gnome-terminalとteminatorどちらも「あるレイアウト」、xtermはそもそも仮想キーボードがでない。gnome-text-editorは「ないレイアウト」。

https://wiki.gnome.org/Design/OS/ScreenKeyboard

Non-goals

Not intended to support every possible key - modifier keys like ctrl/alt/super/F keys.

などと言及されているので、あらゆる意味でGNOMEの対応は期待できない。カーソル移動キーやコントロールキーがないことが日本語入力はするなという意味になるとは気付いてない。端末アプリでコントロールキーなどがあるのは英語圏でも必要だという勝手な判断に過ぎない。プーチンではないがこれがダブルスタンダード。


 仮想キーボードをなんとかする。

 impanel-with-osk のソースを見て判明したのだが、

/usr/share/gnome-shell/gnome-shell-osk-layouts.gresource

が仮想キーボードのレイアウト。

https://payaljain05.medium.com/how-to-modify-and-zip-back-a-gresource-file-in-ubuntu-18-04-20-04-c6206bf3497b

を参考に元の gnome-shell-osk-layouts.gresource から

us-extended.json
us.json
digits.json
email.json
emoji.json
number.json
phone.json
url.json

を取り出し、これらを含む gnome-shell-osk-layouts.xml を作る。

 上記参考ページではルート要素が<gresource>になっているが、<gresources>の間違い(https://docs.gtk.org/gio/struct.Resource.html)。

 コンパイル前に us-extended.json で us.json を上書きする。つまりシステムが us.json を呼び出したときに us-extended.json を返すというアイデア。

glib-compile-resources gnome-shell-osk-layouts.xml

で モディファイされた gnome-shell-osk-layouts.gresource が出来上がる。

 これを

/usr/share/gnome-shell/gnome-shell-osk-layouts.gresource

と入れ替える。

 これで常にカーソル移動キーやコントロールキーがある仮想キーボードになる。

 ユーザの.localに配置すれば優先的に使うなどの措置があれば良いのだが、そういう情報は見つかってない。


2025.04.02


 GNOMEの「テキストエディタ」という名前のgnome-text-editorは開いたテキストファイルの元の文字エンコーディングを無視してUTF-8で保存するようだ。わざと? それとも素人しかいないの? geditをインストール。geditは元の文字エンコーディングで保存する。あたりまえすぎて、そんなところで躓くとか想像もしなかった。

 とはいえgeditはgtk4ではないのだろう、タッチスクリーンでの問題がある。メンテナンスされてないとはそういうことだ。

gnome-text-editorで名前を付けて保存のときに文字エンコーディングでCP932を選んで保存してもUTF-8になった。このへん全く機能してない。素人云々でなくUIだけ用意して実装がないって意味か?

 サーバー機alephもUbuntu 24.04で、「ファイル」という名前のnemoでテキストファイルをダブルクリックしたらgnome-text-editorが起動した。テキストを選択し、右クリックのメニューでコピー。Firefoxの検索枠でペーストできない。端末でもペーストできない。gnome-text-editorで「Ctrl-C」でコピーしたらペーストできるようになった。なんだこの品質。いくらなんでも試験というか動作確認すらしてないのかよってレベル。geditの右クリックのメニューのコピーはちゃんと効く。

 gnome-text-editorもgeditも古典的メニューバーがなく、右クリックメニューの出せないタッチスクリーンではテキストのコピーができない。


2025.04.03


 GPD Win Maxにてスケジュール(カレンダー)の同期ができてないと気付く。サーバー機のDAViCalが動いてないのだろう。サーバー機をUbuntu 24.04にアップグレードするときに文句を言われてPostgreSQLの古いバージョンを幾つかパージしたのが原因だろうとは思う。まぁ、こんな状態で修復とかムリゲー。おそらくデータは全部クライアント側(Windowsのメイン機のThunderbird)にもある。DAViCalからWebDAVに移行することにする。

 WebDAVを検索すると、apache2だけでできるそうで、おう、apache2は動いてるぞ、つうかDAViCalもapache2経由で使ってた。

 「Setting Up Apache WebDAV on Ubuntu 24.04」(https://geekrewind.com/setting-up-apache-webdav-on-ubuntu-24-04/)を参考にサーバ機のapache2をそれっぽく設定して、Windowsのメイン機のThunderbirdで元のカレンダーを「カレンダーの公開」(拡張子は.ics)。GPD Win Maxにて「新しいカレンダー」としてその.icsのURLを指定。普通に読める。

 多少同期に癖があるようだが、私一人で扱うので競合の心配はあまりない。

 とはいえ、これは同期の度に全部持ってくるってことなのか? サーバ機の /var/www/webdav には単にアップロードした.icsファイルがあるだけだし、差分情報とかなさそうだよなこれ。


2025.04.08


 PostgreSQLを全バージョン削除しても、ユーザpostgresでpsqlコマンドを呼んでエラーが発生するのは変わらなかった。別のLinuxを新規インストールしたマシンでは問題ない。もしやと/etc/postgresqlを見ると歴代のバージョン番号のディレクトリが残っていた。これを削除するとエラーが発生することはなくなった。それっておかしくないか? バージョンを共存させるための措置でバグってんじゃねぇよ。なんつうか、ありえない。どんな手抜きをしたんだか。


2025.04.13


 Transbook T90 ChiをUbuntu 24.04で使うのはやめてLinux Mint 22.1 Cinnamonを入れ直したが、ときどきフリーズするのはUbuntu 24.04と変わらない。やはりそもそも何かデバイスドライバレベルで問題があるのだろう。タッチスクリーン周りは実績も乏しいだろうとは思う。タッチスクリーンもジャイロもないVaio Pro 11ではフリーズの経験はない。まぁ、Vaioは開発者に好かれている(利用者の多い)機種だろうというのは大きいだろうが。

 Linux Mint 22.1 CinnamonはUbuntu 24.04で機能しなかったonboardがちゃんと機能する。onboardにはTabキーや矢印キーがあるので、タッチでどうにもならないドロップダウンリストも一応操作可能になる。Ubuntu 24.04で強制される出来の悪い仮想キーボードと違いonboardはちゃんとしたプログラムだ。

 Vaioも現在はUbuntu 24.04でなくLinux Mint 22.1 Cinnamonを入れている。ノートPCはサーバではないのでGUIのフレーバーが重要。GNOME Shellの狂ってるとしか思えないUIに嫌気が差してたのが主な理由。


2025.04.13


 Transbook T90 ChiのLinux Mint 22.1 Cinnamonのシャットダウンに妙に時間が掛かる。

https://ja.linux-console.net/?p=18289

を参考に(日付とディストロ名という極めて重要な情報の欠落した駄目サイトだとは思うが、「linux mint シャットダウンが遅い」で検索して上位に出てきた。)

journalctl -rb -1

の出力を眺める。

cinnamon-session-binary[1044]: WARNING: t+102.34252s: Finished playing logout sound
pipewire[1027]: spa.alsa: hw:1p: (23 suppressed) snd_pcm_avail after recover: Broken pipe

あたりが臭い。

 サウンド設定を見ると「Cinnamonの終了」にサウンドが振られていた。これの再生を止めると素直にシャットダウンするようになった。これかよ。


2025.04.15


 文字エンコードの自動判定付きのgrepってなんだっけとDuckDuckGoで検索。「Linux 日本語 検索」。検索1番のページ(https://bacchi.me/linux/grep-japanese/)は正しくlvのことを書いているが、2番目以降全く役に立たない。lvとかlgrepってそんなにマイナーかな。

 Yahoo知恵袋でちゃんとlgrepのことを書いてる人がいる(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1439887634)。ベストアンサーはがっかりな内容。検索できてないから質問してるんだろうに。


2025.04.24


 最近、この数ヶ月だろうか、ほぼ毎日自動音声での詐欺電話が固定電話に掛かってくる。やってられないので、電話に出ないで留守番電話になるように設定。電話会社は問題を把握してるけど法的に対処不可なんすかね。警察が出張っても良い頃合い。

 うちの固定電話の番号は、電話帳をWebにアップした気違いのおかげで公開されてしまってて、電子入れ墨状態。まぁ、ママのママも亡くなって、もうこの固定電話に掛けてくる人はほとんどいないので閉じても良いのかもしれないけど。


2025.04.24


 T90 ChiのLinux MintにMATEを入れる。目的はフリーズの犯人探しだが、気休めとも言う。

 GNOME Shellを疑ってる。現バージョンもそうだが、cinnamonもGNOME Shellの派生。

 MATEではパネルの時計をタップするとツールチップが表示されるのだがタッチスクリーンでは消えてくれない。マウスでは消えるのだがタッチスクリーンのタップでは消えない。タッチスクリーンでMATEを使う人はいないって意味なんかね。しょうがないのでパネルから時計を削除。dconfエディタでそれっぽい設定(/org/mate/panel/general/tooltips-enabled)をオフにしても消えない。バグじゃん。迷惑。

強硬手段として(https://gitlab.com/postmarketOS/pmaports/-/merge_requests/4708)

~/.config/gtk-3.0/gtk.css
----
tooltip {
  font-size = 0;
  opacity = 0;
}
----

で、見えなくする。


2025.04.25


 Asus Transbook T90 ChiのLinux Mintに、現在はXfceを入れて使ってみている。フリーズの犯人探しを続けているところだが、まだXfceではフリーズしてない。MATEでは変な状態にはなったがCinnamonやGNOME Shell (Ubuntu)でのフリーズとは違う感じだった。どのデスクトップ環境も入力はlibinputのようで、明白に違うのはウィンドウマネージャになる。GNOME ShellはMutter、CinnamonはMuffin、MATEはMarco、XfceはXfwm。MutterはMetacityの置き換えで、MuffinはMutterのフォーク、MarcoはMetacityのフォーク。XfwmだけMetacityすなわちGNOMEのウィンドウマネージャと無関係、なのか? MATEはGNOME 2のフォークでCinnamonはGNOME 3のフォーク。XfceもGtkを使ってるのだからGNOMEと無縁というわけにはいかない。


2025.05.01


 この日記の元原稿yoma081.txtをT90 Chiでチェックしてるときにフリーズ。2度フリーズ。チェックに使ってたテキストエディタはxed。ともかくXfceでもフリーズすると判明。


2025.05.05


「ホーム」へ戻る


OSTRACISM CO.

OSTRA / Takeshi Yoneki