■ 開発日記 巻之七拾九
OSTRA / Takeshi Yoneki
古いiOSアプリ(Objective-C)をUIScene API対応する必要がでてきた。『[iOS13] UIScene APIを使用する [Xcode11]』(https://qiita.com/snoozelag/items/fe95df7e748ad5fc3205)などを参考に実装してみたが画面が真っ黒なまま。途方に暮れていた。
しょうがないので、新規プロジェクト(Objective-C)を作って、Info.plistなどを比べてみようと考えた。で、比べてみると、UISceneDelegateClassName の値が $(PRODUCT_NAME).SceneDelegate でなく SceneDelegate となっている。SceneDelegate への変更を含め色々やった結果なんとか動くようになった。もしやと新規プロジェクト(Swift)を作ってInfo.plistを見ると、UISceneDelegateClassName の値が $(PRODUCT_MODULE_NAME).SceneDelegate となっている。これが罠の正体か。おそらくSwiftは名前空間的な機能があり(Swiftはまだ勉強してません)、Objective-Cにはないのだろう。その違いをInfo.plistの記述で吸収している、と。こんなんわかるか。つうか、https://developer.apple.com/documentation/bundleresources/information_property_list/uiapplicationscenemanifest/uisceneconfigurations/cptemplateapplicationscenesessionroleapplication/uiscenedelegateclassname に書いとけよ。ドキュメント化が必要だろ。
2023.11.09
技術評論社の「[増補改訂第3版] Swift実践入門」によると、Swiftにはライブラリなどのパッケージを単位として名前空間があるそうだ。実行ファイルもパッケージの単位。Swiftのリフレクションで$(PRODUCT_MODULE_NAME).SceneDelegateのように名前空間も必要になるのだろう。対し、Objective-Cでは名前空間がないのでSceneDelegateとなる。
しかも、その名前空間は名前の衝突がないかぎり省略して良いそうで、Facebook SDKのスタートガイドのサンプルに記述されている ApplicationDelegate.shared.application って普通名詞な名前はいったいなんだよってのも、Facebook SDKの名前空間が省略された結果だと判明。いくら省略できるからって、スタートガイドで名前空間を省略する程度の駄目なセンスが駄目なFacebookらしさを醸してる。お近付きになりたくないワ。
2023.11.10
先月半ばに順天堂医院にてCTスキャンを受け先月末に結果を聞きに行く。再発はない。次は半年後に普通のレントゲン撮影。
2023.11.15
スリーイーの3E-BKY5というBluetoothキーボードが壊れた。fnキーが効かない。新宿の元ビックロのビックカメラでオウルテックのクリソツなキーボードOWL-BTKB6301TP-BKGYを買ってきた。3E-BKY5はもう製品としては存在しないようで、設計とか権利とか売っぱらったんですかね。売り場にはBluetoothでタッチパッド付というキーボードは1種類しかなかった。
2023.11.15
古いThnderbirdでLightningを使っていたが、Googleカレンダーとの同期が不調になっていた。ママによると最近のThnderbirdはLightningがもうプラグインでなく機能の一部になり、Googleとのやりとりもプラグインではなくなったそうで、最新版に移行した。移行自体は問題なくすんなりできた。そもそもカレンダー情報は基本的にサーバ(家のファイルサーバ)側にあるからだが。
で、起動するたびにパスワードを求められたりGoogleとの接続確認が求められたりなんだかおかしい。どうもパスワードマネージャにパスワードが記録されてないのが原因のようだ。そのへんをググってみても碌な情報が得られない。
そこで、プロファイルを他所にコピーしたうえでThnderbirdをアンインストール。プロファイルを削除して再度インストールした。プロファイルを使いまわすのでなく新規にカレンダー関連の設定をするとパスワードマネージャにパスワードが記録された。どんなバグかは知らないが変なもん踏み抜いていたらしい。再現の難しい条件だろうから碌な情報がないわけだ。もう起動するたびにパスワードが求められたりGoogleとの接続確認が求められたりしなくなった。
2023.11.18
NieR:Automata(PC)
「Cyberpunk 2077」のエンディングを見たので、Steam版「NieR:Automata」を始めた。
なんというか古式ゆかしいシューティングゲームだ。開発陣やファンは違うと言うのだろうが、今のところ最初のセーブポイントに辿り着いてない私にはシューティングゲームにしか見えない。しかも「ゼビウス」以降ときどきあったせわしくて出来のイマイチな80年代シューティングゲームだなぁ。初回はボスに到達しなかった。二度目はボス戦の途中まで。もう何回かプレイするとかイージーに設定するとかで最初の面をクリアできるとは思うが、プレイを続けたいと思うかがポイント。「DARK SOULS」や「Bloodborne」は一回やめてしばらくしてから再開、クリアはしてないがラスボスに会うとかラスボス直前まで遊んだ。「DARK SOULS」はPS3版に加えSwitchでもプレイする位には気に入っており、Steam版の「DARK SOULS」もプレイしようかと考えている。というように思うかどうか。「せわしくて出来のイマイチなシューティングゲーム」って部分は変わらないからなぁ。「BAYONETTA」もせわしくて出来のイマイチなシューティングゲームで放置、おそらく再開はない。
アクションRPGって書いてあったら、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」とまでは言わないが「メトロイド ドレッド」のようなゲームを期待しちゃうよ。つうか「メトロイド ドレッド」と何が違うのか。どうしてイマイチと感じるのか。そもそもGPD Win MaxにXBox互換コントローラーをUSB接続しても、「XboxコントローラーのSteam入力を有効にする」をオフにしているとUSB接続したコントローラーは使えない。内蔵コントローラでしかプレイできない。設定にコントローラーの選択は見つからなかった。しかたがないので「XboxコントローラーのSteam入力を有効にする」をオンにしてプレイした。これも印象の悪い点。
開発会社はプラチナゲームズで、「BAYONETTA」もここか。「スターフォックス ゼロ」もだよ。俺との相性は最悪じゃんか。俺にとってシューティングゲームは「エースコンバット」で意味が変わった。レトロゲームとして「ゼビウス」や「ギャプラス」はプレイしても、あくまでレトロ。「ニューラリーX」をプレイするのと一緒。
そんなわけで、まったりとプレイできる、三度目の「スカイリム」(Steam版)を再開。ソルスセイム島のクエストがまだ手付かずだった。
2023.11.20
スカイリム(PC)
スカイリムをホリパッドでなくXBox互換コントローラーで遊ぶべく設定を試行錯誤している。そもそもSkyrimはゲームコントローラーに対応しているのだが、ゲームコントローラーとマウス・キーボードが排他となっており、なんともイマイチ。それでゲームコントローラーをキー入力に変換する常駐ソフト経由で遊んでいる。
で、スカイリムのゲームコントローラーを使わないモードで[システム - 操作方法]の項目がスクロールしないバグがある。いつからこうなのかわからないがSEからのアップデートのAE 1.6.640でこうなっている。以前こうだったか覚えてない。そのため、どのキーがどの機能に振られているかはWebで情報を探さないといけない。ゲームコントローラーモードでは操作方法はちゃんと動くのだが、そもそもキーボードのバインドでなくゲームコントローラーのバインドになっているので欲しい情報ではない。
Antimicroを使ってXBox互換コントローラーのMenu+HomeをF9(クイックロード)にバインドしてプレイ中に発動させるとウィンドウ切り替えが起きた。やれやれ、またか。Steamが勝手にコントローラーを奪っている。初期状態で色々奪うのはやめてほしい。
老眼の私はGPD Win Maxを文字を大きくする125%、全体を大きくする125%で使っているが、Steamの設定画面が画面全体に収まらない(Steamバージョン: 1700160213)。極めて出来の悪いUIである。STEMA設定の「コントローラー」の一番下に「ガイドボタンコードのレイアウト」がある。ここにアクセスできないので文字や全体を100%にする。「ガイドボタンコードのレイアウト - レイアウトを編集 - ボタン」の一番下の2つがALTとTABに振られている。少なくともそれは「コマンドを削除」する。私は全部「コマンドを削除」した。こういう設定はときどきどこで設定するのか変わってしまう。迷惑。ひたすら迷惑。「XboxコントローラーのSteam入力を有効にする」は当然オフなのにこんなことになってる。ちゃんと全部無効にしろよ。
2023.11.20
スカイリム (PC)
monadoのスカイリムが1.6.1130になっており、SKSEが起動しない。これだからSteamは。アップデートしないという選択肢をユーザに与えないってのはどうかと思うぞ。
幾つかmodをアップデート。
「SSE Engine Fixes for 1.6.629 and newer」があるとロード後落ちる。
2023.12.22
スカイリム (PC)
GPD Win MAXのスカイリムを1.6.1130に移行。
2023.12.25
moom(PC)
以前Switchでママが買った「moon」。俺も遊べたのだが、先日ママが「風来のシレン」向けということで自分のSwitchを買った。で、「moon」の扱いをそっちのSwitchに移したので、俺の遊んでるSwitchでは遊べなくなった。なんつうか、こういったケチ臭い仕打ちはなんとかならんのかいな任天堂さん。Kindleも日本ではファミリー云々はやってないし、日本にもちゃんと活動する消費者団体が必要なんだろうな。
で、Steamがセールスしてたので、PC版「moon」を入手。引っ越し以来PSの「moon」のCDが発見できてない。それがあればPSエミュで遊べるのだがもう探すのはあきらめた。エミュといえば、トルネコシリーズは移植にせよバーチャルコンソールのような形態にせよ、現行機種向けに一切リリースされていない。どんな大人の事情があるかは知らないが、文化としてのゲームを貶める行為だって自覚はしてほしいぞ、スクエニさん。任天堂さん、ソニーさん、頑張ってくださいよ。
2023.12.29
C++のメンバイニシャライザについて。
Sample sample;
というクラスメンバで、メンバイニシャライザを使わないとパラメタなしでコンストラクタが呼ばれる。
メンバイニシャライザで
sample("ABC")
と記述すると、パラメタ"ABC"でコンストラクタが呼ばれる。
メンバイニシャライザを使わないでコンストラクタで
sample = "ABC";
と記述するとパラメタ"ABC"で代入が呼ばれる。
パラメタなしのコンストラクタ + 代入 よりは パラメタありのコンストラクタ の方が呼び出す回数が1回減るというのが唯一の利点だろうか? パラメタありのコンストラクタが パラメタなしのコンストラクタ + 代入 に比べどれだけ効率よく書けるというのだろう。
実際にクラスを書くと多くの場合、パラメタありのコンストラクタ = パラメタなしのコンストラクタ + 代入 になってしまうのではなかろうか。パラメタありのコンストラクタをそうならないように実装するのはメンテナンス性を考えると、あまり良いことではない。基本的に1か所で処理すれば良いことを分散させるのは著しくメンテナンス性を下げる。
メンバイニシャライザに限らず、変数を宣言するときに、
Sample sample1; sample1 = "ABC";
の場合と
Sample sample2("ABC");
の場合の違い。前者はパラメタなしでコンストラクタが呼ばれた後で代入が呼ばれる。
C++は明示的に初期値を設定することは強制されない。例えばOCamlではインスタンス生成時メンバの値は必ず設定しないとコンパイルを通してもらえない。OCamlはメンバイニシャライザ的なものは特別な文法でなく、単に型(レコード)の初期化。とにかく初期値を書かねばコンパイルが通らない。
C++は初期化の記述が強制されないにも関わらず、メンバイニシャライザがなければパラメタなしのコンストラクタが勝手に呼ばれる。これがなんともバランスが悪い。
インスタンス生成時コンストラクタが呼ばれるってのはC++のキモなので外せないのはわかるが、Cの構造体の単にメモリを確保するだけという放置っぷりとはかなり違う。Cの放置っぷりに比べC++で勝手にコンストラクタが呼ばれるのがバランスとか気持ちとかが悪い。勝手にコンストラクタが呼ばれるのがクラスのみで、基本型は結局放置ってのもどうよ。ここまでするんなら、暗黙にでなく初期化を書くことを強制すれば良かったのではないかと思うが後知恵。初期化忘れのバグは今日も作られ続ける。変数の初期化を強制する言語が主流になるのは、まだまだ先かな。C++はCのソースを概ねそのまま生かすという選択をしたから無理だったのかもしれない。80年代とか90年代にはこんなRust的な考えはまだ早かっただろう。
クラスメンバをポインタで持つ場合、暗黙にコンストラクタは呼ばれない。コンストラクタなどでnewとかNULLの代入などを書かなくてはいけないが、強制はされない。std::stringなど標準クラスがポインタでなくても使えるので、メンバ全部ポインタってのは「敢えて」そうやってるプロジェクトに限るだろう。
Objective-Cのクラスは基本的に皆ポインタで扱う。その考え方を取り入れるとC++で敢えてクラス全部ポインタで扱うという方向になるのではないか。まぁ、そういうやり方でも構築できる、そうでないやり方もあり、ってのがC++の特徴なのだろう。GUI部品のクラスは大抵OSレベルでポインタなのでポインタで扱うのが普通だ。暗黙のコンストラクタを避けるために、というわけではない。そういえば昔のMacintoshや16bitのWindowsはメモリの連続領域を確保する目的で、ポインタのポインタをハンドルと名付けて扱ってた。あぁ話がそれた。
2023.09.25 - 2024.01.11
アマゾンプライムビデオでエレクトリック・ドリームズを見る。PKディックの短編作品を映像化している。割と出来は良い。「高い城の男」も出来は良かったのだが、余りにも長くて途中で挫折した。これは全話独立なので挫折しても大丈夫。
エレクトリック・ドリームズ第一話。原作は「Exhibit Piece」で邦訳は「廃品博物館」あるいは「展示品」。仁賀克雄の訳しかないようだ。仁賀克雄の訳本のうち筑摩や朝日ソノラマはかなり以前から入手困難で、「ウォー・ゲーム」や「人間狩り」という本の存在は知っていても入手できないでいた。おそらくどちらの本もその後ハヤカワによって別に訳されたりしてる作品が多いのだろうが、「廃品博物館」はなさそうだ。そんなわけで読んでない作品だった。
ググってみて気付いたのは仁賀克雄の訳したディック作品がグーテンベルク21によって電子出版されていること。入手困難に見舞われた作品が一転最も入手しやすくなっていた。「廃品博物館」は「顔のない博物館」に収録されている。
映像化は初代トータルリコール並みにかけ離れたものだが、ディック作品の映像化はそういうのもアリだと思っている。
エレクトリック・ドリームズ第二話。原作は「Autofac」で邦訳は「自動工場」。ハヤカワの「時間飛行士へのささやかな贈物」と「ペイチェック」に収録されている。少なくとも二度は読んでる。残念なことに、ハヤカワのディック作品で電子出版されているのは、「ペイチェック」(2004年)の出た後の新編集もの(2011年)からで、「ペイチェック」は電子化されていない。よって「自動工場」は紙でしか読めない。入手性がどうかは知らないが、今はもう難しいのではなかろうか。
2024.01.14
エレクトリック・ドリームズ第三話。原作は「Human Is」で邦訳は「人間らしさ」。ハヤカワの「時間飛行士へのささやかな贈物」に収録されているが、これはサンリオの「ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック II」の一部訳を変えたもので、「The Father-Thing」の翻訳者が鈴木聡から大森望に代わっている。大部分は浅倉久志の訳。「人間らしさ」は友枝康子のままなのでおそらくサンリオ時代の訳のまま。映像化は全く別の背景にされているが、オチのセリフは原作と一緒。
そんなわけで当然電子書籍はない。そもそもディックの電子書籍はハヤカワとグーテンベルク21しかない。創元はなにしてる、ってな状況。ハヤカワの2011年の新編集以前の本の入手性は低いのではないかと思うがどうなんだろう。
2024.01.16
アサヒネットのスパムフィルターを掻い潜ってりそな銀行を騙るメールが来た。HTMLの中にclck.ruというサイトへのリンクがある。短縮URLのサービスだろうか。ググるとClck.ruと名付けられているマルウェアもあるようだ。
最近話題になってる「神奈川県公立高等学校入学者選抜インターネット出願システム」からのメールはアサヒネットでどう判定されるのだろう。まぁ、受験生でアサヒネットユーザはいないだろうとは思うが。
2024.01.22
ときどき横断歩道の近くでじりじり動いている自動車を見かける。「止まったら死ぬ病」と命名。
2024.01.22
エレクトリック・ドリームズ第四話。原作は「Sales Pitch」で邦訳は「CM地獄」。原作にはレプリカントのような寿命の短い人造人間は出てこない。なんでこの映像作品の原作が「CM地獄」なんだろう、全く繋がらない。映像作品にディックっぽさは満載だが「CM地獄」ではない。「CM地獄」はどちらかというと「にぎやかな未来」に近い。ハヤカワの「変数人間」に収録されているので電子書籍で読める。
エレクトリック・ドリームズ第五話。原作は「The Hood Maker」で邦訳は「フード・メイカー」。背景は割と原作から持ってきてるが、ネタの展開と特にオチは全く違う。ハヤカワの「トータル・リコール」に収録されているので電子書籍で読める。
エレクトリック・ドリームズ第六話。原作は「Foster, You're Dead」で邦訳は「フォスター、お前はもう死んでるぞ」など。フォスターは原作では苗字なのだが、映像作品では女の子の名前になっている。英国や米国ではそれで通用するのか? 同じ部分はその名前と親が反政府扱いされているところと学校が舞台な点。まぁ、別の物語だ。ハヤカワの「人間以前」とグーテンベルク21の「顔のない博物館」に収録されており、2つの訳が電子書籍で読める。
エレクトリック・ドリームズ第七話。原作は「The Father-thing」で邦訳は「おとうさんみたいなもの」とか「パパそっくり」とか「父さんに似たもの」とか「父さんもどき」とか「パパふたり」など。大森望は「父さんに似たもの」と「父さんもどき」で仁賀克雄は「パパそっくり」と「パパふたり」。同じ訳になんで別のタイトルを付けるかね。「トータル・リコール」や「マイノリティ・リポート」のように映画化されて映画のタイトルを付けるとかはまぁしかたがないが、これはそういうわけじゃない。ここまで原作に近い映像化は珍しい。「スクリーマーズ」並みに原作に近い。ハヤカワの「人間以前」とグーテンベルク21の「顔のない博物館」に収録されており、2つの訳が電子書籍で読める。
2024.02.01
僕の心のヤバイやつのテレビアニメ2期のオープニングがやけにアクションが強いなと思ったら、荒木監督だった。最近テレビアニメのオープニングとエンディングに他所の監督を起用するのが目立つが、どうしてなんだろう。大作に取り掛かってないときに仕事を回すというような才能の有効活用的なハナシなんだろうか。
2024.02.02
GOG版のFallout 3をPCにインストール。XBox 360コントローラーで遊べるということになっているようだが、認識したりしなかったり、どんな条件でちゃんと使えるのかいまだ不明。XInputのコントローラーはGamesir G7、Gamesir T4、GPD Win MAX内蔵の3種類ある。少なくともどのコントローラーも一度はFallout 3に認識されたが、何の拍子か認識されなくなる。安定して認識されないとかなら諦めも付くが、動くときは動くので、条件を見つけたいという欲が出る。とはいえ、どうせFallout 3の方の作りが駄目ってな気配が濃厚なので無駄って気もする。結局ゲームコントローラー入力をキー入力に変換して遊ぶことになるんだろう。それならPS4向けホリコンでいいわけだし。
2024.02.05
PKディックの「宇宙の操り人形」は12年以上昔にドットブック版で痛い目に合っている。Sony Readerがドットブック対応をした頃、ドットブックはアクセスコントロールをするよう仕様を改定した。hontoで買った「宇宙の操り人形」はSony Readerでは読めなかった。PDAbookで買った「宇宙の操り人形」はSony Readerでは最初の長い作品だけ読めるが残りは読めなかった。Sony Readerのドットブック対応はSonyのプロテクトの掛かってる電子書籍のみを対象として、ボイジャーの改定した仕様は対象外と言われればしかたがないことだが、「最初の長い作品」以外はPCで画面キャプチャーして画像をPDFにしてSony Readerで読んだ。Amazonにやられてしまえと思ってたが、実際やられてしまった。
仁賀克雄訳の本はグーテンベルク21のリリースしている電子書籍が買える。「宇宙の操り人形」も普通に買えるし普通に読める。ハヤカワが電子化していない「地図にない町」も電子書籍で読める。20年位前に書店で見つけて喜んで買って帰った程度には入手が難しかった。
エレクトリック・ドリームズ第八話。原作は「Impossible Planet」で邦訳は「ありえざる星」。婆さんの年齢もちゃんと原作で350歳になっている。割と原作に近い作りだが、恋愛的要素は原作にはなく、オチもちょっと違う。ハヤカワの「地図にない町」に収録されているが、前述のように「地図にない町」の電子書籍はハヤカワでなくグーテンベルク21。ともかく電子書籍で読める。
エレクトリック・ドリームズ第九話。原作は「The Commuter」で邦訳は「地図にない町」。原作では突然消えてしまうのが若い女性でなくおじさん。割と原作に近い。だが主人公はエドではないし、息子のことは原作では別の表現になっている。ハヤカワの「地図にない町」と「人間以前」に収録されており、仁賀克雄訳と大森望訳が電子書籍で読める。
2024.02.06
エレクトリック・ドリームズ第十話。原作は「The Hanging Stranger」で邦訳は「ハンギング・ストレンジャー」とか「吊されたよそ者」。原作はエイリアンによる侵略ものなのだが、権力者による理不尽な支配とでもいうのか、映像作品には別作品が色々混ざってるようだ。ハヤカワでは新編集の「トータル・リコール」に大森望訳が収録されているが、それ以前は仁賀克雄訳が筑摩の「人間狩り」や朝日ソノラマの「ウォー・ゲーム」などに収録されていて私は紙本は入手できていない。新編集の「トータル・リコール」で初めて読んだ。仁賀克雄訳と大森望訳が電子書籍で読める。仁賀克雄訳はグーテンベルク21の「顔のない博物館」に収録されている。
2024.02.07
グーテンベルク21の仁賀克雄訳PKディック「ウォー・ゲーム」には「訳者あとがき」が収録されている。冒頭「本書収録作は」で始まるが、この電子書籍にはここでの「本書」が何なのか一切記載が無い。「訳者あとがき」には「本書は八五年にソノラマ文庫海外シリーズの一巻として刊行した『ウォー・ゲーム』の内容とは、表題の短編ほか二編が重複しているだけで他の七編は別の作品である」とあるので「本書」は筑摩書房の「ウォー・ゲーム」と考えられる。グーテンベルク21版には8編収録されているので収録作は筑摩書房とは違うのではあるが。ともかく、本編の短篇は色々な本に同じものが収録されているので底本なんて情報にはあまり意味はないのだろうが、この訳者の文章はどこに収録されていたものか書くべきだと思う。
2024.02.12
家のプリンタのHP OfficeJet Pro 9010。ブルースクリーンなエラーが発生したが、電源ボタンで電源が切れない。ソフトウエア的に高度化してるのは了解しているが、電源ボタンで電源が切れないとか、間違った設計だろうなぁ。ホスト名の変更もちゃんとはできなかったし、設計あるいは考え方がおかしいのは確か。
2024.02.13
勤務先のLinux機で公開鍵でのログインができなかったのは .ssh/authorized_keys を用意してなかったからと判明。あぁ、単に設定してなかっただけか。.ssh/authorized_keys を用意することで、VSCodeにてリモート接続するときにパスワードを求められることもなくなった。
2024.02.22
.ssh/authorized_keys を用意しても、TeraTerm 4.100からUbuntu 22.04に鍵認証でログインできない。
/var/log/auth.logを見ると
userauth_pubkey: key type ssh-rsa not in PubkeyAcceptedAlgorithms [preauth]
というエラーが発生しており、これでググるとsshd_configに
PubkeyAcceptedAlgorithms=+ssh-rsa
を加えろというもっともらしい解決方法が書いてあったりする。
しかし、Windows付属のssh.exe(C:\Windows\System32\OpenSSH\ssh.exe)ではログインできる。
加えて、Ubuntu 22.04で新たに鍵を生成してそれを使っても同じエラーが発生する。
ということはTeraTerm側の問題であり、サーバー側に手を入れるのは最後の手段。
もしやとTeraTermを4.108にアップデートしたらログインできた。
そもそもUbuntu 22.04はOpenSSHが8.9になり、8.8以降はssh-rsa (SHA-1)がデフォルトで無効になってるということが原因だそうだ。
TeraTerm 4.100はssh-rsaのバリエーションであるrsa-sha2-256 (SHA-2)やrsa-sha2-512 (SHA-2)には非対応。
2024.02.22
平沢進の新しいアルバムが何か出てないかとウィキペディアを見る。「RUBEDO/ALBEDO」というフジロックの音源を使ったアルバムがあるじゃないか。でもBandcampとかいうサイトからのダウンロード作品。こういう時のためにPaypalと契約している。アルバム「RUBEDO/ALBEDO」とシングル「遠征」を購入してwavをダウンロード。自作アプリでのMP3への変換で失敗する。もしやと調べると、「RUBEDO/ALBEDO」は24bit・44.1KHz・ステレオ、「遠征」は24bit・48KHz・ステレオ。ついに先生もハイレゾすか。MP3への変換はflacをffmpegでwavに変換すると16bitになったので、それでOK。
2024.03.08
何年か前、社員旅行の宿のカラオケで「のこりギリギリ」を発見した。
https://joysound.biz/search/song_detail.php?machine=UA&id=145505
なので嘘じゃないです。
しかし、なぜ「のこりギリギリ」がカラオケになってるんだろう。
2024.03.08
Fallout 3 (PC)
スーパーマリオブラザーズ ワンダーを遊び始めたが、まぁ、いつも通りのマリオなのでPCにFallout 3をインストールして、日本語字幕のパッチを充てて遊び始める。うん、やっぱり面白い。以前プレイしたのはPS3版で、DLCなし。今回はPCのGOTY版なので、DLCは最初から全部入っている。ただし、Windows 10で安定して遊べるかは微妙。予想よりは安定してる感じだが。
最初ゲームコントローラーをキー入力などに変換して遊んでみたが、ゲーム側にコントローラーを扱わせた方が断然操作性が良い。特にPipboyの操作性が全然違う。Gamesir T4は認識されにくいが、Gamesir G7はほぼ確実に認識されるのでG7でプレイ。
2024.03.08
Fallout 3 (PC)
やけに強いグールがいるな、こんなのいなかったよなと思ったら、DLCの「Broken Steel」で追加された「フェラル・グール・リーヴァー」だそうだ。前回プレイは素のFallout 3だったのでいなかったわけだ。あと、やたら強いスーパーミュータントがいるなと思ったらこっちもDLCの「Broken Steel」で追加された「スーパーミュータント・オーバーロード」。やけに硬いので「Vault 87」でのプレイの途中でコンバットショットガンの耐久値が0になってしまった。
2024.03.12
どこにいってしまったか行方不明になったWALKMAN用のノイズキャンセリングイヤホン。現在使ってるWALKMAN WM-A47以前に使ってたWALKMAN NW-S786に付属していたものだったと思う。市販品としての型番はMDR-NWNC33。週末に新宿ビックカメラ西口店で入手。ピンク色しか並べてなかったが、店員さんに尋ねると黒を出してきた。展示が間に合ってなかったようだ。
私がイヤホンやスピーカーをチェックするときに使うのがブライアン・イーノとジョン・ケイルのアルバム「Wrong Way Up」の「Lay My Love」。このアルバムで好きなのは「Lay My Love」と「Spinning Away」で、ウィキペディアによるとどちらもジョン・ケイルが歌ってないブライアン・イーノのボーカル作品。なんだ、結局イーノの歌声が好きなんだ。
WALKMAN WM-A47にはいくつかのヘッドホン向けに設定があり、MDR-NWNC33も用意されている。特定のヘッドホン・イヤホン向けの専用のイコライザ設定だ。このイコライザがWM-A47のイコライザ機能で再現可能なのか、そうではないのかは知らない。
長らくオーディオテクニカATH-KCR50を使っているが、中域が弱いドンシャリで、WALKMAN WM-A47のイコライザ機能で中域をかなり上げている。イコライザのないPS VitaやPCなどでは残念な音になる。MDR-NWNC33だと妥当な音。元々イコライザなしでもバランスの良い音ってことなんだろう。せっかくなので当分はMDR-NWNC33を使おうか。ATH-KCR50が壊れて買いに行き、新宿ビックカメラ西口店でATH-KCR50も買ったが、当分出番はないかもしれない。
今回色々接続して判明したのはGPD Win MAX 2021の音の悪さ。デスクトップ機と同じく蟹(Realtek)なんだが、なんでこんなに違う。何をどうするとこんなに変わるのだろう。普段はHDMI接続のテレビで遊んでるので音は蟹を通ってないし、そもそもfoobar2000を今回インストールしたくらいGPDで音楽を聴いたりしないので気付かなかった。内蔵スピーカー向けイコライジングがヘッドホン端子でも有効になってるんかね。そのままでは音が割れるとか。なんでこんなことになってるかは全く不明。
2024.04.01
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/hobbytime/1586425.html
「【ファミコン救出大作戦その2】カセットをコピーできる「レトロフリーク」で昔のゲームを全部復活……は簡単にはいかない?」
ここで例に挙がっているゲームは「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」だ。おそらくなんとなくこのゲームを選んだのでなく、どういった大人の事情かわからないが、「トルネコの大冒険」シリーズは任天堂とソニーともにバーチャルコンソールのような形態での提供がなく、現行ゲーム機やPCへの移植もないからだろう。「トルネコの大冒険2」はPS1なのでPS3でディスクをそのまま使って遊べるが、初代「トルネコの大冒険」にはそういった手立てがない。もちろんどちらもエミュレーターで遊べるが、PS1ディスクは吸い出しが不要なのに比べ、スーファミカートリッジは吸い出しというハードルがある。合法的に初代「トルネコの大冒険」を遊ぶというニーズは確実にある。あるにもかかわらず、糞みたいな大人の事情で現在の糞みたいな現実がある。カドカワさん、スクエニさん、なんとかしてくださいよ。
2024.04.27
Fallout 3 (PC)
レベル上限30に達し、行ってないポイントを消化し、敵がやたらに強いPoint Lookoutを終え、攻略サイトを見てボブルヘッドを全部揃え、もういつでもやめられるけどやめないという状態になる。
アマゾンプライムビデオでFalloutのドラマを観る。なんというか、再現性が凄い。
2024.04.27
Fallout New Vegas (PC)
Falloutのドラマを観終わったので、GOG.comでFallout New Vegasを購入。インストールして有志の日本語パッチを充てる。割と頻繁に字幕が英語のままになる。調べると、YUPというアンオフィシャルパッチを充てると変なセリフを矯正しちゃうそうで、日本語の文を引いてくる元のキーである英文が違うため翻訳されないそうだ。お勧めのままYUPを入れてはみたが、こりゃまずはYUPなしでプレイだな。ゲーム機で遊んだFalloutは3と4なので、New Vegasは初プレイ。Pipboyの初期色はアンバー。大昔の端末はグリーンかアンバーだったが、パソコン世代の俺にはなんともあこがれのレトロな色合い。
2024.05.07
OSTRACISM CO.
OSTRA / Takeshi Yoneki