OSTRACISM CO.
■ 開発日記 巻之五拾壱

OSTRA / Takeshi Yoneki

 夏の引越し直後からケーブルテレビJ:COMの調子が悪かった。ときおりブロックノイズが発生したり音声が途切れたりするのだ。何度かケーブルテレビの人に来てもらい、最初は同じ機種のヒューマックス、次は別の機種のパナソニックと二度チューナーを交換して貰ったが現象は解消されなかった。
 問題は集合住宅の共用部分であろうということで今度はケーブルテレビの人が別の部屋の住人にノイズはないか尋ねて回った。で、何軒かこの夏あたりからノイズが載るとの返答があったそうだ。加えて配線の一部が異常な電波を出していると見つけ出し、配線の交換を行ったそうだ。断線ぎみだったんだろう。
 とりあえず三日程経つが今のところノイズはない。おそらくようやく問題は解消したのだろう。テレビのノイズを気にしたのはウチだけだったのか。ううむ、俺ってテレビっ子。

2009.10.13

 とか言ってたらまたノイズがでた。もちろん頻繁にではないが元々頻繁にノイズが載るわけじゃない。ママが観るFOXの米国捜査官ドラマで映像に、パパと小娘が観るアニメ結界師で音声にノイズが載った。解決はなかなか遠いな。

2009.10.14

 GNOMEパネルでバグってるのはパネルそのものでなく「ウィンドウの一覧」アプレットなのではないか。ということで「ウィンドウの一覧」を削除し、替わりにウィンドウ・セレクタを配置した。おぉ、これはMac OS 9まであったアプリ切り替えメニューじゃん。嬉しい。

2009.10.14

 居間に大きな時計を飾るのが憧れではあったが、それよりは実用的にどこでも時計計画を推進してが正しい。寝室にママの時計、トイレの時計、風呂場の時計、そして居間の時計。今日はそもそも何日だを解決する月日表示付きの液晶電波時計。レトロな大きな時計が欲しかったわけではない。気温や湿度もある。ただし、居間の時計に相応しい場所は南向きでイマイチ電波の状況が良くない(送信機は北にある)。夜中に受信に成功するようだから問題はなかろう。それまでは居間に目覚まし時計を配置してた。そもそも引越し前も居間の時計は目覚まし時計だった。ようやく居間らしい時計。それにしてもカシオのヘビーユーザ。
 どこでも時計計画の前に発動してたのはどこでもメモ帳計画。居間のテーブル、電話近辺、トイレ。まぁこれはある意味普通だ。トイレのジムニースティックはジムノックUKに、テーブルのアクロボールはサラサにリプレース。初期配備で残ったのは電話近辺のジェットストリームのみ。
 Ubuntu 9.10を待ってファイルサーバalephのOS入れ替えを画策中。新宿ドスパラで1.5TBのHDDを入手。入れ替えのタイミングでHDDの交換も予定。

2009.10.19

 Eee PCでWindows XP Homeの起動に90秒。Ubuntu 9.04の起動に50秒。やはり圧倒的にLinuxが起動の高速化を頑張っている様子。Windows XPは最初の画面表示だけは速いが延々とディスクアクセスが続き、実際には使えない(スタートメニューが開かない)時間が長い。なんとも詐欺的だ。

2009.10.22

 BSマンガ夜話のケロロ軍曹の回を観る。岡田さんが作家と紹介されていた。あれぇいつの間にオタキングを止めたんだ。オタキングでは肩書きとして意味不明だからか? オタキングでなければ評論家だろうとamazon.co.jpを調べたがやはり作家というより評論家なラインナップ。エッセイストを作家と表現するならアリ程度のことか? まぁ、作家と名乗りたかったんだろうなぁ。オタキングを貫き通して欲しいけど。
 岡田さんをやっかむ発言をどこかで見たな。スラドだっけか。有名度と実力が合ってないと思われてるようだ。伊集院光クラスの実力はあると思うがな、方向は違うが。そもそも有名度なんてのと実力は関係ないし。
 クラフトワークのカバーを集めたCDのID3タグ編集のとき、タイトル一覧をWebで探してたら覆面座談会風のレビューがあった。おそらく一人で書いたんだろうけど、石野卓球に対するやっかみでお腹いっぱいな文章。読んでて反吐が出る。音楽家の実力は作品でわかる。そんじょそこらのテクノDJにPS版「攻殼機動隊」のサウンドトラッククラスの作品は提供できないって。「交響詩篇エウレカセブン」の最終回泣いちゃったよ、元々グっと来る「虹」を使うのはズルいだろ。
 まぁ、そのカバー集の卓球作品がどうかは微妙だが。

2009.10.22

 「デジタル専用録画機の補償金納付を求め、SARVHが東芝を提訴へ」(http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091022_323715.html)
 私的録画補償金管理協会さん頑張りますね。まだ現状では提訴すると決議しただけで実際には提訴されてない。ギリギリで東芝が翻意すると「甘いこと」考えての決議なんだろうなぁ。おそらくこの程度は想定内の東芝はつっぱねるので裁判になる。で、経緯からして法的裏付けがないことは明白なので私的録画補償金管理協会さんには良くない方向で白黒はっきりしちゃう。中古ゲームに頒布権がなかったことが確認されたようにはっきりしちゃう。
 私的録音録画補償金なんてのはそもそもがつじつまの合わない曖昧なヘンテコリンな制度で、メーカーの善意におんぶに抱っこの存在だってこと忘れちゃったのかな。

2009.10.23

 MP3プレーヤー(iPodではないしましてやWalkmanであるはずがない、Walkmanがファイル名順再生できるんならリプレース対象にはなるが)のシャッフル再生で久しぶりにスティーブ・ライヒの「Different Trains」を聴く。以前にも書いたかもしれないが、これは列車風のバックにライヒが録音したおっさんやおばはんのお喋りのテープを使って喋りのイントネーションを楽音で追いかけ追い越し演奏するというミニマル・ミュージックの中でも特殊な作品。この説明でピンと来るならテクノ好き、いやネタもの好きか。スーパーベルズのモーターマンの方法論そのまま。もちろんモーターマンの方がポップで面白いがアイディアの元ネタはこれ。列車って点も共通。でも五反田のタンの部分の跳ね具合に執着するなど芸が細かいのはスーパーベルズならでは。
 このライヒ作品を最初に聴いたのはエビ天というアマチュア映画の深夜番組の一作品。大量の新聞をコマ取りアニメでかつて見たこともない映像に仕立てた作品のバックに流れていた。映像も凄いが、でもやっぱり俺は音楽が気になる。これだけじゃ情報が余りにない。手掛かりが全くない。基本的にあきらめモードだったのだが、後に後輩のザッパ(だっけ?)がライヒのCDをウチに持って遊びにきたのであった。彼の目当てはB面相当のパット・メセニーの方だったが、私はA面相当の演奏に心を奪われてしまった。
 エビ天といえば終盤に監督を集めて四方山話をする回があったけど、そのとき竹下監督がコスプレしてたのがハムラビ仮面。
 NHK FMの「現代の音楽」のテーマ曲も当時謎だった。フィリップ・グラスに始まりミニマル・ミュージックを漁っていたが、テリー・ライリーを買い始めた序盤に偶然入手した。「A Rainbow In Curved Air」は今でもお気に入りで「シャフル結果に必ず入れる」対象にしている。名曲。インドっぽいと気付いたのは結構最近。
 中学だか高校の時たまたまラジオを録音してよく聴いていた謎の暗い音楽がキング・クリムゾンの「Epitaph」と知ったのはかなり後のこと。80年代クリムゾンは好きだが70年代クリムゾンにあまり興味はなかった。今でもアルバムは全部は聴いてない。7拍子が楽しいピンク・フロイドの「Money」はタイトルだけは分かってた。だって「まね〜」って歌ってるもん。

2009.10.28

ドラゴンクエスト IX(NDS)
 いきなりあまり前フリなしにキャラクタ作成・職業決定をしてパーティーを組むといったあたりで気付くべきだったが、DQ9はDQ1における「WizardryやUltimaのようなゲームを入門向けに簡素化して易しく」という最初のコンセプトの延長線上にある。容量に明白に制限のあるROMカートリッジだからなのか、壮大なストーリーを語るDQ8の方向から原点に戻ってきた。
 と気付いたのはオモテのラスボスのダンジョンでラスボスを拝んでから引き返しさてどうしたもんかと細かいクエストを始めてからだ。それまで転職をしてなかったのだが、転職のシステムをWebで探るとなんだこれはまるでWizardry。転職を繰り返しスキルをためてひたすら強くするという「まったりのんびり不毛なRPG」そのものではないか(褒め言葉)。
 まさかナンバリングDQでWizardryが遊べるとは思ってなかった。ドラゴンクエストモンスターズがかなり「まったりのんびり不毛なRPG」だったので前例がないわけではない。カジノは不要だと思っていたしないのは正解。レアアイテムはダンジョンで得るのが正しい。
 トルネコも原点回帰してください。SFC版の移植でもいいけど。
 当分つづく予定。

2009.11.04

 ファイルサーバのalephに1.5TBのHDDを入れるついでにUbuntu 9.10を入れてみた。地雷だった。何の変哲もないマウスコンピューターのCeleronデスクトップ機でログイン直後にフリーズ。こりゃ当面9.04にでもするしかないか。9.10は仕切り直し待ちだ。オンラインアップデートにまで到達できないんじゃ手がない。
 Snow Leopard、Windows 7と続くOSアップグレード祭りというタイミングでやらかしちゃったなぁ。9.10は覚悟を決めて入れろとアドバイスするしかない。ファイルサーバは安定志向を求めてFedoraからUbuntuに移行。移行したのは昨年で入れたのは8.04。動いているのは触るなの原則はあるが、NetatalkのSnow Leopard対応問題もあって最新にしようとしたのが仇になった。
 問題はオンボードのIntelグラフィック関連なんだろうとは思う。ともあれ、普通のデスクトップ機でここまでダメだったのは15年程前Slackwareを使い始めて以来初めてかもしれない。安心しきっていたところでのパンチは効く。

2009.11.05

 Ubuntu 9.10をインストールしたaleph(Celeron 430)にログイン後端末を使おうとメニューをクリックするとフリーズ。どうせ安物のIntelチップセット内蔵グラフィックのドライバの問題だろうから、ウィンドウマネージャを変える。
 xtermでログインしてウィンドウマネージャをcompizからmetacityに変更。

gconftool -s -t string /desktop/gnome/applications/window_manager/default /usr/bin/metacity
gconftool -s -t string /desktop/gnome/applications/window_manager/current /usr/bin/metacity

 これでようやく普通に動くようになった。やっぱり9.04を入れ直すのでなく9.10のまま逝こう。まずはtelnetdやftpdやsshdやsambaやfetchmailやprocmailやemacsやmewを入れてメール環境の整備。[システム - システム管理 - サービスの管理]がポカミスなのかわざとなのか入ってないのはかなり問題。さっさと復帰させてくださいカノニカルさん。
 シャットダウンが異常に速い。これはEee PCには魅力。でもまだ人柱待ち。

2009.11.06

 ファイルサーバ兼メールクライアント環境のaleph(通称サバヲ君)に1.5TBのHDDを設置するついでにOSの入れ替えを行う。先日リリースされたばかりのUbuntu 9.10。前述のようにどうにかこうにか安定して動くようになった。以前はプリンタサーバ機能もalephが担っていたが引越しのときにネットワーク対応プリンタHP Officejet Pro 8500にリプレースしたので、もうプリンタ関連で行うことは何もない。
 NetatalkはUbuntu 9.10のものは2.0.4betaという変なバージョンなので2.0.5rcのソースを持ってきてビルド。動作させる上でひっかかったのはHOSTNAMEという環境変数。UbuntuにはHOSTNAMEという環境変数はないようだ。Ubuntu 9.10だけでなく9.04にもない。
 pop3サーバはdovecotを入れた。ここでひっかかったのはdisable_plaintext_authで、これをnoにする必要がある。LAN内でのbiff機能実現のためだけなんで平文でOK。
 ともかくUbuntu 9.10の最大の問題は「サービスの管理」がメニューにないこと。頼みますよ。
 もしやとalephにEdirol UA-25を接続したところちゃんと音が出た。おかえりなさい。
 よって、HP nc4000にもUbuntu 9.10。無線LANも動くっぽい。でも相変わらずサスペンドは復帰できない。HP nc4000はOSレベルでは概ねOKなんだが、問題は音楽再生ソフトのExaile。ファイル名でソートして再生できることが私にとって唯一の存在価値だったのだが、その機能がバグってる。さっさと修正版をリリースしてください(開発の方ではとっくに修正済のようだ)。
 Eee PC 901では無線LANのON/OFF機能関連で不具合があるので当面9.04のまま。

2009.11.09

 すぎやまこういちの最高傑作はドラクエシリーズの呪われたときのサウンドと思っている。もちろん宿の朝のサウンドもレベルアップのサウンドも教会のセーブのサウンドも傑作って全部ドラクエのサウンドエフェクト。耳から離れないイデオンのサウンドロゴもきっとすぎやまセンセだよね。まぁ、一般的にはすぎやまセンセの代表作は競馬のファンファーレだろうか。「ハウスバーモントカレーだよ、ヒデキカンゲキ!」も捨てがたい。

2009.11.09

Subject: Re: てれび
To: Niigata, Naoki Maruyama
Date: Mon, 09 Nov 2009 00:36:16 +0900 (JST)

> テレビが壊れた。

ウチの先代のトリニトロンと同じやつだっけ。もう寿命だわな。
ウチのが寿命のときはまだ4:3ブラウン管テレビが入手できたけど今は
どうなんだろう。16:9液晶テレビしか売ってないかも。

それよりETCはどうなん?
関東組の行動の具体化をせんと。

#ファイルサーバ兼メールクライアントをUbuntu 9.10にアップデート。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 パッケージマネージャを使ってUbuntuにmailコマンドを入れようとするとpostfixがオマケで付いてくる。mailの代替のmailxの実体のbsd-mailxはpostfixが関連付けられているようだ。そんなにオススメなんですか? そのわりに最初からは入ってないですね。まぁ、Ubuntu Desktop的には公式メーラは<糞使えない>Evolution</糞使えない>だからか。
 それではとpostfixのドキュメントをあさり、簡単入門を始め、ファイルサーバalephで長いこと使ってたnomailからの移行を行った。そもそもnomailを使い始めたきっかけはメール環境のセキュリティアップが図られた時期にmewが毎回パスワードを要求するという動作だったからだ。あれから調べてないがいまだにそうなのではなかろうか。パスワードの必要なsmtpサーバにメールを投げるのにmewから直接ではあまりに鬱陶しい事になった対処として、ローカルホストのsmtpサーバとしてnomailを使い始めたのであった。
 で、postfixにはダイアルアップ云々などの扱いもきちんと文書化されていた。この文書化されてて読めばわかるってのは重要。いくらか試行錯誤はしたが無事移行完了。mailコマンドからのメールが届かなかったのは自分で設定してたprocmailのspamフィルタのせい。spamディレクトリにあった。
 そんなわけで送信はpostfix、受信はfetchmail+procmailという、それなりに世界中でシェアの高い標準的な環境になった。
 Eee PCのメール環境もEvolutionから移行。alephと同じように設定したが、送信はasahi-netで受信はyahooという変態設定。送信と受信が完全に独立なのが利点。
 とりあえずgnubiffにPop3Biffの絵を貼り付ける。

2009.11.12

Subject: Re: おもに米木家の方々に
To: Niigata, Kenichi Saito
Date: Sun, 22 Nov 2009 12:35:17 +0900 (JST)

> 再生しようとしているファイルは、オーディオ CD から取り込まれた (転送さ
> れた)
> ものです。
>
> 取り込み処理中に、ファイルが "保護" されました。これにより、ファイルを
> 再生できるコンピュータの台数が制限されます。

Windows Media Player の
[ツール - オプション - 音楽の取り込み] で
形式を Windows Media オーディオにすると
「取り込んだ音楽を保護する」がチェックできるようになる。
初期値は保護しない、普通は保護しない。
昔は保護するが初期値だったのかもしれない。
これがいわゆるDRM。ユーザにはメリットのない機能。
自分の買ったCDの取り込みにDRMを掛けることができるなんてのは余計なお世話。
実際こんなふうにトラブルの原因になる。

> 「エラー : この Netscape ブラウザには "Microsoft(R) Windows Media
> Services"
> プラグインがインストールされていません。」
> て出てくるんです。
> Media Servicesもさがしてインストール実行したけどだめで、なにが悪いんだ
> ろ???

デフォルトブラウザがNetscape(Firefox)になってる?
一時的で良いからIEをデフォルトにしてみたらどうか。
デフォルトブラウザの変更は、「コントロールパネル」の
「プログラムの追加と削除」の「プログラムのアクセスと規定の設定」

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: おもに米木家の方々に
To: Niigata, Kenichi Saito
Date: Sun, 22 Nov 2009 14:25:20 +0900 (JST)

>> 「取り込んだ音楽を保護する」がチェックできるようになる。
>> 初期値は保護しない、普通は保護しない。

ここの値はどうなってたんだろう。
元々チェックされてたらもうどうにもならない可能性が高い。
普通はチェックしない。

> 二つとも実行しましたが今度は
> 「エラー:438:ライセンスを保存しているときに、未定義のエラーが発生しま
> した。」

こりゃもうわからん。

> やっぱり日ごろの行い???

うん。
wmaでなくmp3で管理してれば良かったねということかな。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 デスクトップ用途兼ファイルサーバのaleph君に入れたUbuntu 9.10。リリースから3週間程経っているがいまだに「サービスの管理」が提供されない。あんまり長いこと放置ならCentOSなど別のディストロを考えなくちゃいけないかもしれない。純デスクトップ用途としてもDBMSの再起動などを簡単にという需要はあるのに。

2009.11.25

 「Wizardry 生命の楔」。amazon.co.jpでしか売ってないのにレビューは延々と地雷を踏まされたWizファンの恨み節。サマナー・アスタリスクに並ぶ三大地雷との評も。ファミ通さんは何やってんですか? 広告で食ってるのに嘘ならべたら自身の価値が崩壊するってわかっててそれですか? ネット時代にそぐわない仕事っぷり。
 PSPにCFW入れてPS版リルガミンシリーズを遊んでた間に携帯ゲーム機向けにWizモドキが幾つかリリースされていた。とはいえ「世界樹の迷宮」のヒットでのドジョウ狙いで、「剣と魔法と学園モノ。」とか「セブンスドラゴン」とかいうゴミ。俺には無関係と言えば確かにそうだ。アクワイアさん、Wizファンに嫌われてしまったね。スターフィッシュも昔は嫌われてたよ。でも「エルミナージュ」で評価が変わった。何をどうすべきかはわかってるはずだよね。

2009.11.25

 『ダビング10解除ソフト販売容疑で男逮捕 初の摘発』(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/25/news043.html)

 いつの間にダビング10に法的根拠ができたんだ? あれぇ。おかしいなぁ。プロテクト解除装置ってことかなぁ。ダビング10は法的にプロテクトなんだっけ。

 『愛媛県警、CPRM解除ソフト販売で東芝社員を逮捕』(http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20091125_331238.html)

 CPRMがプロテクトかぁ。まぁ確かに。ちゃんとCPRMって書けよ。

2009.11.25

 どうやらgeditの作成するファイルの終端に必ず改行が入り、再度開いたときそれがユーザに見えないのはわざとそうしているようだ。viなんかも基本はそうらしい。古いUnixプログラムで行末の改行を必要としたものがあったあるいは多かったのがその理由。まぁ、それはいいからさっさと「そうでない」モードを用意してください。ともあれわざわざそう作っているならバグではないわけで下記件もありgeditを見直す機運ありや?
 geditの文字エンコード判定の優先度は設定エディタにて /apps/gedit-2/preferences/encodings/auto_detected にあるのでそれをモディファイすること。私はCP932を最上位に設定。

2009.12.02

ヘラクレスの栄光 魂の証明(NDS)
 ゲオで安く入手。値段からして全然期待してなかった。予想外に面白くて驚く。ストーリーとかはどうでもいいが、戦闘が結構良くできていて面白い。加えて虚を突かれるポイントが時々ある。敵に魔法で眠らされたら宿屋の睡眠のごとく体力が回復するとか混乱したときにお金をばらまくとか。ファミコンの頃からこうだったんだろうか。後に誰も継承しなかったであろう部分。ある意味デコゲーっぽさなのかも。

2009.12.05

幻霧ノ塔ト剣ノ掟(NDS)
 Wizardryルネッサンス騒動でWizardryモドキのゲームがいくつかリリースされていたと知りさっそく入手。野方の中古ゲーム屋、店名はなんだっけ。Wizardryを簡便にしたといったゲーム。ダンジョン最初の戦闘で死ぬ。リセットして再度戦うも死ぬ。再度リセットして盾を買い揃えて陣形も変える。ようやく最初の戦闘が無事に終わる。宝箱の罠は作動するも盗賊は生き延びる。確かにWizardryだ。
 楔と違いロストはないそうだ。ロストなんてどう考えても不要な機能なのでこれで良し。音楽は消して遊ぶ方が良かろう。とりあえずしばらくやってみる。世界樹の迷宮に比べどうかはまだまだ不明。攻略Wikiによると結構致命的なバグが多い。

2009.12.15

赤い糸DS(NDS)
 amazon.co.jpでの参考価格3990円、価格が980円。私は夏の引越しの頃にソフマップのワゴンで380円で入手。新品。amazon.co.jpでの評価は散々なものばかり。まぁゲームとして間違っているんだから当然。ウィキペディアによると原作は女子中高生に人気だそうだ。そこに記載されているあらすじからすると赤い糸DS版はかなり過激な部分(ドラッグとかセックスとか)を削除しているようだ。任天堂チェックがあるのでその点はしかたがない。amazon.co.jpでの紹介に「中学2年生から高校1年生までの期間が描かれている」とあるので、おそらく主要な展開は読んだことになるんだろうが以下に述べる問題点により自信はない。
 読ませるゲームの原点は古くはテキストアドベンチャーだが、直接の祖先はチュンソフトのサウンドノベルシリーズだ。私はチュンソフトのサウンドノベル以外のノベルゲームはプレイしたことがないので、評価の基準はサウンドノベルシリーズになる。
 赤い糸DSの最大の問題点はエンディングにグッドもバッドも示されないこと。最初のプレイで中学2年の夏休みで終わったのでえらく短いゲームだなと思った。いやマジに。グッドもバッドもなく、どれだけエンディングがあるかどのくらい攻略が進んだかの目安が示されない。セーブデータのプロフィールに総達成率という言葉が書いてあるが、メインの展開(おそらく)の途中(高校入学のあたりだったか)でのセーブデータで100%になっていた。終わってないのに100%ってどういう意味ですか? 単にCGやBGMを踏んだパーセンテージですか? この100%は主要な分岐全部踏んだという証拠になるんですか? ゲームとして間違っているとしか言いようがない。「街」のザッピングシステムのようなギミックもなく、単に選択肢で分岐する古くさいシステム。スキップ機能がセレクトボタンでできるのが救いではある。
 もっと原作から離れて全く別の展開も盛れなかったのだろうか(宇宙人が出てくるとか)。一応乙女ゲームとして作っているからあまり奇抜な展開はできなかったのだろうか(お遍路さんになるとか)。「街」クラスのバラエティーさを求めるのは間違っているのだろうか(投獄されちゃうとか)。どうせ原作はこの程度なんだからゲームはゲームとして色々と洒落っ気をいれるべきでしょうが(突然推理モノになるとか)。そもそも乙女ゲームとしても出来は最低だと作っててわかるでしょうに(マイクに向かって歌う...のは伝説のクソゲーだね)。ピンクのしおりはないんですか。
 声優陣が無駄に豪華だそうだ。えぇと、音楽がひどくて私はかなり初期に音量を0にしてプレイしたので確認できたのはモアちゃんとルルーシュくらいか。のだめの声までは確認してない。
 ストーリーはまぁウィキペディアのあらすじからするとかつての大映テレビの不良少女シリーズに近いのだろうか。どうでもいい。
 ちゃんとゲームを作りましょうよ。ゲームを。

2009.12.23

天誅 弐(PS)
天誅 参(PS2)
天誅 紅(PS2)
天誅 忍大全(PSP)
忍道 戒(PS2)
忍道 焔(PSP)
 主に2009年年末および2010年年始は「天誅」の後継作品をプレイ。
 「天誅 弐」は彩女編最終面の軍艦でストップしていた。PS実機ではラスボス戦で勝てないのでePSXeにてステータスセーブを駆使して切り抜ける。「天誅」最終面もePSXeのお世話になった。当時のゲームは厳しすぎ、難易度は易なのに。彩女が「天誅」に比べ芋姉ちゃんに見えるのは14歳という設定だからか。芋すぎ。ムービーでは芋というよりガキだが。次は力丸編。
 「天誅 参」はなんだかんだ言われても天誅シリーズとしてきちんと出来ている。トゥームレイダーシリーズのような別物にはなってない。嬉しいマンネリ。初期TRシリーズに近い感触もちゃんとある。ムキーとなりながらも現在なんとか彩女編7面までクリア。
 「天誅 紅」はなんだか雑魚敵が強くないか? 「紅」プレイ後「参」を見ると「参」の描画がオモチャっぽく見える。表現力がかなり向上しているようだ。しかし画面が暗い。プレイに支障をきたすくらいに暗い。とりえず「参」の後でプレイの予定。
 「天誅 忍大全」も天誅シリーズとしてきちんと出来ているが、忍殺シーンが見えなくなるとか自キャラが見えなくなるとかクオリティーに問題あり。私のPSPのアナログパッドとの相性が良くないが、方向キーでもプレイできるのでまぁいいか。PSP実機で彩女編をクリアできたので「易」での難易度は「天誅」「天誅 弐」に比べ下げてあるのだろう。「並」や「難」は知らん。現在は凛編をプレイ中。
 「忍道 戒」はアクション性がより強くなっている。これは「紅」の後でプレイの予定。
 「忍道 焔」も正しくマンネリ。「忍大全」の後でプレイ予定。

2010.01.06

 20歳の20冊(http://www.jpic.or.jp/schedule/books_for20.html)
 残念ながら1冊も読んだことがない。ひときわ目を惹くのが山田風太郎の『人間臨終図巻(I)』。あの『くノ一忍法帖』の山田風太郎である(原作とビデオはあまり関係ないという話もあるが)。さっそく新宿紀伊國屋書店に買いに行く。棚にはなかったがI〜IIIが平積みされていた。Iは最後の一冊。おそらく20歳の20冊に挙げられている他の書籍も普段はないのに今だけ買える(あるいはもう売り切れの)状態なのだろう。売ってるうちに買っとけは本に限らずだが、出版不況でその傾向はますます強くなっている気がする。

2010.01.14

 現在Eee PC向けにUbuntuの入れ直しをしている。いままでは9.04だったが9.10。そんなにはハマる問題もなくとりあえずgeditで文章を書ける程度にはなっている。Windowsとデータの共有をするため4GB SSDをVFATにしてあるが、それをLinux側から通常のファイルシステムに見せようというところが少し無理があるか。chmodが効かないことでGUIのアーカイブツールでエラーが出る。ファイルの展開自体はできているようだがパーミッションを変えようとして変えられなかったのだろう。VFAT部分は多少ツールを選ぶであろうことを忘れないようにしなくてはいけない。自分のhomeのdocumentsにシンボリックリンクしてある。

2010.01.24

 Eee PCのセカンダリに64GのSSDを導入したとき、それにそのままUbuntuを入れ、Windows XPはプライマリの4GBのSSDのままとしていた。しかしさすがにもうWindows Updateすら不自由するような状況はなんとかすべしと思いたち、セカンダリを分割してWindows XPとUbuntuを入れ直すことにした。今度はWindows XPに40GB、Ubuntuに20GB割り振る。結局しばらくルーズに使ってもUbuntuでは6GB程度使っただけだった。オーディオやビデオはWindows XPの方が得意なのでより多くのディスクはWindowsに振るのがよかろうと。Visual C# Expressも入れることだし。で、インストールも無事済み、4GBのSSDをVFATで両方の環境から見えるボリュームとして扱うことにした。それ自体は問題なかったが、WindowsでC:ドライブのディレクトリにマウントして使ってみようと思いついてしまった。やってみると不具合発生。ファイルが削除できない。正確に言うとExplorerでゴミ箱が機能しない。ゴミ箱にファイルを放り込もうとするとエラーになる。なんじゃこりゃ。
 Webで調べるとExplorerはジャンクション機能で接続されたディスクをディスクとしては認識してないことになっていて(アイコンが違うのでそんなことはないはずなんだが)、ゴミ箱機能が適切に動作できないということだそうだ。これは単にWindows XPのバグなんだが。ゴミ箱がOSの機能でなく単にWindowsの一アプリであるExplorerが勝手に用意したメタファであることはよーくわかった。いいから直せって。
 OSとしてファイルシステムとして制限があまりないにもかかわらずExplorerの制限のおかげで事実上使えない仕様は結構多い。NTFSのファイルパスは32K文字となっているはずだがExplorerが255だか260だかに制限してる。レガシーWindows向けのシェルのまま。Vistaや7ではどうですか?
 4GB SSD VFATをUbuntuで使うときも多少神経を使う。ものがVFATなのでchmodが効かない。chmodコマンドは文句を言わないがls -lすると一切パーミッションが変更されていないことが分かる。書庫マネージャ(File Roller)で展開するとき、パーミッションの復元で文句を言う。まぁ展開はされるので実害はなさそうだが。

2010.01.26

 Ubuntuはとりあえず最新ということで9.10を入れた。geditで日本語入力しているとなんだかちらつくことがある。イマイチこなれてない。しかし起動と終了がかなり速く、これだけでも9.04から移行する理由になる。grub2から35秒程で使える状態になるのはマジ速い。Windows XPのように起動したフリしてだらだらディスクアクセスすることもない。今回Windows XPとUbuntu 9.10は同じSSDにインストールされているので条件は全く同じ。正直モバイル環境ではWindows XPは起動したくない。それなりに軽くなるよう頑張ったんだけどね。
 Ubuntu 9.10はEee PCのACPIまわりでやはりイマイチこなれてないうえに今回のカーネルでは解決しないとかいう噂。Netbookを活かせるOSの先鋒という戦略ではなかったか? 俺の勝手な思い込みかもしれんが。大抵は代替手段があるからいいといえばいい。完全にeee-control頼り。「サービスの管理」が欲しい。
 iBusがあんまりアレなんでSCIMを入れる。geditの日本語確定時のチラつきはなくなった。
 Windows XPはストレージの遅いPCのOSには相応しくないということだなぁ。Ubuntu 9.10はNetbook向けにちゃんと最適化されている。Linuxはディスクに対するI/Oを減らせるよう工夫もできる。/tmp、/var/tmp、/var/logはRAMDISKにしている。

2010.01.27

 自分で作った音楽作品の音圧は小さい。普通にミックスするとどうしても小さくなる。あまりに小さいとMP3プレーヤー等で扱いにくいのでコンプを掛けてみることにした。Sound Forge廉価版にもちゃんとダイナミクスのフィルタがある。概ねプリセットのままで綺麗にフィルタがかかり、あまり違和感なく音圧が大きくなる。ここまで簡単だと確かにコンプで音圧を上げるのがあたりまえになっちゃうだろう。しかしやりすぎはダメ。ピンクフロイドの「狂気」程度にしておいてください。音圧のリファレンスは相変わらず808 stateの「ex:el」の「Olympic」とピンクフロイドの「狂気」の「Money」。
 「正弦波」をコンプしたデータをLAMEでMP3にすると音がヨレる(128kbps/JointStereo)。あれぇ元々どうだっけ。オリジナルをLAMEでMP3にしてもヨレてる。でもコンプを掛けるとヨレが強調されるようだ。「トランジスタ技術」もヨレてる。256kbps/StereoでMP3にする。今度はCubase SXのコンプを試してみよう。ダイナミクスフィルタはあったはず。

2010.01.27

 NetBeans 6.8の日本語入力の問題があまりにあんまりなので6.7.1に戻す。しかし6.7.1にも検索関連で問題があり、なんとも痛し痒し。ところが6.7.1の検索問題は既に解決しており、.netbeans/6.7/var/cache を一旦空にすると良いとの事。おぉ、これで心置きなく6.7.1が使える。Eee PCにもNetBeans 6.7.1だ。

2010.01.28

 AppleがiPadを発表。えぇと、私はプログラムが自由に書けないコンピュータはゲーム機以外興味がないのでこのARM機はどうでもいいです。仕事でということもなさそうだし。あぁそうか、これはAppleのDSなんだね、iPhoneはAppleのゲームボーイだったけど。iPadならではのSimCityとか出ればあるいは興味が湧くか。むしろ今欲しいのはバッテリー寿命がPalm並みに長くて軽いネットブックあるいはのようなもの。新しいLOOXは良い線いってる。私が富士通のマシンを買うとは思えないけど。

2010.01.28

 Windows XPの起動時のダラダラ続くディスクアクセスはなんとかならないかと調べてはいるがどうにも手掛かりがない。困ったもんだ。俺Windows好きよ。

2010.01.29

 Eee PCでのWindows XPの起動があまりにあんまりな時間が掛かるのでプライマリの4GB SSDに入れ直すことにした。どうしても太ってしまう「Program Files」はAsusの配布しているAutoC2Dを使ってD:ドライブに追い出す。これは単にD:ドライブになるのでなく、C:ドライブからのソフトリンクとやらになるので、プログラムからは「C:\Program Files」に見えるところが秀逸。
 いままで2分掛かっていたWindows XPの起動が1分程になった。プライマリの4GB SSDの速さを実感。ってことはUbuntuも/bootあたりをプライマリに入れると現在の40秒程よりもっと短くなるってことか? あぁ実験してみたいが失敗すると後が面倒。

2010.02.01

 新潟の老舗の書店「北光社」が昨日で閉店。北光社はAnthyで一発で変換されたが漢字はこれで合ってるのか? 別の北光社か? 今後はどうなんだ。毎日新聞のWeb記事によると1975年に新潟に進出してきた大型店に対抗するための施策で借金して云々とある。大型店って紀伊國屋新潟店のことか? なんでこのへんはっきり書かないかね。今はダイエー跡地に紀伊國屋が引っ越してもっと大きくなったりプラーカにジュンク堂が来たりと北光社が浮上するどころではなかったようだ。
 俺は新潟でなく亀田の人間なので新潟駅に近い紀伊國屋がメインテリトリーだった。あまり北光社に思い出はない。「北光社で待ち合わせね」で吹いたのは確かだが。

2010.02.01

iconvのShift_JIS問題の要点

 UbuntuあるいはDebian Linux、もしかしたら現在の全てのLinuxのiconvはShift_JISからUTF-16に変換する際、0x5CをU+00A5(円記号)に、0x7EをU+203E(オーバーライン)にする。これの困った点はシフトJISのASCII相当部分を変換しないという暗黙の約束を完全に無視していることにある。
 そもそもシフトJISは実用のために、プログラムの日本語ローカライズのしやすさから考案されたのであり、その意義は現在も変わらない。シフトJISのASCII部分はグリフよりもコードの方が優先されてきたし、今ある大部分の実装も要求もコード優先となっている。重要なのはコードでありフォントで変わってしまうようなグリフではない。そもそもJIS X 0201のASCII相当部分はASCIIとの互換性を保つための部分で、そこをコード変換するというのは本末転倒なのではないか。0x5Cであればそれがバックスラッシュでも円記号でもかまわない。0x7Eであればそれがチルダでもオーバーラインでもかまわない。断じてU+00A5やU+203Eなどではない。JIS X 0201だからと0x5Cを表示する時に円記号にするのは日本語対応アプリケーション側の仕事で、文字エンコード変換ライブラリの仕事ではないのではないか。どうもスジ違いに思える。
 マイクロソフトは各社各様のシフトJISを取りまとめ、Windows-31Jを決めた。それがCP932。このCP932こそ現在最も使われているシフトJISであるという事実。Windows-31Jでは0x7Eはオーバーラインでなくチルダとなっている。もはやJIS X 0201ではなくASCIIベースであることを意味するが、影響の大きさを考えてか0x5Cは円記号になっている。
 Shift_JISという名前を返してほしい。U+00A5やU+203EのどこがシフトJISなのか。LinuxのiconvのシフトJISこそ別の名前を付けるべきだろう。「正しいシフトJIS」とでも。
 コンピューターは博物館でなく現実に使われる生きた道具だというあたりまえの大前提をないがしろにしないで欲しい。

2010.02.04

 設定エディタにて /apps/gnome-terminal/global の active_encodings に CP932 を加えることで、gnome-terminalでCP932を扱えるようになる。これで当面勘違いShift_JIS問題は回避できる。いまさらglibcのiconvは変えられないんですか? グリフでなくコード優先にはできないんですか?
 とりあえずLinuxではShift_JISという文字エンコードは封印するしかない。LinuxにおけるシフトJISのプログラム的表現はShift_JISでなくCP932であると考えればオケ。運用でカバー。この文章はUbuntu 9.10のgeditで書かれ、CP932で保存された。

 真のシフトJISはあなたの心の中にあります(いや、だから実用させろと)。

2010.02.04

 Eee PCのUbuntu 9.10を無線LANオフで液晶の輝度は得に問題がない程度に落とし、powertopだけ動かす。だいたい消費電力(ACPI見積り)は6Wから6.5W程度。優秀。

2010.02.05

 さて、旧い友人のケンイチの話である。彼は私と同世代でオーディオファンなので使っているパソコンはVAIOノートである。もう長らく使っているのでパソコンの調子が悪い(Pentium III世代のモバイルCeleron機)。そこで中古で同じパソコンを安く入手した。しかし自分でCDから取り込んで外付けUSB HDDに保存してあったWMAが新たに入手したVAIOノートで再生できない。「おいヨネキ、何で再生できねんだ」。
 Windows Media Playerの音楽取り込みのデフォルトは保護付きのWMAだ。保護。保護って何から何を保護するんだい。彼の手持ちのCDを取り込む行為は保護はおろか徒労ですかい。マイクロソフトとソニーはケンイチに土下座して謝ってデータの保全をするのがスジってもんでないの?
 これはまだ手持ちのCDを取り込んだデータだから復帰は可能であるが、WMPのDRMで販売された音楽データだったら完全に全滅である。WMPのDRMのバックアップはリストアできない偽物だから。
 私が不思議なのは着うたフルなどの完全に端末に紐付けの音楽データがそれなりに売れていること。電話を取り替えたらその音楽データは無くなるってのに。

2010.02.05

 「金曜ロードショー 崖の上のポニョ」をアナログキャプチャー。我が家のテレビはブラウン管のアナログなので画質的にアナログで問題なし。綺麗に鑑賞。なんともいつも通りの宮崎節を堪能したが、年齢的にもう次の作品は望めないのかなぁ、というどうでもいい感想。
 そういえばと思いだしVHSテープを引っ張り出してくる。ビデオデッキが生きているうちにとまず試験的に昔3倍速VHSで録画した「金曜ロードショー もののけ姫」をアナログキャプチャー。3次元ノイズ除去と2次元ノイズ除去をすると元々アナログJ:COMなのでゴーストもなくアニマックス程度の画質になった。十分。「もののけ姫」はママを嫁に貰いに行ったときだったかに大阪で観て、「一人で観ちゃったのぉプンプン」とされた思い出の映画。梅田だったかの劇場では行列にすし詰めに加えなんだかスクリーンも小さく緑色のEXITも眩しく、まだシネコンが幅を効かせる前で、映画ってのはつくづく客に不便を強いるなぁと思った。その後そのうちこれはDVDを買う予定のまま何年も経った。
 ジブリといえば赤い千と千尋だ。「千と千尋の神隠し」の公開の頃は小娘がまだまだ小さく映画を観に行くってカンジではなかった。赤いDVDを観てガッカリ。赤くない千と千尋は米国版DVDでも入手しないと無理なのかよと。その後も金曜ロードショーではアリバイのごとく赤い千と千尋しか放映していないそうで、このガッカリが私に「もののけ姫」のDVDを買わせない理由のひとつになっている。ゲドとハウルは買ってるんで一貫性はないが。
 で、ふと自分で色調補正すればいいと気付いた。千と千尋の色調を青い方に振るのである。Webで探すとDVD発売直後にもうAviSynthのパラメタが報告されている。
ColorYUY2(off_r=-16,gain_r=-4,off_g=-22,gain_g=97,off_b=-29,gain_b=201)
 えぇとDVDのリップはどうするんだっけ。久しぶりなんで忘れた。
 千と千尋のステレオサウンドはAC3なんだなぁ、AC3Source入れなくちゃとかなんとか色調補正し、XviD/MP3の.aviファイルにエンコード。上記パラメタでは僅かに赤が紫に寄っている気もするが元に比べれば満足な色、試行錯誤はするつもりはない(正しい色なんて分からない)。ともかく初めてまっとうな色で千と千尋を観る。
 DVDでも客に不便を強いるとはなぁ。

2010.02.08

 久しぶりに http://www.id3.org/ を見ると『A follow on version, 2.4, is documented on this website but has not achieved popular status due to some disagreements on some of the revisions and the tremendous inertia present in the software and hardware marketplace.』なんて書いてあった。当然の結果。
 リンク切れをフォロー。

2010.02.11

 イーノとマンザネラの「801 Live」を久しぶりに聴く。ふと、イーノが二人以上いないとこのボーカルサウンドにならないと気付く。上のパートも下のパートもイーノ。ボーカルは完全にアフレコだ。どうせボーカルがアフレコなのはバレバレだからライブではありえないサウンドに仕上げたということか。普通はアフレコとは判らない程度にするもんだろうに。ある意味イーノらしい。
 「mouth music」を久しぶりに聴く。やっぱいいねぇコレ。

2010.02.25

 ゲルボールペン芯の日本でのスタンダードであるC-300系にはあまり安価で良い軸がない。ぺんてるのランスロットはゴテゴテしてるし三菱鉛筆のピュアモルトはモルト部分が小さくてちと太い。オートのリバティはキャップを差すと重心が上過ぎて使いにくく、キャップを外すと机の上で転がっていく。ゼブラには消耗品の軸しかない。
 オートが比較的最近リリースしたTasche(タッシェ)を世界堂にて2割引きで買ってきた。太さも重心もラバーがないことも私の求めていた「普通に地味」な仕様で嬉しい。別の色用にもう一本。
 世界堂ではリバティと一緒に芯のない軸だけ(700円)が売ってたんだが、普通は芯が入っているんだろうか(オートのページでは1000円)。とりあえずサラサクリップ黒の芯を入れる。バネが入ってなく微妙にガタつくのでサラサクリップのバネを入れる。サラサクリップ以外のバネではダメだった。これでバッチリ。もう一本にはシグノの青を入れる。
 タッシェの問題点はC-300系向けの軸が全部パステルカラーなこと。油性ボールペンやシャープペンシルや万年筆は地味な色が揃っているのにゲルペンだけ色が違う。もしかして文具メーカーはゲルペンを女子供向け商品として扱ってる? 三菱鉛筆のスタイルフィットなどを見てもきっとそうなんだろうなぁ。大人の男は黙って油性ですか。格好付けて万年筆を使えということですか。
 ググるとタッシェの万年筆は無印良品にて5割増しの値段(1500円)で売っているとか。定価販売の東急ハンズのさらに斜め上とは。無印良品で文房具買うのやめます。

2010.02.25

 夜中にファイルサーバ(wizd)経由で録画したパトレイバーNew OVAを観ていたら突然止まった。調べると長らく使ってたNTT-MEのルータBA 8000 Proが異音を発生し反応しなくなっていた。サーバとリンクプレーヤ間のハブとしても使われていたのでビデオが止まったのである。
 もはやリプレースの時期ということでプラネックスのMZK-WNHを導入。
 WDSでAirMacExpressをブリッジ接続できるかと期待したがまだ成功していない。

2010.02.27

 VHSビデオやカセットテープのキャプチャのテンポラリのために引っ張り出してきたFireWire接続の外付けHDD 120GBがいきなり動かなくなった。兆候はなかったので逝ったのはおそらくHDD自体でなく電源かI/F回路であろう。ということでキャプチャのテンポラリは必要なので外付けHDDを買いに新宿へ。
 新宿ビックカメラでお兄さんが声を張り上げて売り出していた製品を入手。Western Digitalってドライブだけじゃなくエンドユーザ向け製品もあるのね。Western Digital My Book 2TB が15000円程。そういえば最近は日立IBMのドライブばっかりでWestern Digitalを買うのは久しぶりだ。アクセス時のチリチリって音は特徴あり。中身はWD20EADSなので裸のドライブの秋葉原値段とあまり差がない。何があったんだ?
 死んだFireWire HDDのケースを分解し、中身を取り出す。SamsungのIDE HDDだった。あぁ、家にSamsungのHDDがあったのね。それをIDE/SCSI変換のケースに入れ電源を入れる。ちゃんとディスクの回転音がする。ドライブは生きている。逝ったのはFireWire I/Fだけ。PCにSCSI接続し、My Book 2TBにデータをコピー。意外に重宝するIDE/SCSI変換ケース。IDE/FireWire変換ケースより古いのに元気。どっちもアイ・オー・データ機器の製品。IDE/SCSI変換ケースの元々の中身もSamsungのIDE HDDだったがとうの昔に壊れた。
 つうか、何かHDD用のUSB2.0ケースを買ってくればいいってことか。120GBじゃオーディオは余裕だけどビデオにはきついんで容量アップをはたしたということで。

2010.03.02

 ママが足の小指を本棚にぶつけて骨折。
 AudioFixLiteに位相フィックス機能を移植。
 久しぶりにビートルズの「Girl」を聴いたら「大きく息を吸ってぇ」と検診を思い出した。
 ビートルズの「Day Tripper」はMP3 128Kbpsで音がヨレるのでビットレートを上げてエンコード。ときどき音がヨレるサウンドがあるんだが、圧縮で不得意な何か(高音成分とかノイズとか)があるんだろうなぁ。ギターの演奏がヨレてるのはジョージかジョンの責任。

2010.03.02

電脳コイル(TVアニメ)
 NHK BS hiでの再放送も終盤。結構ハードSFで面白いと思ってたが星雲賞で何か賞を貰ってるのね。納得。

2010.03.12

 先日のWindows Update以来、起動時VAIOのテーマがデフォルトの青に変わってしまう。ログオフしてログオンすると黒いRoyale Noirになるのだが、何が原因だろう。Eee PCでも一回あったが常に発生するわけじゃない。大きな違いはVAIOにはMicrosoft Office 2003が入っていることくらいか。
 暫くVAIOではテーマの利用をやめようかしらん。

2010.03.15

ゼルダの伝説 大地の汽笛(NDS)
 ママが購入して、私が年末年始に主に天誅シリーズを遊んでいる間にプレイしてたようだが、比較的序盤に「もうふーふーするのイヤ」と言って私の手元にやってきた。
 いつも通りのとはいかないが、ゼルダはゼルダ。最初に名前を入力する時にちゃんと「リンク」と入れないとリンクにならないのはゼルダとしては異色か? まぁ、ゼルダはゼルダ。ゼルダ姫が出ずっぱりなのは異色だな。リンクの冒険とかムジュラとかの扱い。
 タッチペンでのみ遊べるという点が古くからのファンには評判悪いのだろうが、俺も古いファンだがあんまり問題は感じない。猫目リンク好きだしなぁ。一か所問題があった。終盤のラスボス戦で何度かの挑戦をして気がついたのだが、ムービースキップの方法だ。ムービースキップがタッチだけではできない。これはダブルスタンダードでしょ。任天堂にしては初歩的な間違いだ。
 まぁともかく面白かった。

2010.03.15

 どうやらVAIOでのWindows XP起動時にテーマがデフォルトの青になってしまう問題はUSB外付けHDDの反応と関係してそうだ。Eee PCでも一度見たのはSDカードやUSBメモリの認識で時間を食ったか。ともかくさっさとこんな変なバグは解消して欲しい。

2010.03.17

ゼルダの伝説 大地の汽笛(NDS)
 基本的にヘタレの私のプレーではシャドーリンクに会うのも難しい。諦めか?

2010.03.17

ジャンヌ・ダルク(PSP)
 久しぶりに、セーブデータの日付からして1年半ぶりに再開。面白いので再開のつもりはあったがなぜか遠ざかってた。きっと他のゲームで忙しかったのだろう。引越し関連の大騒ぎもあったし。
 で、なにげなく続きで第6章を終わらせた。攻略サイトを見ると、第6章の最終面でお宝としてしか入手できない宝珠があるではないか。なんですかそれは。コレにお宝ハンターを持たせて再度プレイ。PSPのSAVEDATAのバックアップがあってよかった。
 で、PSP-1000でプレイしてると勝手に俯瞰方向が変わったりする。天誅では彩女が勝手な方向に歩いていく。アナログコントローラーがイカれてるのである。ジャンヌ・ダルクの後はファイナルファンタジータクティクスも遊びたいので、この際もう一台買うかとなった。同じ仕様のゲーム機を複数買うのはPS2とPSPだけである。SONYのゲーム機は壊れる。PSはギリギリまで粘ってPS2を買った。新世代機導入の遅い我が家もPS2は割と早い導入だった気がする。
 新宿ビックカメラのレジで「PSPください」というと「色はいかがいたしましょう」と来た。「メモリなどが付いたバリューパックもありますが」と続いたが、PSP goに関するお勧め話は全くなかった。まぁ、無かった事になっている製品であることは間違いない。最初からGBAミクロと同じ死臭が漂ってたもんなぁ。UMDのコンバートができれば化けたのかもしれないけど、MP3を無視したネットウォークマンや転送ソフト必須だったプロテクトガチガチのウォークマンと同じ轍。そんな製品勧められても困る。
 PSP-3000は軽い。あぁ、これで慣れるとPSP-1000には戻れない気がする。CFWのないPSP-3000では用途が限られるんだがなぁ。公式に青空文庫リーダーをリリースしてくれませんか?

2010.03.24

 例えば www.playstation.com のソフトウェアカタログのページで、「PSP」、「RPG」、「スクウェア・エニックス」、「オンライン配信版」、「発売中のタイトルのみ表示」で一覧させるとゲームアーカイブスのゲームすなわちPS1のゲームだけが並ぶ。最新機種PSP goで遊べるゲームが2世代前の家庭用ゲーム機のゲームですか。これから状況を変えるんでしょうか。変えるんですよね。それともスクウェア・エニックスのゲームを遊ばないユーザ層を狙ってるのでしょうか。PlayStationといえばファイナルファンタジーというのは捨てるには惜しいブランドですよねぇ(ドラクエは任天堂に戻ったけど)。カプコンのモンスターハンターだけあれば良いのかな。中学生にはファイナルファンタジーの神通力は効かないと言える。とはいえPSP goの値段(PSP-3000より1万円高い)を考えると違いそうだ。どこ狙ってますか?  Nintendo DSで脳トレやったり携帯電話で麻雀してる層もPSP goは関係なさそうだしねぇ。

2010.03.25

 Linuxにはロクな青空文庫リーダーがなく、Wineでsmoopyを使っている。ふと、NetWalkerはx86系CPUじゃないからWineが動かないと気付く。またNetWalkerを買わない理由が増えてしまった。

2010.03.25

 家の近所のゲオでファイナルファンタジータクティクス(PSP)を手に取る。中古で2500円程。廉価版の中古で2500円はおかしいので棚に戻す。翌日新宿ソフマップで値段を確認。定価3000円程が新品で2600円程。中古では2000円程。ソフマップ近くのヨドバシカメラでは新品が2700円程。ヨドバシカメラに一強の害悪が現れつつあるのはいいとしてゲオの値段は客を舐めてる。ソフマップで新品を入手。ヤマダ電機が開店したらヨドバシカメラの状況も変わるだろう。

2010.03.25

 PSP-1000をなんとか復旧させるべく調べると、アナログスティックのパーツを販売しているサイトを見つけた。1000円程なのでとりあえず注文。ネットバンキングで支払いを済ませると割とすぐに届いた。PSP-1000のネジを外して開き、パーツを交換。とりあえず具合は良い。しばらく使ってみないとなんともいえないが。互換部品なんだろうか、完全にぴったり収まるわけではないが特に問題はない。ゼビウスもちゃんと動く。

2010.03.27

 Ubuntu 10.04は高速起動が売りのようで、QuickBoot程ではないだろうけど期待してる。貧乏性なのでネットブックはコールドブート運用している。恩恵は大きい。

2010.03.27

 Eee PCのUbuntu 9.10のNautilusのコマンド「アーカイブマウンタで開く」の動きが変なのでディレクトリ内のファイルを単純にEOFまでgetcしたバイト数とstatの結果のst_sizeを比較するプログラムを書いた。.zipファイルをマウントしてチェック。結構たくさん違いのあるファイルが出た。古くて非力だけど普通のPCにUbuntu 9.04を入れた環境でもマウントした.tgzで違いのあるファイルが出た。かなりひどいバグなのではないか、これは。
 当分「アーカイブマウンタで開く」は使えないという結論。ちなみにマウント先は~/.gvfsになるので追試よろしく。

2010.04.01

ジャンヌ・ダルク(PSP)
 7人中2人戦闘不能でギリギリ35面をクリア。とても最終36面で勝てる気がしない。とりあえず全滅したら終わりにしようか。十分遊んだし良いゲームだった。

2010.04.02

 新しく買ったPSP-3000でゲームをプレイしてると何の前触れもなくいきなり電源が落ちた。今回で2度目。2週程経ったから頻度としては週1回ってところか。まさかとWebで検索すると今年に入ってからPSP-3000を買ってる人に症状がでているようだ。少なくともサポートの対応からまだソニーは状況を把握しきれていない印象。FW 6.20の不具合という噂もある。はてさて、初期不良として販売店にゴネようか。交換しても改善されないんじゃ意味ないしなぁ。
 ともかくジャンヌ・ダルクの最終面は強制的にやりなおし。中断データの削除って仕様は突然電源が落ちるPSPにとって致命的かも。

2010.04.02

 .zipファイルのマウントにはAVFSがとりあえず使える。Ubuntuのパッケージマネージャに入っている。かなり使い勝手は違うが、まともに動かないよりは動く方が良いのは当然。
 archivemountも試してみたが、これもまともに動かない。libarchiveに何か問題があるのだろうか。

2010.04.02

 電源の落ちるPSP-3000を新宿ビックカメラで交換してきた。最初レジの若いお兄ちゃんに不良品の交換を話したが戸惑った様子になり隣のお姉ちゃんに交代。箱の中身とUMDとメモリスティックが空なのを確認して即交換。手際の良さからPSP-3000の不良率の高さを実感。いや、個体の不良でない可能性もあるよね。

2010.04.06

ファイナルファンタジータクティクス -獅子戦争-(PSP)
 ジャンヌ・ダルクは最終面で電源が落ちたところで終了にする。どう考えてもクリアできそうにないし、クリアするには相当レベルを上げなくてはいけなそうなので終了。
 ファイナルファンタジータクティクスは、タクティクスオウガの続編のようなもの。最初のPS版がリリースされた頃当時同僚(もう違ったかも)だったほりけんが家に持ってきてデモってくれた。「そっくりなのがあるよ」とサターン版タクティクスオウガを見せたのも思い出。そのFFTをやっとプレイ開始。プラットフォームが変わったけど。
 えぇと、全然勝てない。気合入れてプレイしないと全然勝てない。弱いキャラのレベルを上げようとしてもランダムエンカウントのモンスターのレベルは編成メンバー中最高に合わさるのかよ。どうすんのよこれ。タクティクス・オウガの問題点を引きずってる。早いタイミングで放棄の可能性あり。素直に甘っちょろいFFTA2(もはやタクティクスオウガっぽさは片鱗もない)でもやってろってか。

2010.04.06

ファイナルファンタジータクティクス -獅子戦争-(PSP)
 「ドーターのスラム街」でボロ負け。攻略サイトで腕力は男、魔力は女が上と知り編成を練り直す。白魔道士に転職した女キャラを黒魔道士に変え、主人公と男キャラ一人をナイトにする。弓使いの女キャラを生かせそうにないので黒魔道士に転職する前提でアイテム士に変える。ディリータは戦闘不能になったがこれでやっとクリア。ディリータが戦闘不能になってもロストしないことも知る。
 黒魔道士を白魔道士に戻しアイテム士を黒魔道士に変える。図に乗ってアルガスを弓使いにし、勢いに任せて「砂ねずみの穴ぐら」に突入。またもディリータは戦闘不能になったがクリア。
 とはいえ先が思いやられるゲームだ。早いタイミングで放棄の可能性あり。

2010.04.06

ファイナルファンタジータクティクス -獅子戦争-(PSP)
 なんとかチャプター1「レナリア台地」をクリアしたが6人中4人戦闘不能。ディリータもラムザも戦闘不能。ほんの少しの差で全滅の危機。この先かなり不安。

2010.04.09

 AviSynthにTCPServerとTCPSourceという関数がある。ビデオプロセッシングの分散が可能だということだ。最も簡単な応用ではAviSynthでのフィルタ処理とVirtualDubでのエンコード処理を別CPUでできる。とはいえイーサネットに無圧縮あるいは可逆圧縮のビデオフレームを流すという意味なので、ネックがCPUからネットワーク帯域に変わることになる。実際に2台のマシンで試してみると両方ともCPU負荷が余っているにもかかわらず実時間程度のフレーム数にも到達できない。接続はギガイーサなので、一般向けとしてはこれ以上は現状無理。面白いのにもったいないなぁ。何か実用的な応用はないだろうか。
 試した2台のうち1台はLinuxのWine。AviSynthやVirtualDubはWineでも動く。ffmpeg.exeもWineで動く。

2010.04.12

 今度はWindowsマシン2台を接続し、AviSynthを2.5.8(現最新スタブル)に合わせTCPServer/TCPSourceを実験。落ちた。落ちた原因はVirtualDub 1.8.8。VirtualDubを1.9.8(現最新スタブル)で合わせ再度実験。片方はAviSynthでのフィルター処理でもう片方はVirtualDubでのXviDエンコード。640x480の映像でエンコード時のスピードは24fps程度。CPUの負荷はどちらのマシンも50パーセント以下。mplayer2で単に再生してもカクカクする。エンコード自体はちゃんとやってるようだ。面白いのにもったいないなぁ。

2010.04.13

 iAdかぁ。iPhone/iPadを買わない理由がまた増えた。
 iPhone/iPadはパソコンでなくファミコンなんだと解釈してる。ということは目的とするゲーム(この場合は応用)がなければ買う理由がない。ファミコンはスターソルジャーがやりたくて買った。スーファミはゼルダだっけ。PlayStationはなんだっけかな、キングスフィールドとかエースコンバットか。ファミコンで自由にプログラムが書ける必要はない。炊飯器でプログラムが書ける必要はない(あったらあったで面白いかも、異様に細かくパラメタ設定できるとか)。
 サービスも含めちゃんと立ち上げるならなんらかの電子ブックという応用には興味ある。E-Inkを使った製品で軽い奴に限る。ソニーが日本市場で再挑戦するかどうか。
 Android端末はおそらく自由にプログラムを書けるだろうからファミコンでなくパソコン。プリセットしかない電子楽器はファミコン。シンセサイズできるシンセサイザはパソコン。私はパソコンには興味がある。

2010.04.13

ファイナルファンタジータクティクス -獅子戦争-(PSP)
 チャプター1の最終面「ジークデン砦」にて全滅の危機の中かろうじてクリア。主人公たちは戦闘不能になっても会話には参加してくる。弓使いが建物の上に到着した時には既に生き残りが二人だけ。アルガスを弓矢で倒す。
 チャプター2の最初の面「貿易都市ドーター」にて女黒魔道士と女白魔道士がチャームにされ全滅の危機(ママは相手のイケメンフラグが立ってるとかいう)。敵側にフェニックスの尾を勝手に3つも使われる。ガフガリオンとアグリアスが強いためいつのまにかクリア。
 「アラグアイの森」チョコボが倒されゲームオーバー。再挑戦では右側にアイテム士に転職した主人公と白魔道士を配置、とにかくチョコボに向かって進軍するという作戦をとり無事救出。黒魔道士のブリザド(アイスロッド有り)がやけに強くなってる。
 こういう難易度のゲームなんだと思うしかないか。まぁ、普通にランダムエンカウントで全滅の危機という状況は脱している。攻略サイトによると出撃人数は概ね5人だそうで、割とマップが狭いので勝敗が早くに決する。ファイアーエムブレムとかタクティクスオウガに比べ再挑戦の負担が低いのは嬉しい。FFTAで感じたライトな感覚はFFTから既にあったということか。ストーリーの濃さだけタクティクスオウガ。FFTA2は更にライト。ともかくFFTもFFTA2も面白いゲーム。
 交換してもらったPSP-3000は今のところ突然電源が落ちたりしていない。個体差の問題?

2010.04.15

フィナルファンタジータクティクス -獅子戦争-(PSP)
 チャプター2「バリアスの丘」で苦戦。初戦時アグリアスのレイズが失敗して黒魔道士が一人アイテムになってしまったのでリセット。ムーブ+1を付けたりできるだけフェニックスの尾が使えるように調整して左側に足の速い奴(見習いと盗賊)を二人そろえる。左側の召喚士を倒したものの二人とも右の召喚士に殺られて討ち死に。残った黒魔道士二人でぎりぎり戦うが一人は討ち死に。自分で動かせる最後の黒魔道士でかろうじて右の召喚士を倒してクリア。主人公の死亡フラグが0になってたのでゲームオーバーすれすれ。結局フェニックスの尾は使わなかった。
 この先かなり不安。普通に詰みそう。

2010.04.16

 あまりにも厳しいので「バリアスの丘」のタイミングでの敵軍と自軍のレベルを調べてみた。敵軍はレベル11から14、自軍は6から9(ゲスト除く)。勝てるわけない。もっとランダムエンカウントでレベル上げないと確実に詰む。FFTはメインの戦闘で敵のレベルが固定だそうなので安心してたけど、鍛えるのが必要ないわけではなかった。

2010.04.16

フィナルファンタジータクティクス -獅子戦争-(PSP)
 敵とのレベル差がいかんともしがたいので週末「ツィゴリス湿原」に向かわずランダムエンカウントでレベルアップを図る。まず主要キャラ全員に獲得JpUpを憶えさせるために見習い戦士軍団を結成。主人公は獲得JpUpのJpがあったので即憶えさせ、盗賊になるべく弓使いにする。獲得JpUpの次は白魔道士のリジェネレーターとモンクのHP回復移動。黒魔道士として活躍してきたキャラ二人を白魔道士にしても黒魔法が使えるから問題ないが、魔法使いとして鍛えてきたキャラのモンクは厳しい。1回全滅しかかったのでリセット。なんとかナイト君以外はリジェネレーターとHP回復移動を憶える。レベルも15くらいになった。で、ストーリーに戻る。
 「ツィゴリス湿原」から「ライオネル城城門前」まで無事に進む。「機工都市ゴーグ」でのムスタディオは即戦闘不能ではあったがお約束なんだろうか。

2010.04.20

フィナルファンタジータクティクス -獅子戦争-(PSP)
 チャプター3に突入し、地下書庫3連戦をなんとかクリア。常に何人かは戦闘不能。2戦目と3戦目はとにかくリーダーだけを狙う。弓使いが接近しすぎたり竜騎士のタイミングが合わなかったり不手際多し。
 次のイベントでランダムエンカウントでの敵のレベルが25になるようなのでしばらくはレベルアップ。

2010.04.26

 連休中のお楽しみにとEee PCのSSDを新調した。以前に導入したバッファローのSSDの性能があまりにあんまりなので、速いと評判の製品にリプレース。Ubuntu 10.04に入れ替えるタイミングなので即手に入れようと高田馬場のクレバリーに行く。「当店では扱っていませんね」。当店とはなんだ? クレバリー全体か? 単にこの高田馬場店のことか? 他の店舗ではどうかとかはないの? など言いたいことは全部飲み込んで帰り、クレバリーの通販で注文した。
 Super Talent FPM64GLSE。Eee PC 901向け64GByteのSSD。バッファローのSSDはI/FがIDEだがSuper TalentのSSDはSATAということらしい。端子はMini PCI Expressなのでどういう意味なのか分かりかねるが。
 BIOSでSuper TalentのSSDをプライマリにしてまずはWinows XP Homeをインストール。バッファローのSSDと違いPCとしての動きが猛烈に普通になった。起動も普通。あぁ、もう遠慮すること無く普通にPCだ。一応あまり書き込みをしないように色々と設定はする。いままでのEee PCでのWindowsは正直あまり使いたくない動きだったが、もうWindowsでいいじゃんという気になる。Windowsってばディスク(に足を引っ張られる)オペレーティングシステムなのねぇ。
 続いてリリースされたばかりのUbuntu 10.04をインストール。Ubuntuはそもそも遅いSSDでもそれなりに使えるOSだったのだが、さらに10.04では起動が速くなっている。いや、同じ条件で9.10と比較してないので実際どうかはなんともだが。ともかく25秒で起動するのは単純に嬉しい。VLゴシックやらIPAフォントやらeee-controlやら色々入れてだんだん以前の環境に近づけていく。
 iBus-Anthyを使おうと思ったのだが、「でぃすく」と打ったつもりが「dひすく」になる。/usr/share/ibus-anthy/engine/tables.py には
u"dhi" : u"でぃ",
という行があるので、なんだか変なバグなんだろう。即SCIM-Anthyを入れた。
 さて次は何を入れよう。Adobe Readerは日本語Remixを待つべきかもしれない。

2010.05.03

 Ubuntu 10.04は結構細かいところでなんだかなぁな部分が多い。10.04に限った問題ではないが、普通は回避策がなくはないので放置されたまま。
 もうSCIMを入れたので関係ないがiBusはスリープからの復帰後geditで有効にならなくなる。こういった日本語入力の足回りレベルで不具合が出るのでは手放しで他人に奨めることができない理由になる。「アイドル状態になったら画面を暗くする」がオンのときスリープからの復帰後画面が暗いままになった。すべてのマシンで症状がでるわけではなかろうが9.10ではどうだったか。
 powertopの値は9W程度。eee-controlを入れてパフォーマンスをパワーセーブにしてようやく7W程度になる。少なくともデフォルトでは最適化はされてないし、eee-controlは少し特殊な事をしないと導入できない。

2010.05.04

 大塚家具にてダイニングテーブルを注文。

2010.05.04

 昨年スラドJに「けいおん!」関連のトピ(http://slashdot.jp/article.pl?sid=09/06/02/0055258)があり、そこで交わされた以下の
『J-POPとして聞いても十分評価に値する楽曲になっていると思います。特にこの2曲は歌詞が面白い。「ヤバ 爪割れた グルーで補修した それだけでなんか達成感」とか、男には絶対思いつかないし、普通のJ-POPにはあまり見られない表現だと思う。韻もかなり意識して踏まれていて、「微分積分は追試 当分恋愛は中止」とか。』

『JPOPとして十分評価する楽曲なのかとなると疑問です。(中略)彼女が「〜美を見せるんです」、「〜バタ足するんです」や、コメントで挙げられてる韻を踏んでる歌詞、そのほかも含めて「オタクくさー(笑)」と爆笑してました。』
が気になっていた。
 見てないアニメの主題歌を聴いたことあるはずもなく、再放送を待っていた。「けいおん!」はそのアニメの影響でギターやベースが売れたり平沢先生が「私は唯ではない」(意訳)とつぶやくなど気になる材料が揃っていた。面白くなさそうなのに。で、第2期が始まり、第1期の再放送もBSで始まった。そこでようやく問題の第1期の主題歌を聴くことができた。
 えぇと、すみません。そもそも歌詞が聞き取れません。元々歌詞を聴かない耳なんだけどまったく脳のロジック部に情報が届かない。面白いともオタクくさーとも判断不能。楽曲自体は普通にアニソン。オープニングは特にいわゆるアニメ声の声優さんなのでアニソンにしか聴こえない。オープニング・エンディングともに大げさな(クサい)構成でこれはテーマソングとしてあたりまえの作り。ようは楽曲だけで成り立つべきポップスとしては「それは勘弁」な部分が多いのがアニソン。「きらりん☆レボリューション」の主題歌の方がよほど歌謡曲寄り。
 困ったことにアニメも面白くない。私はきっと対象ではないんだろう。「けいおん!」は観てられるが「きら☆レボ」は観てられないという違いはある(「きら☆レボ」は小学校低学年女子が対象なのは良くわかる)。でも私は『はなをぷーん』の方が好きだな。
 「それは勘弁」な部分も含め音楽表現だと思っている。私はどちらかといえばそういう表現が好きな方だろう。有名なのがウルトラセブンのホルン。ディーボの後期はそんな部分ばかりだ。そういえばXがX-Japanになる前のヒット曲が「戦隊モノ」にしか聴こえなかったから「けいおん!」の主題歌はJ-POPではないとまではいえないのかもしれない。

2010.05.05

 BSでスガシカオのコンサートを収録した番組を放送しておりたまたま見た。目当ては「テガミバチ」の主題歌。初めてフルコーラス聴いたが、携帯がどうしたとか作品世界に相応しくない単語が耳についた。アニメ主題歌には作品世界を理解して作られたものとポップスを借りてきてるものと大雑把に2種類あるなぁと思っていたがこれも借り物だったか(タイアップと言うらしい)。アニメ主題歌は1番と2番の歌詞を合成して作品世界に合わせてあったということか。「はじまりの日」は歌詞全体ではまぁ、割とどうでもいい世界観だ。
 そもそもスガシカオの作品は「テガミバチ」の主題歌しか聴いたことがなかったのだが、才能のある音楽家なんだろうと勝手に思っていた。番組で「はじまりの日」以外も聴いてみて全般的にかなり趣味に合わないと判明。さすがにこの歳になると今まで聴いてない音楽家を気に入るなんてことはまずなくて少し期待していたんだが、四半世紀前の私でも趣味に合わないだろう。「はじまりの日」は偶然私に気に入られる要素があっただけ。
 徳永英明の「夢を信じて」はおそらく借り物に分類されるのだが、きちんと作品世界を壊さないように歌詞が作られていた(彼の他の作品も私の趣味の範疇にない)。「はじまりの日」にはそういう配慮もなかったということなのだろうか。主題歌決定前に既に録音されていた作品かもしれないが。

2010.05.06

フィナルファンタジータクティクス -獅子戦争-(PSP)
 チャプター3の「城塞都市ヤードー」。初戦は主人公ラムザがゲストキャラのラファの変な術で死亡。宝物になってしまったのでゲームオーバー。次は高さ素数にならないよう初期配置をして算術持ちの黒魔道士にエールを送ったりヘイストさせたりし、高さ素数のファイガ2発で敵は壊滅状態(3はまだ覚えてないが竜騎士が高さ6に出張ったので素数でオケ)。忍者がよく燃えること。この魔法系キャラは結構魔力が弱い(信心が足りない)。算術士のままではスピードがあまりにあんまりなので大事な戦闘(ストーリーの戦闘)では別のジョブにせざるをえない。しかしそれでは算術士としてのジョブポイントが貯まらない。算術士の育成はつらい。

2010.05.07

フィナルファンタジータクティクス -獅子戦争-(PSP)
 チャプター3の「リオファネス城城内」。初戦、攻略サイトの情報を頼りに、ひたすらためるを連発し物理ATを25まで上げる。ベリアス戦にてあっけなく全滅してゲームオーバー。第二戦、ためるの連発で物理ATを35まで上げる。ベリアス戦にて主人公ラムザだけ残ったが石化をくらってゲームオーバー。第三戦、ためるの連発で物理ATを50まで上げる。ホーリーナイトと黒魔道士が混乱をくらったものの主人公ラムザのジャンプ2発でクリア。力技でゴリ押し。ちと主人公のレベルが上がりすぎたかも。タクティクスオウガにもこういうタイマン面があったな。
 次は最終章チャプター4だ。攻略サイトを見ると面数ではやっと半分を超えた程度か。

2010.05.09

 フジテレビの深夜アニメ枠ノイタミナの主題歌の出だしがおかしい。まず大きな音で始まって1秒もないうちに適切な音量になる。まるでリミッターが働いてしまっているかのようだ。これはオープニングもエンディングもどちらもそう。そんなに以前からノイタミナを観てるわけじゃないが、のだめの第2期もそうだった気がする。番組に依存するのでなく枠あるいは放送局か? フジテレビはノイタミナくらいしか意識して観ないからなぁ、他のドラマ等ではどうなんだろう。少なくともノイタミナは実際にリミッターが働いてるんだと考えられる。フジテレビには素人エンジニアしかいないのか? プロとしての仕事をしてくれよ。

2010.05.10

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「読まなくてもいいよ52」
OSTRACISM CO.
OSTRA / Takeshi Yoneki