OSTRACISM CO.
■ 開発日記 巻之四拾六

OSTRA / Takeshi Yoneki

 ゲド戦記のソフトカバー版を4巻まで読み進める。昔から気にはなっていたがジブリのアニメ化に合わせ持ち運びしやすい版がでたということで読み始める。抜群に面白い。
 ハリーポッターシリーズも携帯版を読んでいる。持ち運びしやすさという点で単行本は論外なサイズかつ重さだ。
 日本の単行本はなんでああいった無駄に重い本にするのだろう。図書棚に並べたときに見栄えは良いのだろうが、読む人のことを考えたらペーパーバック的な本がもっと増えても良いと思う。読んでもらえなくちゃ価値はないのだから。
 泣き虫弱虫諸葛孔明はいつ文庫になるかわからないので単行本で買った。持ち運べないのでなかなか読み進まない。
 指輪物語は単行本で買ってしまったので再度読もうという気になかなかならない。文庫で買い直そうかなと思ったりする。ペーパーバック的なサイズで3冊にまとまってる版があるといいのだけど。本国や米国にはあるんだから不可能な分量じゃないし、京極を考えたらなんでも可能。

2007.05.02

 Fedora Coreで走らせてるwizdをUTF-8対応しなくちゃとずっと思ってた。
 ソースを見たところ、特定のdefineが有効になるだけでUTF-8に対応するようだ。makeして再起動。対応してる様子はない。
 しばらく考えたあげく、ようやくwizd.confの存在に気付く。設定ファイルでUTF-8を指定する必要があったということだ。Mac OS XやFrdora Coreで云々というコメントもあった。
 設定を変えて再起動。LinkPlayer側で「はっぴいえんど」など日本語のファイル名を日本語で見ることができるようになった。よかったよかった。

2007.05.02

 カーステレオにCDが6連装だか7連装だかできるのだが、いいかげん取り替えるのも面倒でいつまでも同じCDセットがループしている。なんとかしようよということで導入したのはシガーソケットに挿せるMP3プレーヤー内蔵FMトランスミッター。ロジテック(旧関東電子)のLAT-FM301UBK。
 USBメモリをガッツンと挿す仕様なので4GBのUSBメモリも買ってきた。iPod等USBマスストレージで音楽ファイルを扱えないものはAUX端子がある。
 とりあえず動作確認をしたが、まぁ、FMだしあんまり音がいいとはいえない。あと、ランダム再生がどうランダムなのかよくわからない。今度遠出するまで謎。

2007.05.07

 FMトランスミッターを買いに行ったとき、Creative MuVo V100 2GBがワゴンセールされていた。翌日ゲット。5台目のMP3プレーヤーだ。
 N200に比べV100のファイル転送はやたらに時間が掛かる。さすが安物。フォルダーセレクトが面倒になってる以外はUIは一緒。チャチさ加減も一緒。音質も違いはわからない。電源部と本体が分離してUSB直挿しとなる。N200より一回り大きくて厚い。N200(Nano)の2GBとか4GBとかでれば良かったのだけどね。

2007.05.07

 AviUtlからVirtualDubへ移行しようかとふと思った。AviUtlは開発が止まって久しいがVirtualDubは現行プロダクトでかつAMD64対応なんかも行われている。バリバリカレントだ。
 VirtualDubはMPEG-2ファイルを読むだけでも結構苦労する。そういえばAviUtlでも苦労した。
 VirtualDubでMPEG-2ファイルを読むには結局AviSynthを使う必要があり、AviSynthもDirectShowSource.dllやDGDecode.dllなど外部プラグインを使わないとMPEG-2ファイルは扱えない。
 試行錯誤してだいたい固まった処理フローは、

1. DGIndex.exe(DGDecode専用DVD2AVI)でMPEG-2ファイルからDVD2AVIプロジェクト.d2aファイルを生成。
2. .d2aファイルを読み込む記述のAviSynthスクリプト.avsファイルを作る。
3. .d2aと同時に出力されたオーディオファイル.mpaの音のズレをonsei.exeで矯正し、ズレてない.wavファイルにする。
4. VirtualDubで.avsと.wavファイルを読み込み編集、エンコード等を行う。

 試行錯誤してて気付いたのはVirtualDubのエンコードの圧倒的な速さ。AviUtlの倍は速い。同じXviDコーデックなのになんでこうも違うのか。
 また、インターレス解除がVirtualDub内蔵のフィルターの方がAviUtl内蔵より綺麗と気付く。AviSynth用も幾つか試してみたが、処理の重さと綺麗さのパフォーマンスが良くない。VirtualDub内蔵は軽くて綺麗。

 AviUtlで出来てたことでVirtualDubで出来てないのはクリッピング。特に額縁と呼ばれる放送局側の無能を示す放送をキャプチャしたMPEG-2に対して行いたいのだが、もう少し方法を探す必要がある。

 AviSynthで使っているフィルタは現在は三次元ノイズ除去のConvolution3dのみ。

 クリッピングは内蔵のcloppingとかいうやつか。これとresizeを組み合わせて額縁対応OK。

2007.05.13

 VirtualDubの試行錯誤。
 VirtualDub内蔵のインターレス解除が結構ボケが強いと気付く。良さげなインターレス解除フィルターを探す。
 VirtualDub用プラグインのSmart Deinterlacing Filterを試してみたが、どうも文字がチラチラする。
 インターレス解除はフィルタリングの初期段階で行うべきなんだろうなと考えると、Convolution3dと併用するならその前の段階はAviSynth用しか使えない。以下はAviSynth用プラグイン。
 AlignFieldは激烈に重い。ちょっと実用性に難あり。
 TomsMoCompは軽くて嬉しいのだが、仕上がりがイマイチ。
 TDeintがいくらか重いが仕上がりが良い。文字のちらつきもない。当面はTDeintでいこうか。
 結局エンコードに掛かる時間はAviUtlと大差なくなってきた。

2007.05.14

 先日お出かけのとき、ママが自動販売機で飲み物を買ったのだが最初に投入した百円玉が拒否された。サントリーだった。
 勤務先の近所にサントリーの自動販売機があり、BOSSのブラックコーヒーを良く買っていたんだが、かなりの高確率で百円玉が拒否されていた。あまりひどいのでもうその自動販売機は使っていない。その自動販売機の問題なのではなくサントリーのオフィシャルな真贋判定が厳しいということだ。了解。もう二度とサントリーの自動販売機は使わない。代替品があるならサントリーから物は買わない。
 バランタインとか結構洋酒の輸入もしてるから全てとはいえないのってのが弱腰。
 売るより売らないほうがマシと考えてるってことなんだよなぁ。偽コインの問題はそんなに深刻なんだろうか。ここまでひどい自動販売機はサントリー以外ではまだ遭遇していない。

2007.05.16

 ファイルサーバalephのアップデートをしたらSambaがアップデートされ、もしやとhomeを復活させたら無事認識した。バグだったのか。

2007.05.21

 Sony MPEG Audio Decoder(C:\Program Files\Common Files\Sony Shared\VideoLib\SMAD.ax)を使うとなぜかAviSynthのDirectShowSourceでオーディオが取れない。しょうがないので別のを使うようDirectShow Filter Toolでメリット値を下げる。

2007.05.23

 そういえばDOS時代にはFD.EXEとかFILMTN.EXEなどサードパーティーのファイラを使ってた。Windowsでもツリーつきのファイラを使えばExplorerはツリーなしで使うという選択肢もあり得る。
 手始めにX-Finderを使い始める。Mame5はなんとも動きがのっそりしてるからだ。

2007.05.24

 即MDIEに乗り換える。私はExplorerは嫌いじゃない。違うな、むしろ好きだ。長年使ってて慣れてるってだけなんだろうけど。だからMDIE。

2007.05.24

 しばらくはX-FinderとMDIEの併用。

2007.05.25

AviSynth覚え書き

# MPEGファイルの読み込み
v = MPEG2Source("F:\video\地球へ_03.d2v")
a = MPASource("F:\video\地球へ_03 T01 DELAY 0ms.mpa", normalize = false)
AudioDub(v,a)

# インターレース解除
AutoDeint("")

# 3次元ノイズ除去
KenKunNRT()
#Convolution3D(1,8,16,8,8,2.8,0) # 低画質アニメ
#Convolution3D(0,6,12,6,8,2.8,0) # お好みで

# ピクセルを正方形に
BicubicResize(640,480)

VirtualDub覚え書き

# 3次元ノイズ除去
dynamic noise reduction (MMX) # お好みで

2007.05.27

 mpayer2でmp3が再生できなくなっていた。SonicStageでも再生できない。
 これはDirectShow Filter Toolにて「MPEG-1 Audio Decoder」で一覧されるデコーダのメリット値を増やす方向でいろいろ変更してたのが原因。「すべて」で見える「MPEG Layer-3 Decoder」のメリット値より大きい値になると「MPEG Layer-3 Decoder」が有効でなくなってしまう。
 適切な値に調整してようやくmpayer2で再生されるようになる。
 私は.mp3ファイルは長らくmpayer2に関連付けている。.mp3ファイルをダブルクリックするときは簡単なサウンドのチェックだからだ。iTunes等で聴くときは.mp3ではなくそれを含むフォルダをドラッグ&ドロップするから.mp3と関連付けされている必要はない。
 SonicStageが自力でなくWindowsに最初から入っているコーデックを当てにしていると判明した。結構心外だ。元々ATRAC用だからか? とはいえソニーさん、こんなんでいいんですか? 一応Sony MPEG Audio Decoderは入ってるけどメリット値を下げると使わなくなっちゃうとはねぇ。

2007.05.28

Subject: Re: [hyperspa:03466] アフレコ
To: Koichi Kobayashi
Date: Sat, 02 Jun 2007 10:24:48 +0900 (JST)

>  江風祭の映像をDVDにダビング量産する状態にしたけど、
> 75分の内、20分のサイレント部分が気になる。BGMを入れようと考えたけど
> DVビデオカメラの取説を読むと、どうもアフレコはできないみたい。
>
>  そこで、米木さん、お願い。
>  BGMを入れたminiDVを作ってくれませんか。
> マスターのminiDVは31分で、その20分(連続)がサイレント。
> 音声モードはどうも16BITのようです。
> マスターにアフレコはできないだろうから、ダビングか編集でBGMの入った
> miniDVを1本作って頂ければありがたいです。
> ちなみにサイレント部分の画は、準備状況で、大道具、バックの製作風景、
> 応援練習風景です。

 どんなふうに作ってるか知らないが、データの受け渡し方法と
データ形式を考えなくっちゃ。
 DVテープへの書き出しは経験ないけど信頼性に問題があるような
気がする。MPEGにしちゃったほうが楽だけど、そっちでMPEGが扱えるのなら
そもそもアフレコくらいはできるわけで。
 何か編集を入れるのかな? チャプターを張るとか。
 もうこっちでDVDデータ(VIDEO_TSとAUDIO_TS)を作っちゃってもいいぞ。
使うソフトはPremiere Elements。
 返事よろしく。

#これから運動会の続き。

Takeshi Yoneki

直感ヒトフデ(NDS)
 GAME Watchで「数陣タイセン」の記事(というかプレスリリース)を見て気になったので、開発会社のミッチェルを調べると「直感ヒトフデ」の開発を行ったところだった。そこで同僚の堀さんに持ってるかと聞くと、これはNDSの立ち上げ時の同発ソフトで、当然持っているとのことだったので借りてきた。堀さんの評は微妙とのことだが、はっきりいってプレイできないくらい大量にゲームを買う人なので当てにはならない。
 私は今までハマッた落ちゲーはない。「テトリス」がそもそもダメ。「ぷよぷよ」も「IQ」も「XI」の落ちゲーモードもダメ。「スペースチャンネル5」や「Rez」は良かったのに「ルミネス」が落ちゲーなのが残念と思ってるくらい。
 ところがこの「直感ヒトフデ」の落ちゲーモードにハマッた。強烈に気持ちいい。ある程度易しい落ちゲーだからだろうか。ランダムに左右されることがあまりないからか。
 現在は200行位に壁がある。
 「XI」が6面(六面体)を使うのに対し「直感ヒトフデ」は2面(表と裏)という違いはあるが、パズルモードは比較的似たような感覚でプレイできる。しかし「XI」の落ちゲーモードはもうどうにもならないというか難しくてゲームになってないと私は思うのだが、「直感ヒトフデ」はゲームとして成り立たせている。これがスーパーマリオクラブのおかげなのかどうかはわからないが、私のツボを突きまくったのであった。

数陣タイセン(NDS)
 「直感ヒトフデ」が良かったので発売されたばかりのものを買ってきた。「直感ヒトフデ」のようなワクワク感は皆無。そもそもアクション性がない。あまりの淡白さに拍子抜け。「直感ヒトフデ」は見た目地味だがゲーム性は淡白ではないと思う。
 こりゃ失敗かなと思ったが、少しプレイするとそれなりに面白い。ただ、元々が将棋や碁のような対戦向けのゲームデザインなので、一番面白いのは人との対戦なのだろうと思う。
 シナリオモードを先に進めるともう少し面白さが増すかもしれない。
 あとミッチェル開発製品は「瞬感パズループ」が残っているが、新品・中古ともに秋葉原ではみつからなかった。

パックピクス(NDS)
 堀さんに「直感ヒトフデ」を返すため「直感ヒトフデ」を買いに行った。しかし、こんな初期の、しかもあまり評判にならなかったゲームは秋葉原には新品ではみつからなかった。中古ではあったのでゲット(トレーダー)。中古とはいえやけに美品なので在庫処分品がまわってきたのだと思う。
 で、私はワゴンセール好きなのでソフマップで1000円〜2000円程度のゲームを何本か買ってきた。「パックピクス」は幾らだっけ、ともかく1000円以下。
 えぇと、これは娘にやらせた方が良いゲームかもしれない。娘は今泣きを入れてやっとゲットした「もじぴったんDS」に没頭してるので飽きたら見せてみよう。

スターフォクス コマンド(NDS)
 これも1000円以下。
 評判はそんなに悪くないが、予想ほどには売れなかったということか。
 操作感覚がメトロイドと似たような感じ。

2007.06.12

Subject: Re: DVD作成の件
To: Koich Kobayashi, Naoki Maruyama
Date: Thu, 14 Jun 2007 00:10:04 +0900 (JST)

>  以前お願いしていた件、今度の土曜日の昼過ぎにDVテープ、CDを持っていき
> たいと思いますが、ご都合はいかがですか。

了解。

どうせなんでマルさんも暇なら。

動作確認向けに安物DVDプレーヤーを買ってきた。
Pioneer DV-300 約1万円
いままでは普通のDVDプレーヤーがなかった。

Takeshi Yoneki

 アイ・オーデータ機器のLinkPlayer AVLP2/DVDLJにて生MPEG-2で再生不良。DVD-Videoとして焼いても再生不良。ファームウェア13だからかもしれないが、20に上げると肝心のDivX/XviDの再生で問題がある。再生がカクカクになるのであった。
 再生不良のDVD-VideoはPS2では問題なく再生された。というわけで、普通に安物のDVDプレーヤー買ってきた。パイオニア DV-300 約1万円。
 もちろん上記DVD-Videoも生MPEG-2も問題なく再生。
 国内大手メーカーでDivX再生を謳うプレーヤーを出荷しているのは結構限られている。今回調べた中では東芝とパイオニアくらいしかなかったような。
 DV-300はDivX再生に対応しているとされてはいるが、どういうDivXファイルならOKという記述がマニュアル等に一切ない。ビデオエンコードがDivXってのは当然として、ビットレートとかプロファイルとかオーディオフォーマットに関して何も情報がない。エンベロープに関しては『「.avi」または「.divx」という拡張子』という記述があるので類推はできるが、.avi 2.0はどうなのかとか詳しい情報は全くない。一般的にはMP3オーディオで.aviってことになるんだろうが、それをDivXファイルと呼んでいいものかどうか。ピクセルを正方形で扱ってないかもしれない。
 また、マニュアルには『CD-R/-RW/-ROMディスクに記録されたDivXファイルを再生』と書いてある。しかしもちろんDVD-Rに保存されたファイルでも再生できる。東芝の製品のマニュアルでも『CD-ROM、CD-R』に限るというような記述がある。DVD-RあるいはUDFという規格とDivXファイルを結びつけるとどこかからクレームでも来るんだろうか。
 あとマニュアル等には全く記載がないがいわゆる生ペグと呼ばれるMPEG-2ファイルも再生できる。パイオニアの製品は伝統的にMPEG-2ファイル再生が可能で人気もあるのだが、これも裏機能扱いということなのだろうか。大っぴらに対応を謳うとどこかからクレームでも来るんだろうか。わけわからん。
 まぁ、MPEG-2ファイルといっても色々あって再生できないときのユーザサポートは受け付けたくない、自己責任で使ってねということなのかもしれないが、どういったファイルなら再生できるなどの情報すら一切ないってのはあんまりだ。
 サイテックが作ったと思われる自社製品と国内大手P社の製品の機能一覧の比較表のPDFがある。国内大手P社の製品はDV-585Aというパイオニアの前製品。比較表においてDV-585Aは生ペグには対応していないとされており、サイテック製品の売りは生ペグ対応にある。しかし実際はカタログやマニュアルに記載が一切ないだけで、ユーザにはDV-585Aは生ペグ対応機として知られているのであった。『各機能への対応状況は、カタログや取扱説明書などで公表されている公式情報を元に記載しております』だそうだから嘘を書いているわけではない。
 ともかく少なくともDivXは対応を謳ってるんだから、どういう仕様のファイルなら再生可能なのかという情報は公開されるべきだろう。
 DV-300はDivXの.aviファイルも時間でジャンプできるなど機能性は概ね満足なのだが、多分パイオニアに限らず国内大手メーカーのアングラ発の技術に対する姿勢には失望している。嫌ならそんな機能を入れなけりゃいい。あきらめて韓国メーカーや台湾メーカーの製品を買うからさ。MP3を疎外してたソニーの顛末でわかってるからこそ採用してるんだろうに。
 松下は米国向けにはUSBマスストレージでのドラッグコピーでMP3ファイルを再生できるプレーヤーを出荷してる。ソニーは欧州向けにDivX対応ネットワークプレーヤーを参考出品してた。製品になったんだろうか。ダブルスタンダードというかなんというか。
 私が愛用しているMP3プレーヤーはシンガポールメーカーの中国製。もちろんドラッグコピー。

2007.06.15

 四半世紀昔に竹下監督が撮影した江風祭'81のフィルムをコウイチがテレシネ変換してDVminiテープとしてゲット。元々のフィルムの一部に音声がなく、寂しいのでそこに当時のヒット曲をアフレコしようとコウイチは考えた。しかしDVは音声を16bitで記録するとアフレコ機能が使えない。そこで私に相談となった。
 件の江風祭'81のフィルムは私も数秒映ってたりするので関係者には違いない。
 コウイチはDVのアフレコ機能を念頭にしていたようだが、結局は配布メディアであるDVD-Videoを作ることが目的なのでソリューションはノンリニア編集である。
 タワーPCでDVminiテープ2本をキャプチャしつつ当時のヒット曲をノートPCでキャプチャ。

2007.06.17

 記録として、現在の典型的なAviSynthスクリプト.avs

v = MPEG2Source("F:\capture\bj_49.d2v")
a = MPASource("F:\capture\bj_49 T01 DELAY 0ms.mpa", normalize = false)
AudioDub(v,a)
#DelayAudio(-0)
CropBottom(4)
AddBorders(0,0,0,4)
FrameCache(9).AutoDeint("")
FrameCache(9).hqdn3d()
FrameCache(9).BicubicResize(640,480)

2007.06.29

瞬感パズループ(NDS)
 ミッチェル社強化月間の最後はこれ。やってるときはそれなりに面白いが、もっとやりたいという気持ちにはならない。パズルとしては微妙。
 秋葉原ではみつからなくて、地元でもなくて、新宿ビックカメラで入手。ビックはゲームの品揃えでは新宿でトップクラスなのではないかと思う。それほどヒットしなかったちょっとだけ古いソフトが地味に揃っている。これとかバンドブラザーズとか。

ゼルダの伝説 夢幻の砂時計(NDS)
 小娘が遊びに行ってる間にママとパパでヤマダ電機で2本買ってきた。ちと難易度は低いがゼルダはゼルダ。パパとママですれちがい通信。

アルゴ&トリンカ(NDS)
 正式には「算数オリンピック委員会考案 数字で鍛える脳力トレーニング アルゴ&トリンカ」というタイトルで、しかもパッケージは「数字で鍛える脳力トレーニング」が最もポイントの大きい文字。さらに「脳力」だけ赤くなってる。これじゃ他の「脳力」モノに埋もれてしまうんじゃないかと思うがどうなんだろう。
 ヤマダ電機でゼルダをゲットした後、書店で学研のアルゴを見てなんとなく買ってきた。カード24枚を使う数当てゲームで、小娘でもできそうな気配があった。ルールは単純明快で、始めると小娘もかなり気に入った模様。私も面白いゲームだと思う。
 で、車中などカードを広げられない場所でも遊べるようにゲームソフトを買ってきた。
 ピーター・フランクルの声入り。

大合奏!バンドブラザーズ(NDS)
 なんとなく気になったのでビックで上記アルゴ&トリンカと一緒に買ってきたが、音ゲーだったのか。ええと、なんというか、普通に音ゲーじゃん。
 ある程度ゲームを進めないと自分で譜面を打つモードに入れてもらえない。音ゲーが苦手な私にミュージックシーケンサーが手に入るか?!

スターフォクス コマンド(NDS)
 詰まる。秒数が足りないなぁ。何か他に攻略時に気にするべき何かがあるんだろうか。

2007.07.05

ゲド戦記(DVD)
 ジブリのこのアニメ映画の評判が「原作を知らないとワケワカラン」ってことで原作を読んでDVDの発売を待ってた。評判ほどひどい作品ではなく、ちゃんと面白いじゃんと思った。もちろん原作を読んでないと意味が取れない部分はあるが、全体を否定するほどでもない。まぁ、他のジブリ作品に比べると荒削りで観客に対するサービスや遊びの部分がないなぁとは思う。宮崎駿がサービス精神旺盛すぎるのであろうし、宮崎吾朗がストーリーテラーとしてまだ未熟なのであろう。
 傑作しか許されないってのは辛いよなぁ。原作は基本的に地味だし、映画も地味に良く出来てると思うんだけどなぁ。
 ディック原作の映画に慣れてるので、この程度の原作との違いは違いのうちに入らない。たとえ別の人物のエピソードでも1本の映像作品としてみせるという意味で許容範囲だろう。原作者は怒るかもしれないが。

2007.07.09

 「NEC、モバイルノート「LaVie M」に電源が入らなくなる不具合〜該当製品を無償修理で対応」(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0713/nec.htm)
 FF XIがプレイできるノートということで同僚が使っていたんだが、ひたすら熱暴走するので設計ミスだろうと言われていた。やっと日電も認めたってことか。
 彼は今はもうDELLのノートを使っている。
 「NEC、2007年度の経営方針を発表−「パソコン事業は絶対にやめない」と矢野社長」(http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/topic/2007/07/11/10724.html)
 『「NECのブランドを一般消費者に浸透させることができるのは、パソコンと携帯電話だけ。ブランドを維持するために、パソコンは絶対にやめない。やめないためにはいい商品を作り続ける」と、パソコン事業の継続を力強く宣言した。』
 いやまぁ、熱暴走するようなマシンを設計しててはダメだと思うし、発覚してから何年経ってんのよ。

2007.07.13

泣き虫弱虫諸葛孔明(酒見賢一)
 かなりふざけた書き方の三国志。他の酒見作品を知っているとズッコケる。オヤジギャグ満載というか炸裂。
 例えば唐突に「玄徳さまが望むならわしらは何をされてもいいですじゃ。いけない民だと噂をされてもかまいませぬ」なんてセリフが出てくる。私はたまたま酒見賢一と同い年なので接してきたメディアや習俗が近いのであろう、多くの酒見オヤジギャグがわかる。だが、例えば現在二十歳くらいの人が三国志ブームの一環でこの小説に手を出したらどうだろう。こういった30年前の流行歌などという劉備玄徳にも諸葛孔明にも無関係の単なる古臭いオヤジギャグでソッポを向くかもしれない。そこにオヤジギャグがあるということさえ判らない事も多そうだが。
 百年程後、酒見賢一が偉人文豪として扱われ彼の作品に注釈が付くとしよう。こんなオヤジギャグに誰が注釈を入れられるというのだろう。ドイルにとってのベアリング・グールドのような人なんてのは猛烈に貴重な存在。普通はあそこまでできるもんじゃない。
 山口百恵といえばちびまる子ちゃんでまるちゃん憧れの歌手である。デビュー2枚目のシングル「青い果実」は当時13歳の美少女に歌わせるには過激な内容で世間をあっと言わせたそうだが、酒見氏も私も小学生で、多分あっと言ってない。ロリ親父どもの妄想はどうでもいい。当時の小学生には格好良かったのであった。モモエちゃんが。
 訂正。突然ベロキラプトルとか言われても知らんつーの。これはギャグではなく喩えだがジュラシックパークがなかったら出てきてないだろう。しかし全部の記述の出典を理解できるなんて人は本人以外にいるのかね。恐竜戦車がウルトラ怪獣だってのは小学生も知ってるが。

2007.07.18

 小娘が学童クラブからいらない漫画本と玩具を貰ってきた。
小娘「パパこれ知ってる?」
悪父「え〜と、キングジョーかな」
小娘「えぇえ!なんで知ってるの〜」
悪父「ウルトラセブンファンは全員知ってるよ」

2007.07.19

 先日といってもGWの頃だっけ、に導入したMP3再生機能付きカーステレオ用トランスミッタ(ロジテック LAT-FM301UBK)を運用していたが、どうもランダム再生に重大な欠陥があるらしく、しばらくすると同じ曲が始まる。また、ランダムでは絶対に再生されない領域があり、フォルダーの移動をして再生しても再生位置がレジュームされない。2GBあるいは1GBのメモリでないと適切に動作しないのかもしれない。私は4GBのメモリを付けたのだがそれ以外のUSBメモリは手元にないので試してないしそのつもりもない。メーカーサイト(http://www.logitec.co.jp/products/audio/latfm301u.html#Chapter5)では4GBに対応しているようにあるがそうではないということなのだろうか。またはファイル名に依存した何か問題点があるとか。
 なんにせよ使えない製品であったということで今度はiPod nanoと一緒にiPod nano専用カーステレオ用トランスミッタを買ってきた。ブライトンネット BI-NFM2/BK。シャッフル再生は定評あるiPod側で行うことになる。まぁともかく運用はこれから。
 しかしポータブルオーディオは周辺の充実ぶりを見てもiPodの圧勝。まっとうにシステムを考えるとiPod以外に選択肢がないのが歯痒い。私はKOSS THE PLUGが好きだからiPodを持ち歩くつもりはないけどねぇ。

2007.07.22

 参議院選挙の日は夏休み絵日記対策のキャンプなのでその前の週の週末に期日前投票に行ってきた。結構人が沢山来てた。自民党の思惑を外れて投票率が上がるんじゃないだろうか。

2007.07.23

天誅 弐(PS)
 PSPで遊ぶ天誅。PSP向けのゲームもこのクラスの面白さを提供できないもんか。今頃天誅を評価してる私が言っても意味ないが。
 アイテムが各面に配置されているようだが、一度拾うと面を失敗してもゲットしたというフラグが立つようで、例えば他の面でよい成績を得ると持ち出し可能になる。よく考えて保存しなくちゃ。
 現在彩女編の「菊姫を救出せよ」を隅から隅まで歩き回っているのだが、攻略情報によると13人も敵がいる。5人ほど忍殺すればクリア可能(ボスがいない)なのだが、現時点で480点程、600点以上(もしくは敵全滅)で忍術皆伝なので半分は忍殺が必要か。
 力丸・彩女でシナリオが違い、龍丸のシナリオまである。初代天誅に比べボリュームアップ。
 「奥方の元へ向かえ」の癇癪玉をゲットせねば。

2007.07.25

 Creative MuVo V100が作りが安物の製品であることは間違いないが、音が悪いとするのはどうなんだろう。とりあえずチェック。
 iTunes + E-MU 0404の出力とV100の出力をミニコンポに接続して切り替えながらヘッドホンで聴いてみた。ヘッドホンはモバイル向けでなく私がサウンドチェックに使うaudio-technocaのATH-PRO6。ミニコンポはDENON D-C7USB。
 V100はイコライザなし、音量は0404の出力と合わせる。液晶バックライトはノイズの原因と判明してるので最初からオフ。
 はっきりいって同じ。私の耳ではブラインドチェックしたら間違いなくわからない。
 音が悪いとしてる人にとっての良い音ってどんなんだろう。圧縮音源でロストしたサウンドを復元とかなんとかのサウンド加工だろうか。どうもそんな様子ではないんだが。
 E-MU 0404の出力は地味に素直。オーディオ的にどうかは知らないがDAWのモニタ用途向けのサウンド作りなんだろう。値段から考えたらよく出来てると思う。多少ノイズは載ってるんだろうけど。
 その0404と差がないんだから私の耳にはV100は十分な性能ということだ。

2007.07.26

 絵日記対策として週末に長瀞にキャンプに行く。小娘は川辺での水遊びや屋外でのバーベキューなどは楽しかったようだが、バンガローに侵入したコガネムシ等虫が嫌だったようだ。
 いや、それにしても暑かった。パパとママも暑さで参ったが、帰り道小娘は調子が悪かったようだが、頭が痛いと言い出した。夏風邪か? 学校の補習はお休み。

2007.07.30

天誅 弐(PS)
 PSPのCFW 3.52 M33-2でも特に問題なし。ただPSのエミュレーションはクロックアップされているせいか電池の消耗が激しい。クロックを下げたいのだがcwcheatを入れるとSELECTボタンの長押しでcwcheatコンソールに入ってしまうため天誅とは相性が悪い。天誅はSELECTボタンを押している間だけマップが表示されるので長押し判定を食らうのであった。
 九煩島潜入のような無駄にだだっ広いマップに驚く。PS2になり精細な表現ができるようになって犠牲になったのが無駄に広いマップだ。Tomb Raiderの新シリーズ(6以降)で何が不満かってマップの狭さで、世界の広さを全く感じさせないのは残念であった。もっともアクワイア製でない参はプレイする予定はないのでPS2版の天誅がどうなのかは不明だが。

2007.07.31

アウトロイド(MSX)
 日付からして丁度20年程昔にテープ媒体からディスク媒体にメディア変換を行った。当然そのままでは動かないのでハンドアセンブルしてバイナリにパッチを当ててある。アウトロイドのバイナリはローダとデータに分かれている。ローダをテープロード後そのローダでデータをロードして起動するのである。そのローダに手を入れてディスクを読むようにしたんだと思う。いや、もはや何も憶えてないが。
 メモリの空きを増やすためCONTROLキーを押しながら(FDDを1機扱いにするモードで)起動しなくてはいけないとローダをロードするBASICプログラムからは読める。
 blueMSXの通常の状態では動かなかったが、当時の実機であるSONY HB F-900モードにすると動き出した。いやまぁたいしたもんだ、blueMSXってのは。
 ようはHB F-900のメモリ構成あるいはメモリマッパに猛烈に依存したパッチになっていたということだ。

2007.08.01

 先日導入したFMトランスミッタのブライトンネット BI-NFM2/BK。音圧の高い楽曲で音が割れる。iPod nanoのdock端子接続で、ユーザには音量を調節する方法がない。
 当面は前に買った製品のLINE入力とiPodのヘッドホン出力をつなげて凌ぐとして、ブライトンネットに調節依頼のメールを出した。どういう返事がくるかは想像もつかない。

2007.08.07

ベルセルク(白泉社)
 アニマックスで再放送して、コンビニ漫画で再発している。しかしそのコンビニ漫画を買いそびれてしまったのでコミックを高田馬場の芳林堂で買ってくる(市ヶ谷の文教堂では序盤が欠けてた)。まずは1〜5巻(持って帰るのが重いので)。全部で31巻あるので6回買わないといけない。まぁ、15巻あたりで一区切りだそうだから当面は3回でいいかも。

2007.08.07

 そういえばIP電話の大規模障害が発生してから以降、とんとNTT(の関連会社?)からのセールスの電話が来なくなった。システムの規模に比べ営業のしすぎだったんだろう。アホ丸出し。

2007.08.17

 勤務先のエレベーターにオバサン二人と私が乗っていたんだが、1階から私の目的とする5階に到着するまでお喋りに夢中。私が降りてから「あれ、何階だっけ」「3階だったんじゃないかしら」と、いやはや吹き出すのを我慢した。
 大人数のオヤジ達が3階で降りるとき、なんだか悠長にしてるので最後の一人で扉が閉まった。私が開くボタンを押して開けたが、放置して5階まで行こうかと一瞬思った。
 今日は3階で何があるんだろう。

2007.08.23

 Fedora 7をVAIOノートbabelに入れる。最近のFedoraはなのかX.orgはなのかはわからないが、msgothic.ttcとmsmincho.ttcを適切なディレクトリに入れると適切に扱えるようになる。どうも予め設定が書いてあるようだ。
 VAIOノートをFedoraで使っていると結構パームレストの左側が熱くなる。Windows XPで使っているときは放置状態だとあまり熱くならない。その場所にはHDDが入っている。「VAIOスタミナ設定」等のなんらかの節電設定と関係あるのだろうか。「電源オプションのプロパティ - VAIO省電力設定」にはHDD関連の設定項目はないが、細かくHDDドライブの動作を制御しているのではないかと考えられる。

2007.08.24

 Laptop Mode Toolsというdaemonをみつける(http://samwel.tk/laptop_mode/)。rpmをインストールしようとするとacpidを要求するので、まず「アプリケーション - ソフトウェアの追加と削除」でacpiとacpidをインストール。なんでこの程度のものが最初から入ってないんだFedora 7。
 Laptop Mode Toolsをインストール。「システム - 管理 - サービス」でdaemonを有効にする。
 放っておくとHDDが止まることでパームレストが冷える。そのかわりHDDが止まりやすいため、マシン自体の反応が悪くなる(例えば漢字変換)。Windows XPでも似たように反応が悪いのでしかたがない。
 残る問題はサスペンドからの復帰で液晶の輝度が最高値になる点だ。

2007.08.24

 VAIOのバッテリーが死んだ。バッテリーの突然死は比較的多く発生している有名な不具合だ。
 サポートに電話すると本体も含めて送って欲しいと言ってきたが、代替機はあるのかと聞くとないという。バッテリーを送ってもらって交換することになった。

2007.08.27

ナルニア国物語(ディズニー映画)
 今月中頃に原作全7巻を岩波少年文庫で購入。ハードカバーしか置いてない書店が多いが高田馬場の芳林堂書店には箱入りの岩波少年文庫版があり、それを購入した。で、原作第1巻を読み終えたのでDVDを買ってきた。
 DVDを買うときいつも気になるのはスキップできない宣伝映像だ。アイ,ロボットの件(13分のスキップできない冒頭宣伝映像)がトラウマになりDVD購入をためらうことになる。ナルニア国物語には冒頭に勝手に始まる宣伝映像は入っているが、メニューに行ったりなどスキップ可能なものだった。勝手に始まる点が気に食わないが20世紀フォックスに比べればユーザーフレンドリー側に寄っているといえる。まぁ、OKとしとこうか。宣伝映像なしあるいはユーザーのアクションでのみ宣伝映像視聴可能というのが最も正しい態度なのはいうまでもない。ナルニア国物語のDVDは劇場で観る倍以上の値段なんだから。

2007.08.27

 いつ頃から見るようになったかは不明だがかなり前から良く見る夢のひとつ。
 私は田舎の駅で列車を待っている。屋根もなく景色も見渡せる程度の簡素な作りの田舎の駅だ。しかし、私はその駅でどちらの方向に、どの列車に乗るべきなのかわかっていない。駅の中にはその駅と私の目的地の関係を表すものが見つからないのである。その駅の名前すら不明だ。新潟周辺で変な形で変な環状線ができたような状況で、しかもそれでも発車の間隔が多くても1時間に1本。ホームは少なくとも4つ。人々が群がってる列車は時々あるが、それが私の乗るべき列車なのかの判断がつかない。まごついているうちに列車は発車してしまう。
 今回見た夢ではリュックに荷物を入れているうちに発車してしまった。ともかく列車に乗れないのはいつも通り。その駅がどこなのかわからないのもいつも通り。

2007.08.27

 VAIO type S(SZ)の交換バッテリが来た。ついでにブライトンネットのFMトランスミッタも来た。
 これは交換バッテリで電車で書いている。FMトランスミッタは良品だと良いのだが、私はそもそも製品の規格がダメと予想している。9月にはソニーがiPod対応のFMトランスミッタをリリースするのでそっちに気が向いている。いやまぁ、ちゃんと動けばブライトンネットを使うが。

2007.08.30

 プログラムを改造するときによく使うのが「似たように振舞う別物」というテクニック。ある意味エミュレーションなんだろう。
 仕事の話だが、テンポラリファイルを使わないという目的のためメモリブロックを使ったファイルI/Oのフリをするクラスを用意した。レジストリを触らないという目的のためファイルに保存されたレジストリファイルを読んでレジストリのフリをするクラスも書いた。
 昔だが、MFCがまだバージョン1.0でWindowsが16bitの3.0〜3.1の頃、ソニーに出向してた頃である。CStringListが残り少ない大切なヒープ(全体で64KByteだっけ)を使うため、ちょっとテキストが大きくなるとコケると判明し、別に獲得したメモリを使った文字列のリストのクラスを急造し、CStringListのフリをさせた。
 昔からこんなんばっかだ。

 VAIOのバッテリの残り22パーセント。バッテリがもつという壁紙を使って、ウィンドウ枠もシルバーにしている。この液晶は白くしたほうが電気を食わないそうだ。もつといっても数分から十数分なんだろうけど。

2007.08.30

 『ソニー、「アクトビラ」や「ギャオネクスト」対応のVOD端末』(http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070829/sony5.htm)
 B-CASカードなんてくだらないプロテクトは即刻廃止して欲しい。電波を私物化している現放送業界に対するカウンターとして、こういったネットワーク型の端末に期待している。AppleもGoogle(YouTube)と組んでこっちのほうに力を入れてきているし、こうなったら任天堂もYahooもBiglobeなんかも巻き込んで展開して欲しい。それでない別の何かとして有力なんだから。
 まぁ、コンテンツを握っているのが放送局である現状を底辺から変えていかなくてはいけないし、製作プロダクションに資金が廻るように非放送局がどんどん作る側にならなくてはいけない。その先鞭がアニプレックスだったりするんだろう。

2007.08.30

 『ソニー、CONNECT MusicとATRACを切り捨てたウォークマンを米市場で投入』(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/31/news027.html)
 『IFA 2007【ソニー編】新ウォークマンは「Goes OPEN」』(http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070831/ifa01.htm)

 この新ウォークマンの重要な点は『DRMなしファイルについてはドラッグ&ドロップで可能』ってことだ。
 まっとうなオーディオメーカーのまっとうなMP3プレーヤーがやっと登場したってことなんだが、日本で売る予定がないのが恨めしい。またクリエイティブ製品(http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070829/creat.htm)を買っちゃうよ。
 iPodはRockboxが載ればイコライザの問題も解決して普段利用も可能になるのだが、2nd nano用のRockboxはまだない。まぁ、カーオーディオに特化した楽曲(ママ向けや若干の娘向けも含む)を入れてあるんで別立てにせざるを得ないが。

2007.08.31

 ケンウッドのWindows Vista対応表(http://www.kenwood.com/j/info_windowsvista_he.html)を見ると、Kenwood Media Explorerを利用する製品は非対応のまま半年以上経過した。多分このままバックれるんだろう。もちろんこれらの製品はUSBマスストレージ非対応なのでKenwood Media Explorerがなくてはどうにもならない。2000年の製品ならまだわかるが、2005年の製品だよ。しかもOEM元のクリエイティブ製品は普通にUSBマスストレージ対応。無責任。
 Kenwood Media ExplorerのFAQを見ると『転送しようとしている音楽ファイル/フォルダの名前に、日本語、英数字以外の文字を使用していませんか?日本語、英数字に音楽ファイル/フォルダの名前を変更して、Kenwood Media Explorer(M_A3)に転送してください』とある(そのままコピペなんで全角rもそのまま)。2005年の製品だってのにUNICODEに非対応。対応OSにWindows Meがあるからなんだろうが、いくらなんでもこれは呆れる。いったいどんなやつがどこにソフトを発注したんだ? 受注したほうもいまどきUNICODE非対応で何の意見もしなかったのか? iTunesがレガシーWindowsを切った理由も気付かなかったのかな。
 音楽ファイルは欧州のオーケストラなど、他のファイルに比べUNICODEの恩恵を受けやすいってのにねぇ。

 『市場が成熟するにつれ、国内ブランドの信頼感が重要になり、同社でも40歳代以上の年代へのブランド力を生かした販促展開なども図るようだ』(http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050218/dev104.htm)
 信頼感? 最初から裏切るってのは判ってたよ。

2007.08.31

 PSP用Pandoraバッテリ作成。
 インフォリチウムってスゴいね。

2007.09.02

ハリーポッター 不死鳥の騎士団(吹き替え)(タイムワーナー)
 久しぶりに劇場で映画を見る。新宿丸井の上のほう。娘は小学校2年生なので吹き替え版。公開からだいぶ経つが実質夏休みの最終日、親子連れが結構来てた。
 当初ポケモンを観る予定だったが、娘が学童クラブでハリポタ2作目を観たことで「ハリポタ最新作もやってるぞ」に食らい付いてきた。一応DVDで今までの作品は全部観せてるのでこの世界に馴染みはあるし、前作で友人(ライバル)が一人死んでるのも多分理解してる。のかなぁ。
 劇場ってのは画面の迫力もそうだが、音もドでかい。近年映画をDVDで観るとセリフが聞き取りにくくて音量を上げてるといきなり爆発音などドでかい音が出てリンダ困っちゃうんだが、劇場に合わせたミックスってことなんだろうなぁ。
 ハリポタシリーズを劇場で観るのは初めて。原作が分厚いせいか「このへん原作ではもっと説明があるんだろうなぁ」って部分があるが、まぁしかたがない。携帯版が出たら読む。

NEWスーパーマリオブラザーズ(NDS)
 娘に貸し出してたのを奪い返し再開。スターコインは放っておいて先に一度クリアを目指したほうが良いとの同僚の堀さんかららのアドバイスに従いワールド8まで来た。ワールド8ってば難しいなぁこれ。

 米国で9月にWii版メトロイドがリリースされるので、まぁそんなに遠くない時期に日本でも発売されるだろうということでこの秋、クリスマス前にWiiを確保しようと思う。しかし、エレビッツ以外に私の気を引くソフトがないのが悲しい。いやまぁ、ファイアーエムブレムはいつか買うけどこれは本体を買ってまでというソフトではない。マンネリだし、GC版もGBA版も途中だし。

2007.09.03

 我が家のテレビシステムの改善。
 いままでテレビシステム向けアンプにはケーブルテレビ端末とDVDプレーヤーがS端子で接続されていた。改善策としてそれら以外、すなわちDivXプレーヤーがS端子で接続できるようにケーブルを買ってきた。
 ヒューマックスのケーブルテレビ端末とパイオニアのDVDプレーヤーはオンキョーのアンプに直接接続(アンプのセレクタでのVIDEO2とDVD)してあるが、アンプには残り1つ(VIDEO1)しか接続できない。アンプのVIDEO1にはソニーの入出力双方向のセレクタが接続してある。さらにその先にはビクターのVHSビデオレコーダーとアスキーの出力のみのセレクタが接続してある。アイオーデータのDivXプレーヤーは何台もあるゲーム機と同列にアスキーのセレクタに接続してある。
 また、S端子出力のあるHPのノートPCの出力も接続できるようにしたい。

 必要なケーブルは
DivXプレーヤー - アスキーのセレクタ - ソニーのセレクタ - アンプ
ノートPC - アスキーのセレクタ

の4本だが、テレビとアンプの接続がADBケーブルで代用されていたのでそれも交換、計5本。この時代にやっとS端子の本格導入である。

2007.09.10

 パパがFMトランスミッタの導入で失敗ばかりしているので業を煮やしたママがまた別のFMトランスミッタを衝動買い。3台目。
 ラディウス radJupter for iPod nano S1CT21BK。iPodとはAppleの専用端子で接続するタイプ。ものすごくシンプルな形状。
 ブライトンネットの製品と違い音量が抑えられているようで、歪むことなく普通に再生される。少なくとも音に関しては問題はなさそうだが、他に何か問題が出るかはもう少し使ってみないといけない。
 ブライトンネットの製品は送られてきた交換品も歪んだ音が出る。結局はロットの問題ではなく単に欠陥製品ということだ。どうしようかなぁ。
 オーディオ製品を買うときに音が歪むなんて普通は想像しない。

2007.09.10

 PSPでレミングスを遊ぶと勝手に画面がスクロールするようになった。アナログスティックのセンターがセンターじゃなくなってきてるということだ。バネが緩んだのかどうかは知らないがキャリブレーションが必要だ。
 が、しかし、ソニーからはキャリブレーション機能は提供されていない。なんで?
 カスタムファームウェアにはプラグイン機構があり、色々な機能が開発されている。JoySensというプラグインがあり、概略として「JoySens - Analog stick sensitivity plugin for OE firmwares」と説明されている。私に必要なのはこれだった。
 アナログスティックの件は年月の経過したPSPの共通の問題なのだろう。カスタムファームウェア様々だ。
 JoySensをインストールすることでレミングスで勝手にスクロールする問題は解決した。いやまぁ、どう考えてもソニーから提供されていてしかるべき機能だ。
 穴塞ぎより先にやることあるでしょ!

2007.09.13

Subject: Re: 製品に関するお問合せ(ご購入後)BI-NFM2/BK
To: Brighton Net
Date: Fri, 14 Sep 2007 07:42:15 +0900 (JST)

了解しました。
BI-FMTM が明確に仕様が違うようなのでそちらでお願いします。

> ご連絡ありがとうございます。
> ただ、不具合が解消していないとのこと申し訳ございません。
>
> BI-NFM2/BKの音割れですが、多少みられましたので
> 交換品を送付させていただきました。
> (検証の欄に記載させていただいております)
>
> 米木様からご連絡いただいておりますとおり
> ロットや商品の規格等の問題がないか、この件は
> 品質管理部へ報告させていただきました。
>
> 検証済みの商品で不具合が解消されないとのことで
> 相性の可能性もございますので、申し訳ございませんが、
> 弊社のほかのFMトランスミッタとの交換ではいかがでしょうか。
>
> そのままでは差額もでてしまいますので
> その分2nd iPod nanoに対応している
> ホルダーをセットさせていただければと思います。
>
> BI-MIFM もしくは BI-FMTM
> http://www.brightonnet.co.jp/product/ipod/bi-mifm.html
> http://www.brightonnet.co.jp/product/ipod/bi-fmtm.html
>
>
> ご検討いただき、お手数ですが再度ご連絡
> いただけますよう何卒宜しくお願い致します。

Takeshi Yoneki

注釈:
 BI-FMTM は音が割れることもなく順調。しかもママが衝動買いした製品より音が良い。とりあえずカーステレオ改善作戦は終了。

レミングス(PSP)
 PSP版レミングスのスペシャル24面「レミングスに助けてもらって。」で長らく詰まってた。久しぶりにトライするとなんで詰まってたのかというくらい素直な解法であった。勢いづいてスペシャル面は全36面クリア。
 オリジナル面は120面中半分程クリア。
 地味に良いソフトなんだけど、キー操作体系が洋ゲーのまま(決定が○でなく×)なところが難点。そもそもなんで日本と海外でXMB等でも操作体系が違うのかが疑問。

2007.09.16

ロードランナー(NDS)
 DS版ロードランナーは面全体を表示してくれるということで買ってきた。開発費もたいして掛からないせいか定価でも3000円。
 下画面がファミコン版と同等の面の一部分を表示するパターンで、上画面が全体という構成。実際にプレイすると下はほとんど見ない。情報としては上だけで必要十分だということだ。下だけだったファミコン版は情報が不十分だった。しかしその上画面がかなり寂しい。8bitパソコン版より寂しい。キャラクタが単なる丸なのである。もう少しキャラクタっぽくできなかったんだろうか。アイレムMSX2版程度の表現で良いのだから。
 多少パソコン版とは、例えば埋めた番兵の上は2人分しか走り抜けるのに間に合わないなどタイミングなどが違うが、ロードランナーはロードランナー。ファミコン版と違いともかく全画面が一望できるのが正しいロードランナー。
 ボタンが2つ並んでいるときにどっちがカレントなのか判別不可能。薄茶も水色も人にインパクトを与えない色合いで、この開発者だかデザイナーはアフォーダンスを少しでも意識したのであろうか。多分綺麗な画にするのがデザインだと勘違いしているんだろう。これでは必要な機能性を表現できていない。
 最初にスタートボタンを要求する明確な理由が欲しい。意味がないってのがわからないのだろうか。単なる惰性、くだらない慣習。
 プレイする面の選択も結構不自由だ。クリアした面しか選べないのはまぁ良いとして(それも本当は問題だが)、一度メインメニューに戻って再度セーブデータのロード後、中断したデータをキャンセルしないと面セレクトの画面が現れない。何度も確認画面が出て、しかもボタンのデフォルトが逆になってたりしてかなり煩わしい。そもそもしばらく面セレクトが可能だと気付かなかった。
 こういったレベルの不満が出てくるってのは製品としてのレベルの低さだ。ゲームそのものはファミコンの頃から変わらないし素性は良いのであるが。どうもロードランナーはゲームに対する愛を感じさせない移植が多い。
 ニュースーパーマリオのI/Fを良く見てほしい。ゲーム内容はそれぞれだろうけどI/Fなんてのは良い例がたくさんある。
 まぁファミコン版も全画面が表示できてないという時点で許しがたい移植。私はMSX版プレーヤーだったし、ほぼApple II版そのままの移植のようで、チャンピオンシップの処理速度を除いて不満はなかった。アイレムのアーケード版も好きだった。
 NDS版はもっと良い製品に出来たはずなのにつくづく残念。でも遊ぶけど。

2007.09.16

ロードランナー(NDS)
 ロードランナー50面はサクッと終わらせてチャンピオンシップを始める。1面目で詰まる。難しさが半端じゃない。困ったな。
 小娘(小学二年)にもやらせてみる。ノーマル1面はサクッとクリア。曰く「追いかけられるのが怖い」だそうだ。

2007.09.18

 夏休み中だったか、その前だったか。
 電車で小学生が4〜5人程NDSで遊んでいた。全員旧型DSだった。電車でみかける大人のDSはほぼ全部Liteなのに。最初のDSは買うべき人が買ってたんだ。なんだか嬉しかった。

2007.09.18

ロードランナー(NDS)
 チャンピオンシップも少しずつ進むようになった。ゲームそのものの操作性はMSX版より良い。多分移動や穴を掘るなどのアクションでのドットの厳密性が多少甘めになっているのだろう。1キャラのドット数が多めになっているからかもしれない。また、任天堂特許の十字キーが使いやすいということもあろう。
 そういえばMSXではハドソン製のパッドを使っていた。十字キー部分が十字でなかったがそれなりに使いやすいにもかかわらずロードランナーでは細かい動きに苦労したことを思い出した。

2007.09.19

エレビッツ(Wii)
 年末商戦が始まる前に普通に購入できるようになったWiiを導入。本当はメトロイド等もうちょっとソフトが揃ってからにしたかったが、スーパーマリオギャラクシーも控えているので入手性が良いうちに。Wii発売当時から気になってたのがコナミのエレビッツ。
 面白い。プレイ感は塊魂に近いような気がする。案の定小娘はいたく気に入った模様。ウィキペディアによると「実質的なジャンルはFPSである」とある。確かにそうだ。
 Wii購入時小娘は水精デューイの大冒険をジャケ買いしようとしたのだが、パパによる「スーパーペーパーマリオとどっちがいい?」の質問でマリオを選んだ。デューイはエレビッツと同じプロデューサーの向峠(読めない)さんによるゲーム。向峠さんの経歴は「ポップンミュージックシリーズに参加」などとあるが、彼を信じるかどうかはまだ私には判断できない。
 ともかく来月はスーパーマリオギャラクシーが控えてるし、今秋米国で発売の決まったメトロイドプライムは来年初頭には日本発売するだろうからとりあえずはデューイはその後だな。評価も定まるだろうし。
 ああ、でも向峠(誰か読みを振ってくれ)さんのインタビューを読むとデューイ買おうかなという気になる。多分私好みのゲームなんだよなぁ。あぁぁあぁ、どうしよう。

ロードランナー(NDS)
 チャンピオンシップも40面までクリア。残り10面。1日1面が限度。面によっては3日程悩む。

2007.10.03

 PSPのpopsでTomb Raidersをプレイするものの、方向キーでまともにララが走れない。ってのは書いたか? ナナメにキーが入らない。全く入らないわけじゃないが猛烈に親指を押し付けると入ることもあるという、まぁ、なんというか、クタラギさん勘弁してよ、PSP壊れちゃう。
 しょうがないので改造。カバーを開けてキーとゴムの間に薄いプラ版を両面テープで張った。プラ版は包装の透明なヤツを穴開けパンチでバチン。
 結果ボディーにちょっとヒビが入ったが男の勲章。ようやくまともにララが走れるようになり嬉しい嬉しい。
 噂では新型PSPでは最初からちゃんと方向キーがマトモだそうだ。いやまぁ、改善することは良いことだが、方向キーってのはプレイヤーにとってゲームのカナメなんだよねぇ。クタラギさん勘弁してよ。勝手に引退しちゃって。

2007.10.09

 聴いてないクリムゾンのスタジオアルバムが数年前にリリースされていたと気付く。ついでなんで、クリムゾンで最も好きな赤・青・黄もアマゾンで注文した。80年代クリムゾンは最近のクリムゾンに比べ音が軽い軽い。私は最近の方がサウンド的重すぎと思っており、この頃の方が好きなんだけど、さすがにドラムの音が時代を映している。なんだかリンドラムのような音がする。黄の表題曲のビル・ブラッフォードの正確なハイハット捌きが機械臭いというか。バスドラムの音が響かないのが当時の流行だっけか。エレドラを多用してるのも、ディストーションが効いてないのも当時の音。太陽の戦慄も軽い。
 LPとあんまり変わらないな。だいぶ前にリマスタしたんだよな。

2007.10.10

Subject: Re: 転居のお知らせ
To: Yusuke Yamanaka
Date: Sat, 13 Oct 2007 09:28:27 +0900 (JST)

引越しおめでとう。
あとは嫁だな。

近況

Wiiを導入。右腕が筋肉痛。
DSロードランナーでチャンピオンシップをクリア。若い頃MSX版で果たせな
かったが、ようやく。
今朝カートゥーンネットワークのパフィーアミユミのピンクがアミでブルーが
ユミと気がつく。亜美の方がしっかりものというキャラだと思うんだが、
なんか逆だなぁ。
そうか、ブルー=ヘビメタスタイル=ヤンキー=由美 で合ってるのか。

Takeshi Yoneki

モンスターハンター2(PS2)
 3がWiiに変更されたということでママが「おうちにモンスターハンターが来る!」と騒ぎ始めたのでPS2版を中古で買ってくる。中村橋の中古ショップにはGと2が並んでいたのだがあまり考えずに2を買ってきた。後から調べるとどうも2は評判が悪い。
 まぁ評判が悪くてもモンハンはモンハン。PSPでそれなりに慣れているので特に問題なし。先に進むと無限発生とかダメな部分がわかるようになるんだろう。カメラはそもそもあきらめている。
 で、PSP版も再開。前にも書いたが再開せずにフェードアウトになるゲームが多い中、MHPは確実に再開される。やっぱ面白いゲームなんだろう。MHPはシリーズの中でも特に評判が高いようだ。
 どっちもネットワークではプレイしてない。攻略情報にはお世話になりっぱなし。

2007.10.17

 昼飯のインド料理屋。
 店内はインドポップスが流れる。インド臭い音楽ではあるがインドの伝統音楽ではない。あくまで西洋楽器を使って表現された何か別物。シタールの音階を調べればわかるが、十二平均律どころか12音でもない。そういう楽器で奏でるニュアンスを西洋楽器では表現できない。それ風にしかならない。しかも大抵はそれ臭いというか眉毛くっきりの化粧臭いというかデフォルメされた何か別物。
 もしかしたらインドポップスは音階のチューニング(調律)だけは違うのかもしれないが。

 1年程前だったか、NHKスペシャル向けに作られた主題曲の制作を特集していた。民俗音楽的なニュアンスを表現するため例えばバイオリンを民族楽器と合わせたチューニングをしていた。

 楽器を適当に鳴らしながらフレーズを作っていくときはそうでもないのだが、楽器なしで頭の中で出てきたモヤモヤしたフレーズを楽器で再現するとき、ニュアンスの違いに愕然とするときがある。というかあった。ここんところ全然作曲してないもんで。
 モヤモヤしていた段階では正調あるいはそれに類ずる何かなのか、あるいは音楽的な音階ですらないのかもしれない。ともかくそれを現在普通に手に入る楽器で再現するとなんとも臭いフレーズに変貌してしまうのだ。あと作曲という行為と話し言葉には深い関係があると思うのだが、我々は音楽的な音階で喋ったりしないということが関係あるのだろうか。
 幼少のときに身についた喋り方、方言のニュアンス、イントネーションなどがその人の作曲する作品に深い影響を与えていると思う。
 ショパンの作品に特に日本人に好かれるものがあるそうだが、たまたま日本語を使う人に波長の合う作品があるということだろう。
 洋楽を聴いていても理解できる進行と「なんでこうなるの?」という進行のものがある。普遍的な進行と別に、例えば英国人にしか通じないニュアンスの進行といったものがあるのだろう。

 演歌は日本の伝統音楽ではない。これはあくまで西洋楽器を使って表現された何か別物。

 とうようなことをナンを食いながら考えていた。

2007.10.20

 バンガローでのキャンプも二度目となると緊張感もなく、当日朝家の近所の東急ストアにて食材を調達。そこにカナダ産の松茸があった。比較的安い。
「松茸焼く?」
「まぁ、いいんでない」
「どっち?」
「買うってこと」
 あまりにも緊張感がなくて、現地の近所のスーパーとコンビニの中間のような店でも調達。ヤカンを忘れたのは痛い。ヤカンも調達。
 小娘が松茸に喜んでるので、ちょっと注意。
「あんまり松茸って騒がないほうがいいぞ」
「どうして?」
「キャンプで松茸だなんて恥ずかしいじゃん」
「ふうん」
「よし、今日から我が家では松茸のことをパワーアップキノコと呼ぼう」
「はぁい」
 一回目のキャンプの余りの着火墨は火の付きがイマイチだった。新聞紙を持ってきてて良かった。コンロの火が安定するまで一時間近く掛かったろうか。
「ようし、まずパワーアップキノコを焼くぞ」
「パワーアップキノコ!パワーアップキノコ!」
 パワーアップキノコを焼いたのを塩で食うのは微妙にもったいない気はするが、小娘はやけに喜んでいた。
 以来我が家では松茸のことをパワーアップキノコと言うようになった。

2007.10.24

 1998年末にmpmanを買って以来何台目だろうか。MP3プレーヤーを新調した。
 1998年頃はまだまだMP3はアングラな存在で、その専用のプレーヤーなんてモノはアングラの極みとでもいえる存在だったが、まぁ携帯オーディオの未来はそっちに向かうということは薄っすらと判っていた。判っていた人は当然少数だったけど。
 それでも当時SONYの人にmpmanを買ったことを自慢すると、私も欲しいなといったような反応があった。USBをI/Fとして使う製品が今年中(1999年)に出るだろうからそれを待ったほうが良いと意見した記憶がある(mpmanはPCのプリンタポートを使っていた)。こういったI/FにUSBが使われるようになるだろうことは薄っすらと判っていた。判っていた人は当然少数だったけど。
 iTunesの登場でMP3がアングラな存在でなくなったのが歴史の転換点。iPodの登場が決定打。iPodリリース時には3台目のプレーヤーを使っていた。

1998 SEHAN mpman : 32MByte
- 2001 FUJIFILM FinePix 40i : 64MByte(写真兼用)
2001 Creative NOMAD II MG : 64 + 64 = 128MByte(最終的に64 + 128 = 192MByte)
2005 Creative MuVo N200 : 1GByte
- 2007 Creative MuVo V100 : 2GByte
2007 COWON D2 : 4GByte

 6台目か。「-」が付いてるのは主力機になれなかった製品。そういう意味では実質は4台目。
 あと、今年はカーステレオ用に iPod nano 8GByte を買ってるが完全に車専用なのでここにはあげない。
 iPod基準で言えばいまどきはメモリ容量は8GByteなんだろうが、COWON D2には4GByteまでしかなかった。今回比較した対抗機Creative ZENもプチるという問題は抱えており、Creative MuVo N200は最後まで「たま〜にプチる」という問題が解決しなかった。Creativeの技術力には疑問を抱かざるを得ない。いやまぁ、サウンドブラスターの頃から好きなメーカーではなかったが。とはいえ基本的にはNOMAD IIもMuVo N200も満足していた。容量の観点から乗り換えざるを得ないのがMP3プレーヤーという製品の特徴だと思う。
 でも多分MuVo N200は壊れないかぎり兼用すると思う。新譜のヘビーローテーション用に。なんといっても軽いから。

 選定の基準はEQがあること、WindowsとMacintoshどちらでも曲の転送ができること。HDDでなくフラッシュメモリであること。非汎用のバッテリならある程度は長時間再生が可能なこと。
 iPodはEQがなく、WindowsとMacintoshどちらにせよ1台からしか転送できない(母艦は1台)という縛りがあるため除外。
 多くの国産機はそもそもMacintoshで転送できないし、変な独自転送ソフトを要求するので除外。欧州向けバージョンのWalkmanは魅力的なんだけどね。
 転送ソフトのメンテナンスが予想外に大変だと理解した以降のKENWOODの製品(2006年末くらいから?)は『パソコンからの音楽データ転送は、Windowsエクスプローラでのドラッグ&ドロップやコピー&ペーストで可能』のようだ。でも2GByteまでの製品しかない。
 松下だと最新の製品でも『SDメモリーカードへの音楽データの書き込み(チェックアウト)には、付属パソコン用ソフトウェア「SD-Jukebox Ver6.8LE」または別売SDステレオシステムをご利用ください』なんて書いてある。買っちゃった人はご愁傷様。
 iRiverは本来転送ソフト不要のメーカーだったはずだが、注目機F700では『技術的な理由により、F700はUMS版ファームウェア配布の予定はございません』となっている。多分起動に時間が掛かりすぎるなど実際に技術的な問題があるんだと思うが残念。とはいえCOWONはそこをクリアしているわけで、なんとかできない問題ではないはずだ。
 東芝の最新製品はWMPを転送に使う。
 シャープは撤退してる。
 安物プレーヤーはなぜかEQがおろそかだったりして困ったもんだな製品が多い。

 ともかく最初のmpman以来久しぶりに韓国メーカーのMP3プレーヤーだ。容量は100倍。アルバム1枚が苦しかった掛ける100だから、アルバム100枚が苦しい程度か。当時80Kbps運用だったが現在は128Kbps運用だからもっと苦しいはずだけど^^;

 実はこの機種は動画再生もできる。動画はPSPの方が画面も大きいしH.264再生もできるので出番はなさそう。そもそもメモリは音楽だけで一杯になる予定。4GByteしかないし。

2007.10.28

 どうも90年代クリムゾンは総じて音がでかくてうるさい。この音圧の高さをなんとか客観的な数字にできないかと考える。
 数秒間のサンプル値の平均の最大を比較対象にするとどうか。ともかくこの考案を実現すべくAudioFixLiteに機能を追加した。
 どうやら曲のゲインを下げる指針に使えそうだ。
 MP3プレーヤーがRVAタグを解釈してくれると楽なんだけどなぁ。

2007.10.31

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「読まなくてもいいよ47」
OSTRACISM CO.
OSTRA / Takeshi Yoneki