2 ケン・イシイと電気グルーヴ


ソニーマガジンズが出している「ハイパープレイステーション」の前進の雑誌である
「ED ゲームマガジン」を当時読んでいて
この雑誌はいろんなカルチャー関係やらグッズの紹介も行なっていた。

そんな雑誌のうしろのほうに日本人テクノアーティストの紹介がされていた。
なんかすごいらしいんだけどベルギーのレコード会社(R&S)からデビューしてうんぬんとか書いてあるが、
聞いてみなきゃわからんからなぁ・・・と思い
地元のCD屋で「インナーエレメンツ」 を買う。
聞いてみる。
なんか静寂感と東洋の感じがしてこんなことは始めてだったんだが、
音を聞いていると「映像」が出てくるのだ。
静かに聞いているとなにかしらの「絵」が出てくる。

こんなことはいままで「オンガク」 を聞いていてなかった。
というかいままでがほとんどオンガクを聞いてないんだけど(笑)
なもんでケン・イシイ のこのCDは何回も聞くことになる。
前後するが世間的に一番話題になった「EXTRA」のときは
初回CDに付属のプロモCDROM目当てに終業 と同時に
オギクボの会社から吉祥寺までダッシュでデンシャに載ったのはいい思い出だ(笑)
そんな「ケンさん」にも「メタルブルー・アメリカ」 には多いに悩まされたわけだが(笑)
最初に「映像」を見せてくれたケンイシイの今後には期待したい。


それと同時期くらいだったか忘れたが電気グルーヴも聞き出した。
最初は高校のときダレかがステッカーではっていた「BODY GROOVE 」
ってのが電気グルーヴと関係あるのか?と思っていたくらい予備知識が無かった。
最初に買ったのは中古で「フラッシュパパメンソール」だった。
なんか歌詞もオモシロイしアグレッシブで良かった。
ケン・イシイとは違う 感じ。
その後またも中古で買った「ドラゴン」はカナリ良かった。
なんせいまだにカラオケで「カメ・ライフ」歌ってるし。
電気のいいところは歌詞が笑えるけどなんか的を得ていてそれがマジメすぎずに
リズムに乗っている点だと思う。
それは後に出る「オレンジ」やら「A]でも言える。
ケン・イシイはどうもダメになってきたが電気グルーヴ(というか石野卓球)は非常に前向きに
かつアグレッシヴ・ポジティヴに進化してると思う。

つづき