21世紀最初の皆既日蝕 in アフリカ/ザンビア
インタビューwith佐野君
2001/6/27



佐野君は今年も6月21日の皆既日蝕の観測のため、旅立ちました。6月19日に出発し、6月27日から無事出社しましたので、早速インタビューしました!

1.Q:行ったのはザンビアの首都ルサカですね?
A:はい、ルサカです。
(ザンビアはアフリカ中南部の内陸国。旧イギリス領北ローデシアです。ルサカの人口は約130万人)

2. Q:飛行ルートは、成田−バンコク−ザンビア/ルサカですか?(エアーはどこを使いましたか?)
A:往路:成田(JAL)→バンコク(SA:南アフリカ航空)→ヨハネスブルク(SA)→ルサカ
移動:ルサカ(SA)→ビクトリアフォールズ(SA)→ヨハネスブルク
復路:ヨハネスブルク(SA)→香港(JAL)→成田
延べフライト時間が約20時間、乗り継ぎ時間を入れると約25時間もかかり、行く前はかなりブルーでした。また、南アフリカ航空という名前でかなりビビっていましたが、使用機材がほとんど747だったので安心しました。


3.Q:世界3大滝の1つビクトリアフォールズに行ったそうですが、どうでした?
A:10分くらいですがヘリに乗り、カメラ2台でシャッターを切りまくりました。素晴らしい景色でした。

 

4.Q:マラリア予防薬の副作用(平衡感覚障害・胃腸障害、服用中止後10日間は車の運転してはいけない)は大丈夫でしたか?
A:私は大丈夫でした。
というか疲れで副作用に気づかなかったのかも・・・ちなみに、厚生労働省の海外渡航者保険情報によると以下の通りです。

1.感染症の流行状況
 ザンビア国内には日本と異なり熱帯地方特有の感染症・風土病が流行しており、その種類もかなりの数に昇ると見られています。
 現在、流行している主な感染症はおおよそ次の通りです。

消化器系疾患、コレラ、細菌性赤痢、腸チフス、食中毒、アメーバ赤痢 その他の疾患、マラリア、ウイルス性出血熱性感染症(エイズを含む)、A型肝炎、狂犬病、流行性髄膜炎、結核、破傷風、寄生虫疾患、ハンセン病、急性出血性結膜炎

5.Q:ルサカの印象はどうでした?
A:イメージ的にはアジアリゾートという感じです。ヤバイ所には近寄らなかったし・・・(旅行の案内書には現地人には触れない事!って書いてありました)。
ちなみにヨハネスブルクは大きいハイウエーも走ってるし、景観はフロリダって感じです。

6.Q:そういえば気候はどうだったんですか? やっぱり暑かったんですか?
A:ザンビアは国土の大部分が海抜1000m以上の高原で、ルサカも海抜1200mちょっとあるので、日中は25度くらいですが朝は一桁台になります。


7.Q:南半球だから今ってもしかして冬???
A:6/21は日本でいう冬至ですね。でも南緯18度くらいなので熱帯ですね。


8.Q:ルサカからの映像はインターネットの中継「Live! Eclipse」で見ましたが、彼らとは一緒だったんですか?
A:いいえ。


9.Q:観測の感想は?
A:ホテルの庭で行ったので安全でした。


10.
Q:今までの観測との違いはありましたか?
A:観測自体は変わりませんでした。これで4度目ですが完璧ってのが一度もありません・・・

 

11.Q:ルサカで普通の観光はしましたか?
A:いいえ。


12.Q:食事の感想は?
A:今回利用したホテルは何処も高級らしくビーフ・チキンなどありきたりでイメージはアジアリゾートの食事です。今回は怖いので怪しい食事はしませんでした。



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