3月25日(木曜日)コオリナは朝から晴れ

「大人の休日、終日をイヒラニで過ごす」



本日は6日目最終日。今日は1日イヒラニ内でゆっくり過ごす事に決めている。今朝も7時には目が覚め、ラナイでパソコン日記を綴る。
いつもの通りのラナイでの朝食を摂り(本日のメニューは、野菜ジュース、ピザ1切れ、ベーグル&ベリークリームチーズ、ヨーグルトでした)、今日は、ラナイからの景色を見ながら少し部屋にてゆっくりする。ホテルのプールやラグーンでは早くも7時位からお客さんがちらほら出てきているが、良く考えると彼らはイヒラニの15%を占める海の見えない部屋の宿泊客ではないかと思った。部屋から(特に今回の角部屋からは)2方向海・ラグーン及びプールが見えるのでガツガツ外に行く必要はない様に思われた。本当に今回はホテルに関してはラッキーだった。後で、イヒラニご自慢のプライベートラグーンにシュノーケリングに行く為に、ホテルの無料シュノーケルギアを借りに行こう。

10:30より活動開始。まずはホテルのプールサイドでシュノーケルギアを借りて、ホテル前のラグーンを攻める。湾内のラグーンには中心部分の底の岩陰には魚が10〜20匹程度観察できるが、昨日ハナウマ湾を経験した為比較には全くならなかった。プールサイドのおじさんがホテルの2時間シュノーケルツアーをしきりに薦めていた。
イヒラニホテル主催のお勧めマリンアクティビティーは、
a,ドルフィンクルーズ、
b,スヌーバ・シュノーケルクルーズだ。
それ以外もサンセットクルーズ等の船のチャーターも有るらしい。ホテルのパンフから拾うと、
a, ドルフィンクルーズは、7:30am〜9:30am、月曜日から土曜日、27フィートの双胴船ラナキラ号での美しいワイアナエコーストをクルーズしてドルフィンウォッチングを楽しみましょう。ホテルゲスト料金:ドルフィンクルーズ$65(コンチネンタル・ブレックファースト付)。ドルフィンを見る事が出来なかった場合は再度乗船可能、又は景品が付きます。参加人数が4名以下の場合は欠航いたします。
b, スヌーバ・シュノーケルクルーズは、14:00pm〜16:00pm、月曜日から土曜日、双胴船のクルーズに加えてシュノーケル、又は初心者でも簡単で安全なダイビングを楽しめるスヌーバを体験できます。用具とタオルはご用意いたしております。ご家族で楽しい時間を過ごすにも最適です。水中でウミガメやドルフィンに出会えるかも!ホテルゲスト料金:シュノーケル大人$48・子供$32(軽食と飲物付)、スヌーバ$99(軽食と飲物付)、スヌーバの方は午前10時から午後1時(日曜日を除く)にメインプールで行われるオリエンテーションへの参加が必要です。スヌーバは8歳以上の方を対象にしております。参加人数が4名以下の場合は欠航いたします。<スヌーバ・ダイビング>とは、海面に浮かべたボートからエアホースを通して送られる空気を呼吸しながら潜るというもの。タンクを身につける必要が無く、また息継ぎの心配も無い。つまりはシュノーケリングとスキューバダイビングを足して2で割ったマリンスポーツといって良いだろう。安全性に優れ、ライセンスも要らず、8歳から80歳迄楽しめるという万人向けのアトラクションだ。
との宣伝が載っている。イヒラニの前のプライベートラグーン内は、外海とはロープブイで隔離されており、あまり泳いで楽しいものではなかった(写真左はラグーンから見たホテル)。やはりビーチサイドやホテルのラナイから美しい景色を眺めるものだ。これで泳いで中もハナウマの様な事があれば出来過ぎだろう。

12:15〜13:00迄敷地内を散歩した。特に我々の宿泊している面と反対側のオーシャンビューサイドの海岸沿いを伝い、Paradise Coveの方迄歩いて行く。余り人間の手が加えられていない岩場の海岸へは出口に、「From this point, go out with your own risk」とか、ラグーン自身にも「No Lifeguard on Duty」 又は 「Swim at your own risk」と至る所に書かれていた。その後、ホテル館内を撮影して周る。後での整理が大変だと思いつつ、今回最終的にディジカメで400枚に及ぶ写真を取り捲った。そして、ホテルのラナイでビールとスナックを片手に優雅に読書をする。今回用に文庫本を10冊程度持参したが、礼子ちゃんの読む速度は私の倍以上。しかも今回は、私は読書より記録日記入力を精力的に行った為、結局期間中2.5冊しか読めなかった。
この後プールに16:10から行くが、今晩はプールサイドでのカクテルパーティがあるので16:30にはプールがクローズすると云われ30分だけプールサイドにて読書する。この様なプールを使ったカクテルパーティなんかしょっちゅうあるのかと聞くとどうもそうではないらしい。たまたまの様である。

その後、ラグーン横に移動した後17:30迄敷地内のゴルフ場サイドを散策する。18時にはホテルに戻り、レンタカーにガソリンを入れにKapoleiショッピングセンターに行き、満タンに給油する($10、6.85gal.)。今回の燃費を計算すると、150milesで6.85ガロンの給油であったので、平均燃費9.47km/lであった。今回は、店員にunleadedを確認すると、3種類ともunleadedであると云う。少し疑問を残しながら、一番安いRegularを今回も入れる。本当に間違いなのか否か?。
ダッシュでイヒラニに18:20に戻り、18:35に予約していた1F Naupaka Terrace(ナウパカ・テラス)へ夕食を取りに行く。本日14時に今晩は最後だからイヒラニのメインダイニングである「アズール(Azul)」にて夕食をと考えて予約の電話を入れたのだが、アズールは通常月・水・金・土の週4日営業で、日・火・木は休みとの事。残念ではあったが、後でコースが最低$90〜と聞き2人で最低3万円はいっていたなと安堵した。とは云いながら、ナウパカテラスも今晩はチップ込みで$125(約\15000)だった。ここもチップはexcludeでしたが、日本語&英語で「ハワイ州では慣例上御心付けを平均17%頂く事となっております。宜しくお願いいたします」なる説明書が、勘定書と一緒に来た。
本日の料理は礼子ちゃんが、イヒラニシュリンプカクテルの前菜・エビ餃子のタイスープ・メインはオパカパカ(Opakapaka、食感から日本で云えばタイ?)の醤油風味ソテー。私はフィリピン風春巻(見た目大きく味は予想より下品で大味)・本日のスープ(英国風クラムチャウダー、これは濃い目の味で結構美味)・メインは本日のスパ・スペシャル(本日はハワイ風エビ・ムール貝・帆立・白身魚のブイヤベース仕立)で、他に食前にマイタイ及び食後のコーヒー各2杯で合計$125だった。これで$125なら先日のRoyユs等のHRCの方が良いだろう。また、他のHRCのA Pacific Caf Oahu(パシフィック・カフェ・オアフ)、3660 On the Rise(3660オン・ザ・ライズ)、Sam Choyユs(サム・チョイズ)、Alan Wong's(アラン・ウォンズ)そして、L'Uraku(レ・ウラク)もできれば次回試したい。
今回の全旅程内想定スケジュールの内、実行できなかったのは、
a,ダイヤモンドヘッドトレッキング、
b,カイルアビーチパーク、
c,タンタラスの丘。
これらは今迄何度も行ってはいるのだが、ハワイに帰ってくる毎に行ってしまうお約束スポット。a,だけは礼子ちゃんが行った事が無い(前回来たハワイ挙式直前の午前中に挙式参列者を連れて行ったが、その時に礼子ちゃんとお母さんだけ準備の為行けなかった)ので、次回のハワイに取っておこう。
食後にフロントの貸し金庫をキャンセルして、部屋にてパッキング後、この日記を記し消灯。さあ、明日は5:30起床で日本へ帰国だ。それではおやすみなさい。


3月26日(金曜日)コオリナは曇り朝から雨

Bye Bye Ihilani、もう一度来るぞ!!」

楽しかったイヒラニでの休日も今朝で終了し、チェックアウト後ホノルルから成田に向けて帰国する。今朝は余裕を見て5:30amにモーニングコールを頼み、フロントが混雑している事も想定し30分のチェックアウト時間の余裕を見て6:05amに部屋を出る。部屋を出る前にBell Deskにスーツケースのピックアップとレンタカーの車庫出しを依頼する。イヒラニではテレビモニターで逐一自分のホテルでの利用料金状況をチェク出来るので非常に便利。昨夜に既にチェック済みではあったが念には念を入れチェックアウト前に再度確認をしようとすると「利用できません。情報のご必要な方はフロント迄お問合せ下さい。」との表示。フロントで確認すると、現在ホストコンピュータシステムがダウンしているとの事。昨夜確認済みの金額にてチェックアウトする。今朝のフロントは誰もいず直ぐにチェックアウトが完了した。今回の教訓として、1泊/$305には部屋代以外に、レンタカー代・ハワイ州税(4.166%)が含まれており且、ホテルの部屋代へのサービス料(日本流では$30程度)はチップ制度で賄われているので掛らない事を考慮すると、結構お得の様な気がする。また、イヒラニのレンタカープラン以外のスパパックやゴルフパック・ミールクーポン込みのパック料金等も込み込みの料金なので実は割安だと思う。例えば、礼子ちゃんがアロマテラピーのスパマッサージをオプションで受けたが、メニューには$85と表記しながら、実際のチャージされた料金はサービス料(17%)・州税込みで$102.99になっていた。

今回のイヒラニでの滞在中のチップ支払については何度か考えさせられた。上記のホテルの料金精算項でも出てきているが、請求料金にハワイでの慣習上の17%を乗せられるサービスは勿論問題ないが、例えば、ベルマンへ物事を頼んだ時・ヴァレットパーキングで車を受け取った時、メイドのベッドメーキング時や夕方ベッドのターンダウン時にいくらさり気なく渡すべきか?悩んでも結局結論は出なかったが、結局は自分がそのサービスに対し幾らの対価として評価するかだと思う。且、一般のホテルに宿泊する場合と超高級ホテルの場合幾ら位上乗せすべきか?解ったようで解らないな〜あ、と云うのが本当の感想である。今思えば、知らぬは一生の恥なので気に食わないコンシェルジェにこの際チップの料金相場を聞いても良かったかなと思ったりもする。さて、ここで問題です。私がいくら払っていたかをここでは書きませんが、貴方ならいくら払いますか?a,ヴァレットパーキングに車を預け、ベルボーイがホテルの正面に車を出してくれた時。b,62Fの部屋のベッドメーキング時のメイドへのチップ(個人的には、部屋が広くバス・シャワー別で洗面台が2箇所あるから掃除は結構大変で、リネン類は1日2度補充交換してくれる場合)。

チェックアウトが思ったより(チェックインの時はメチャトロかったので)スムーズに終了したので、ホテルを6:15amに出発し、制限速度を順法精神に則り運転しイヒラニ〜ホノルル空港へは19マイル・25分で到着した。ノースウエスト航空へのチェックインの前に、まずはハーツのRent a Car Returnにて車の返却と精算を行う。
今回の総運転距離数は517miles(約827km)、使用ガソリン量19.90ガロン(約73.6L)、支払ガソリン代$29.05(約\3486)、平均燃費11.2km/L、ガソリン1リットル当たり47円でした。本当にアメリカはこの面での車の維持費は安い。この他の車の6日間の維持費は、車両代(ホテル部屋代とパックだが、明細からは)$405.60($67.60/日)、各種保険+追加ドライバー登録計$235.31(追加ドライバー登録$25/6日、LDW$101.94/6日、LIS$59.70/6日、PAI+PEC$29.70/6日、VEH LIC FEE$13.68/6日、州税$5.29)。全てのレンタカー関係の費用合計は、98年型5Lムスタング・コンバーチブルの赤、走行距離1万キロを6日間で$670(約\80400)だった。この中で海外旅行者保険のレンタカー運転特約に入っていたので、LIS$59.70/6日(約\7164)は余計な費用だった。絶対金額8万円からするとレンタカーの費用は高い様にも見えるが、イヒラニの所在地から、ワイケレショッピングセンター・空港往復・ワイキキへのショッピングや食事へ行くのでも片道$20〜$60のタクシー代がかかる事や、その他にもハワイカイのロイズ・ハナウマ湾・ワイメアの滝やノースショアへのドライブを入れれば十分元は取ったと思う。旅行費用節約の観点からは車のタイプを下げれば後$200位は総費用が下がるだろう。

ホノルル空港内ではSmart Cartなる荷物運搬用のカートは有料$2、空港の中は広いので借りるがセキュリティーチェック前にて敢無く放棄する。カートを借りるのなら、セキュリティーチェックを受けたゲート内の方がお勧め。勿論手荷物が無い場合は問題ないが、手荷物が多く重い場合の買物時や搭乗ゲートまでの徒歩の間助かる。セキュリティーチェックから搭乗ゲート迄の距離は結構離れている(通常行きはバスに乗るが、あの距離を出国時には歩かされる)。
チェックイン時に窓側の続き席が欲しかったので、2時間以上前(実際にはホテルのチェックアウト時に30分レンタカー屋でも15分程度節約されたので、2時間45分前)に空港に着いてチェックイン手続きを済ませてしまった為、時間を持て余してしまいセキュリティーチェック後の小さなモールで店を覗く。Duty Free Shoppersは云わずもがな、全く安くなくそれでも纏わり付く日本人店員に一言「全然安くないんだね〜!」と大きく聞こえるように云うと、「そんな事はございません、お客様。日本のデパートの○○%引きです!」と間抜けなコメントをするので、「今時日本のデパートの定価と比べる人もいるんだ?!どこのデパートもお客さんいないよ。それに去年の香港では、最近の香港が安くなくなったと云われる中でここより10%は安かったよ!(良く考えると、3年前の香港でした。)」って云ってやると、コソコソ店員はいなくなった。しかし、ハワイの免税店でさえも買物客は少なく感じた。(28日のニュースで今年度の海外渡航者数は前年実績に対し100万人減と云っていました)。

他には、ハワイのレイに始まり切花や苗木・各種種子を売っているお店で、父親用にマカデミヤナッツ・パパイヤ・KUKUI NUT(ハワイの州木/ウエイターとかがよく着けている木の実のネックレス)の種子を買った。また、礼子ちゃんは最後に会社用のチョコレートとコーヒーを物色していた。ここのハワイコナコーヒーがまた客を舐めてる値段だった。礼子ちゃんには言っていたのだが、チョコレートとコーヒーが欲しければ土産物屋ではなく町中のスーパーで買う事。軽く値段が2倍以上は違います。因みに、ここのハワイコナコーヒーは、100%コナコーヒーの最高級品が200g弱で$28(約\3400)、以下$24、$20、$18とあり、それより安いのはコナブレンドだった。因みにそこのおばさん店員曰く、「一流ホテルで出るコーヒーはすべてこのコナコーヒー100%です」。
礼子ちゃんはこのコーヒーの値段を見て購入を諦めていた。この後、飛行機内で出る食事にはかなり時間があるのでスターバックスで、本日のコーヒー・カプチーノ・バナナマフィンとパイナップルマフィンを買って朝食にした。ベンチから見ていると面白かったのですが、このスターバックスはバーガーキングと隣り合せで並んでいるのだが、日本人の10人中1人と全ての外人はスターバックスに並び、日本人の10分の9は全てバーガーキングに並んでいた。この理由は如何に??
予定より25分出発が遅れ、それでも当初の飛行時間より45分早く成田に着いた。


3月27日(土曜日)成田も雨

「成田着13:03、疲労困ぱい」

ホノルル空港発は予定時間9:25amから25分遅れた9:50amで、約8時間半のフライトで日本時間13:03pmに成田空港に着陸した。ホノルル空港で購入した父親への土産のマカデミヤナッツ・パパイヤ・KUKUI NUT(ハワイの州木/ウエイターとかがよく着けている木の実のネックレス)の種子を植物検疫にかけて、荷物をピックアップしたのち税関を突破、ウルトラパーキングに電話する。前回の香港旅行時に利用したUSAパーキングでは税関を出た後駐車場で車を受取る迄に1時間半ほど時間がかかりウンザリしたが、今回は出口を出たら駐車場行きバスが待っておりスムーズに車を受取れた。成田出発が14pm、自宅駐車場に着いたのが15:30pmだった。所用時間がこの程度の時間だとやはり成田空港への車利用がお勧めです。費用的にも、往復120km、駐車代\3675、高速料金往復\3480。リムジンバスやJR成田エクスプレス2人分の料金よりも割安です。

いや〜、今回も疲れたけど旅行自体は充実していた。今回のイヒラニ・リゾート&スパ、また行きたいホテルリストに追記しておこう。次回行くとしても勿論正規料金ではなく、限りなく安くを追求して。(但し今回の全旅費は、決算の結果航空券は無料であったがその他の費用は買物も入れて込み込みで50万円ってとこでしょうか。ちょっと使い過ぎた事を反省。)

最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。以上で終了です。



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