第6日目 5月2日(火) フィレンツェ:くもり ローマ:晴れ 一時雨 Yahoo! ITALIA Meteo(天気予報)Roma |
最終都市ローマへ |
今日はローマに向かう日だ。7時に起床していつものように朝食。8時半にはホテルをチェックアウトして近くのタクシー乗り場から中央駅(サンタ・マリア・ノッヴェラ駅)へ。(TAXI:14,000リラ=840円)9:09発のローマ行きに乗り『沈黙』を完読した。この本のおかげで様々な宗教画やキリストの見方が旅の始めよりはほんの少しだけ変わっていったような気がした。でも難しくて内容も重たかった。それから車内で居眠りをしていたらあっという間にローマに到着した。(10:50) テルミニ駅に降り立ってみると全員が悪人に見えて今までのイタリアには感じられなかった雰囲気が漂っている。 駅にあるアリタリア航空のオフィスに行き、帰りのリコンファームを済ませてからホテルへ。すっかりカバンが重くなっていてとっても辛い。幸いホテルは駅からとても近くにありすぐに到着する。ローマのホテル『GENOVA』は外観も中も今までのホテルの中で一番高級感があり部屋もとっても広い。荷物を置いてしばし休憩してから近くのカフェテリアに行き、お昼を食べることに。日本人が経営しているリストランテでわたしはイカ墨のリゾットとなっちゃんはポモドーロ。飲み物などを頼んで47,000リラ/2人(約2,820円)とちと高めだったが、まぁ久しぶりに日本語のメニューで選べたしよかったかな。味もまぁまぁで量もたくさんあったし。13時くらいまでのんびり休憩してからローマ市内観光開始! |
計算外のフォロ・ロマーノへ |
地下鉄のテルミニ駅に行き、1日券の切符を6,000リラ(約360円)で買いBラインのチルコ・マッシモ駅へ。 ローマの地下鉄はAラインとBラインしか通ってないので非常にわかりやすい。ガイドブックによれば地下を掘ればすぐに遺跡にぶつかってしまうから2ラインしか通っていないらしい。乗車する時や降車する時は扉横のボタンを押すと扉が開く。だから乗降者がいない扉は駅に着いても開かずの扉になっていておもしろい。 3つ目の駅のチルコ・マッシモに着いてまずはカラカラ浴場へ。外人の観光客も歩いていたのでみんなもそこに行くんだろうなぁと思いつ ![]() しかしどこが入口かわからず上ったり下りたりしてようやく入口に到着。すでに15時半になっていてその頃にはまた雲行きが怪しくなり雨がパラパラ降ってきてしまう。案の定今日は傘を持ってきていない!今日は降らないと思ったのにぃ〜。 入場料は無料で―ガイドブックには12,000リラと書いてあったが―中に入り見てまわっていると本格的に雷を伴った雨が降ってきて、他の団体観光客と一緒に遺跡を屋根にして雨宿りをしていたが一向に止む気配がない。仕方なく入口の横にあったお土産やさんに駆け込みしばらく雨宿りをすることに。雨や歩きで疲れきっていてウトウトしてしまいうっかり寝込んでしまう。「雨止んだみたいだよぉ」というなっちゃんの声に起こされ再び見学することに。まもなく17時になろうとしていてすっかり寝てしまっていたことを知りびっくりした。なんて無防備なんだろう。どこでも寝る自分に呆れやや反省。 フォロ・ロマーノは政治、経済、宗教の中心地だった公共広場なのだが、ガイドがいないためここは何でどうゆうことが行われていたかとかよくわからずただ見てまわってしまった気がした。ガイドブックだけではわかりきらず少し残念に思えた。 |
コロッセオ |
![]() ![]() ここは人と猛獣の死闘が繰り広げられた闘技場である。当時のおもかげがあるのかないのかわからないがなんとなく霊とかがいそうだなぁと思いながらお決まりの記念写真を撮り一周してから外へ出る。コロッセオにしてもフォロ・ロマーノと同じように、「なるほどねここがコロッセオなのね」くらいにしか思わなかったが、先日公開された『グラディエーター』を見に行き当時の様子が始めてわかり、いかに残酷なことがなされていたかとか、コロッセオでの闘技が市民にとってどうゆう役割を占めていたというのが改めてわかりとてもよかった。映画を見てから後に実物を見ることや、先入観や知識を持たずに実物を見て後から詳しく知ることはどちらが先でも私にはいいが、「知る」ということはとても重要なことだなぁと思えた。そう思えたことも私にとってはとてもよかった。 |
真実の口 |
![]() 気づくと19時になっている。今日はあっという間に時間が経ってしまい、疲れきっていたのでテルミニ駅に戻り夕飯を食べることにした。 |
中華料理&はいからさん |
テルミニ駅に戻ってくるとすっかり暗くなっている。今日は連日のイタリアンにも少々飽き気味だったので中華料理を食べることにする。ホテルからわりと近くにある『ラ・ジュンカ』という店に入り、焼きそば、チャーハン、春巻、鶏肉の炒め物、ビールなどたくさん頼んだ。奥の方に通されたのだが私たちしかいなくて貸し切り状態だ。 妙にシーンとしていたのでテレビを見つけてテレビをつけてくれないかと頼むとリモコンを渡されて自分達の好きな番組を選ぶことができた。ちょうど「はいからさんが通る」をやっていた。懐かし〜!小さい頃見ていたアニメ話しに華を咲かせ楽しい夕食ができた。お料理はお世辞にもおいしいとは言えなかったが、久しぶりの違った味を味わえまぁ良しとしよう。お会計(38,000リラ=約2,280円)をして20時半にはホテルに戻った。先にお風呂に入り出てくると、よほど疲れていたのだろうかなっちゃんが眠り込んでしまっていて無理矢理起こしてお風呂に入らせ23時前には消灯した。雨って予想以上に体力を消耗させるものだ。明日こそ・・・。 |