2001/9/20<管理人がヤフーBBをキャンセルした訳>を追加(最新の追加部分へジャンプ

2000年8月15日〜


8月15日
<モルモット日記>

そのモルモットは、生まれてこの方、小さなアパートに住んでいましたが、ある日の新聞広告で新築マンションの広告を見つけました。
どうやら新型のマンションで広々とした設備が整っているらしいです。
しかも、場所は今住んでいるところから歩いて3分。引越しも楽々。
ただし、建設省への正式登録はされておらず、取り敢えずは仮の建設だという説明です。
家賃も少々高めですが、狭いアパート暮らしに飽き飽きしていたモルモットは、すぐさま応募に飛びつきました。
マンションの完成は予定を大きくオーバーしましたが、広々とした所に住めるだけ幸せだと思ったモルモットは、じっと完成を待ち続けました。

その甲斐があって、引越しを完了するとそこはすばらしい住み心地。
何と言っても、住居は広さが一番。
スペースを贅沢に使って生活を満喫した日々を過ごしていました。

そんなある日、マンションの管理会社からの連絡がありました。
「敷金礼金の値下げをしましたので、最初に申し込んだ人にはお金を払い戻します。更に設備の一部変更を行います。」
モルモットは、喜んでお金が戻るのを待ちわびていました。
しかし、予定の日を過ぎても何の連絡もありません。
待ちくたびれたモルモットは、管理会社にメールで問い合わせをしました。
その返事は「建設省へのマンションの正式登録が済んでいないので、お金は払い戻せません。」
モルモットは「敷金礼金を値下げしたから返金するんでしょ?登録云々は関係ないですよね?」と問い詰めましたが、あやふやな返事しか返ってきません。

そんなころです、「このマンションの管理って、いい加減なんだぜ。」という風評が耳に入ってくるようになったのは。
他にも、いろいろなマンションの応募が始まっているので、申し込みを切り替えている人たちもいるみたい。

心配になったモルモットは、電話で直接問い合わせました。
すると返事は「設備の変更に時間がかかっており、返金ができませんでした。しかし工事に取り掛かれることになりました。後、10日お待ち下さい。」とのこと。
理由は相変わらずヘンテコリンですが、返金も工事も行われるとのことで、まずは一安心。
工事はDIYとのことで、部材を送るから自分で工事せよとのこと。
大した工事でもなさそうだから、了解して工事の日を待ちます。

ところが、連絡しておいた振込先が郵便預金だったのが悪かったらしくて、銀行口座を指定しろとの連絡。
モルモットは「それなら最初からそう言いなさいよ」とちょっと気分を害しながらも、「まあ返金されるなら良いか」と銀行口座を指定。
少々トラブったものの、返金処理は無事に行われました。

そして、工事の前日にやっと部材が運ばれてきました。
今まで使っていた機器は送り返してくれとの連絡は前もってあり、宅急便の着払い伝票も同封されていたのですが、今度は宛先が書いてありません。
仕方なくモルモットは、問い合わせをして宛先を自分で書きました。
それをコンビニへ持っていくと、「この伝票は取扱店が違いますので書き直して下さい。」とお姉さんに言われてしまいました。お姉さんに噛みつくわけにもいかず、ブツブツ言いながらも書き直すモルモットがそこにいました。

それから、送られてきた部材をチェックすると、「自分の部屋に合わせたカスタマイズができる工具付き」と言われていたにも関わらず、その工具が同封されていません。
いい加減に呆れ返りながらも、後日送ってもらうことにして取り敢えずは既製品の状態で使っていると、ようやく工具が送られてきました。
しかし、その工具は都市ガス(Windows)で駆動するんですって。
我が家はプロパンガス(Mac)を使っているんですけど...

モルモットにとって、苦難の日々はまだまだ続く?

<おまけ>

モルモットは勉強熱心なので、しっかりニュースをチェックしています。
8月11日のZD Net NEWSに、このマンションの管理会社の人がインタビューに答えていたのを見つけました。
そこにはこう書かれています。

「住人の安全を考えて、マンションに非常階段を設置しました!」(ネットワークを二重化しました!)

おいおい、今まで非常階段無しのマンションに住んでいたのか、俺たちモルモットは...

「最近になって、クマやライオンまで住み着いていることに始めて気付きました。今後は彼らでも安心して住めるように管理体制を整えていきます!」(証券関係の業務用に使われるとは思っていませんでした)

おいおい、小型獣(個人)だけでなく、大型獣(企業)の申し込みをしておきながら、肉食獣を考慮してなかったのか?
大型獣って、牛や馬しかいないと思っていたのかい...
小型獣だって、草食ばっかりじゃないよ。モルモットだって牙と爪があるんだからね。
草食獣の世話だけすると言われて雇われた飼育係(サポートセンター、技術部門の人たち)は、戸惑っているに違いない。。。


8月16日
<ウサギ家では・・・>

モルモットの住むマンションには、ウサギの夫婦も住んでいます。

この一家もオープン早々に入居したので、今回の設備更新の対象です。
若いこともあり、二匹とも広い空間を元気いっぱい飛び跳ねていますから、申し込みはモルモット家と同じく「部屋のカスタマイズ可能」タイプです。
ウサギ♂は日曜大工を趣味にしていたので、「DIYなんて平気さ!」と自信満々。ウサギ♀も♂を全面的に頼りにしています。

ところが先日届いたカスタムツールを開けてびっくり「ガスバーナー」 (@_@)
しかも、同封されていた紙切れには、こう書かれていたのです。
「このガスバーナーの技術サポートは、ガス管の接続確認だけに限らせてもらいます。それ以外はノズルの取り付けから溶接作業、メンテナンスまで全て自分でやりなさい。溶接するモノに合ったノズルを使わないと爆発する恐れもあるが、自分のせいだからね。」
まるで、この会社の紙切れを真似したような書き振りです。

ドライバや金づちを使った工作には自信があったものの、溶接技術までは持ち合わせていないウサギ♂は、途方に暮れてます。
普通の個人じゃ、ガスバーナーの溶接なんて手も足も出ないですからね。

♂は♀の不安そうな視線を受けながら思いました。
「最初っから言ってくれよな〜(涙)」

そう、電話でもメールでも、プロフェッショナル仕様の道具だなんて、一言も聞いていなかったんです...


10月24日
<月光仮面>

公取委、NTTを調査・デジタル加入者線参入妨害の疑い

 既存の電話回線を使って高速インターネットを送受信できるデジタル加入者線(DSL)回線事業を巡り、東日本電信電話(NTT東日本)が独占的地位を利用して競合する接続業者の新規参入を妨害したとして、公正取引委員会が独占禁止法違反(私的独占の禁止)の疑いで同社などNTTグループ各社に対する調査を開始したことが23日、明らかになった。(略)

このニュースのお陰でしょうか?

このニュースが報道された日に、前回の更新から2ヶ月以上経っているのに普段の2倍以上のアクセスがここにあったそうです。
私の拙文を期待したのかな?
びっくりするやら、恐縮するやら...(汗)

さて、強きを挫き弱きを助ける正義の味方がやっと現れたようです。
しかし、おっとり刀ですね...
社長はこの発言の通り、ちゃんと判っているようです。
「ずいぶん以前のことについて調査しているようだ」って、大きな舌をペロリと出してるのが見えました。
そりゃ、人様を足踏みさせて「フレッツ・ISDN」をこれだけ売ってる上に、自分のグループでもスタートダッシュに間に合わせる亊が出来たんですから、今さら月光仮面なんのそのでしょう。
この点を判って記事を書いているのは、今のところはここだけかな?
まあ、手遅れとは言いませんから、今からでも正常化に近づけば嬉しいことです。

ところで、NTTの手続きが早くなっても、肝心のADSL事業者の手続きが亀の歩みでは、ユーザーに不満が無くなるのはいつの日でしょう?
人の責任にするのは簡単だけれども、もっとしっかりしてね。>東めたさん


2001年1月2日
<謹賀新年>

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。m(_ _)m

そう言えば、旧年中は「もう書かないのですか?」とか「東めたは解約したのですか?」「ADSLをやめてしまったのですか?」といったメールを何通か頂いたのですが、御心配なく。ただ単にネタが乏しくなったのと合わせて、本業の仕事が忙しくなっただけです。今年も不定期な連載になりそうですが、御勘弁下さいませ。

さて、仕事納めの後、20世紀最後のレポートを考えていたんですが、年末はバタバタしていけませんね。あっという間に21世紀になってしまいました。
今やっと、田舎のコタツで実業団駅伝を見ながらPalm+GoType!PRO で、この文書を打ち込んでます。
おっと、お袋がこの姿を見て「ほ〜、これがノートパソコンってやつなのね!」としきりに感心してます。少々違うんですが...(^^

では、行ってしまった20世紀の総括と、来ちゃった21世紀の展望をいつものごとく勝手に書き連ねてみます。

まずは、20世紀の終りにNTTが「フレッツADSL」を開始を宣言しましたね。私は「NTTは牛歩戦術の間にフレッツISDNを爆発的に普及させて、ADSLを亡き者にする」と踏んでいたのですが、さすがは天下のNTT。フレッツISDNだ
けではなく、フレッツADSLの準備まで完了させてしまいましたか...
こうなってしまっては、21世紀は最初からNTTの独り勝ちが目に見えてきます。今まで一日200件しか処理しなったのを「現場の体制を強化しました。今後は一日二万件処理できるようになります。」と、お上に言い訳するとともに「ADSLはN
TT」と宣伝すれば、「でかい会社=安心な会社」と錯覚する国民の申し込みを独占できますよね。見え見えなのですが、どうすることもできないのでしょうか...?

いや、そこで出て来るのが我らが月光仮面
伝家の宝刀を抜いて「独占禁止法違反」でNTTを厳罰に処すべし!
これだけ見え見えのことをすれば、罰金1000億円くらいふんだくっても罰は当たらんわな。(^^
どれどれ、罰則規定を調べてみようではないか。お〜、ここに独占禁止法の運用とか罰則が書かれているのね〜。

18 罰  則

 独占禁止法違反行為は、犯罪行為として刑罰を受けることがあります。例えば、不当な取引制限(カルテル)を行った者(行為者)は、3年以下の懲役又は500万円以下の罰金に処せられますし、確定した審決に従わなかった者は、2年以下の懲役又
は300万円以下の罰金に処せられます。ただし、不公正な取引方法には、確定審決違反の場合を除き罰則がありません。
 刑罰を受ける者は、違反行為に責任のある人で、例えば企業がカルテルを行った場合、その企業の中でカルテルを決定した責任者が罰せられます。さらに、両罰規定(95条)により事業者や事業者団体にも罰金が科されますし、違反の計画を知りなが
らこれを防止しなかった企業の代表者や事業者団体の役員に対して罰金が科されます(95条の2、95条の3)。
 独占禁止法違反の主要な罪(89条から91条までの罪)は、公正取引委員会による検事総長への告発があって、初めて刑事訴追の手続が開始されます(96条)。これらの罪に係る訴訟も東京高等裁判所の専属管轄となっています(85条)。
 なお、確定前の審決違反には50万円以下の過料(97条)、緊急停止命令違反には30万円以下の過料(98条)が課されます。

もしかして、300万円以下の罰金...?
そんな〜
1000億円ぶんどって、国民のIT普及のために使って下さいよ〜。

あれっ?
総括になってませんね〜。
仕方ないから、21世紀の展望に行きましょうか!

ADSLに続いてやって来るのは、光ファイバー!
数百Mが全世帯に行き渡れば、そりゃ世界が変わりますよ。ADSLは、所詮webが気持ち良く見れる程度の代物。光を行き渡らせるためには?

うっ、やっぱりネックはNTT。
10数年前の新電電発足時に成功し、20世紀最後のADSL普及時に味を占めた牛歩戦術。

やるだろうな〜
NTTなら...

管理人から一言:
加藤さんが
「日経net n@vi」の取材を受け、2001年5月号の特集「ブロードバンド時代の常時接続完全ガイド」の「ユーザー1000人に聞きました」(121ページ)で紹介されました。

,

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2001年6月18日
<こんなメールが来ました>

6月6日に来たメール

お客様各位

本メールは、以下のNTTビル(電話局)に収容されているADSLサービスをご利用中のお客様宛にお送りいたしております。万一、該当しない場合にはご面倒ですが破棄してください。

渋谷 東渋谷 代々木 青山 新宿
西新宿 新淀橋 四谷 大久保 落合別館
牛込 池袋 巣鴨 赤坂 駿河台
神田 茅場兜 浜町 大塚 丸の内

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。このたび、甚だ急ではございますが、上記NTTビル(電話局)収容のお客様につきまして、サービスのグレードアップ工事を実施することとなりました。アップグレードをご希望のお客様は
6月8日を目途にアップグレード希望の旨明記の上、メールにてご回答ください。
ご多忙のところまことに恐縮ですが、ご理解の上、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

・工事理由:バックボーン回線の強化
現在、電話局から大手町センタ間のバックボーン回線は数メガビット/秒をお客様にシェアしていただいておりますが、この部分をギガビット/秒クラス(数100倍)にアップグレードいたします。
・モデム:ブリッジタイプのものに変更いたします(Familyご利用中も含め)。
新しいモデムを宅配いたします。現在ご使用中のモデムは、当面、お手元にて保管してください。
・宅内工事:原則として弊社訪問工事とします。工事時間の調整困難の場合など、お客様ご自身による設定も可能です。
・サービス:
   ・モデム種別:ブリッジタイプのみ
   ・IPアドレス:プライベートIPアドレス(DHCPにより付与)
・料金・サポートなど:
   ・従来と変更ありません。
・その他:今回の切り替えにより、通信速度の低下その他の不具合が生じた場合、約1ヶ月後を目処に、旧サービス(現在ご利用中)のサービスへの切り戻し作業(無料)を実施いたします。

スケジュールなど詳細につきましては追って一両日中に再度メールを差し上げます。

引き続き、より快適なブロードバンド環境の整備に尽力いたしますので、ご理解とご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

東京めたりっく通信株式会社
カスタマサポート担当
---

今ひとつ文意が取れないのですが...

・バックボーン強化のために、モデムを交換?
 何じゃこりゃ?
 真意はDHCPによるプライベートIPへの変更か?

・希望を聞いているということは、今のFamily契約のままでも大丈夫なんだよな〜?
 (今更プライベートIPに戻されたらたまらん)

・各局から大手町センタ間のバックボーンサイズが「数メガ」だって!
 最初は「100M」って豪語していたぞ〜
 こんなサイズじゃ、みんなに1.6Mなんて無理に決まっているんじゃない。

うむ、よくわからんが、私は拒否だな。:-<

-------

続いて11日に以下の連絡。
別経路のバックボーンで、負荷を分散させたいみたいですね。
私には関係ないけど...

---
お客様各位

この度は格別のご高配を賜り、ありがたく拝謝申し上げます。

先日、お送り致しましたサービスのアップグレード工事に関しまして、お申し込みを始め、激励、御質問、ありがたい御指摘等沢山のお声をいただき、ありがとうございました。
週末を持ちまして、今回の受付を終了し、誠に勝手ながら、お申し込みいただいたお客様の中から第一期アップグレード工事を今週行う運びとなりました。
該当のお客様には、NTT局側工事日を明記したメール、新モデムを順次郵送させていただいております。
残念ながら第一期分からもれたお客様も準備が整い次第再度御案内させていただきたく、御理解の上、御協力のほどよろしくお願いいたします。
また、いただきました御質問には恐縮ですが、別途回答させていただきたく、ご了承願います。

以下、お問い合わせの多かった点を御案内致します。

今回の工事によって御利用いただくネットワークは既存のものとは異なった構成の新規ネットワークでの利用となります。

・工事目的:バックボーン回線の強化をした新ネットワークの利用

・工事概略:
  始めにNTT局側でNTTに依頼し切り替え工事を行います。工事が実施されま
  すと現在御利用いただいているモデムは御使用いただけなくなります。
  その後、郵送された新モデムを取り付けいただくことにより御利用可能に
  なります。

・サービス:
・モデム種別:ブリッジタイプのみ(レンタル)
従来の製品とは異なります。14日までに新しいモデムを郵送致します。
*)現在御利用のモデムは1ヶ月を目処にお手元に保管いただけますようお願い致します。
・IPアドレス:プライベートIPアドレス(DHCPにより付与)
*)MacOS9.0.4以前のOpen Transportは利用に際し、不具合が報告されています。御利用に際しては、それ以降のバージョンのOSをお勧めしております。
*)グローバルアドレスでないと利用できないサービスについては利用が困難となる場合があります。
・利用台数:DHCPにより、ハブを介して複数台利用が可能です。
*)LAN側の利用には制限をかけておりません。ネットワークプリンタ等の既定のIPアドレスを必要とするものの利用には、ブロードバンドルータ等を利用しセグメントを分けてLANを構築されることをお勧め致します。
・xdsl及びkcom御利用のメールの送受信について:これまで通り、御利用いただけます。
・料金/サポートなど:従来と変更ありません。(本工事にかかる費用のお客様負担はありません。)

・その他:今回の切り替えにより、通信速度の低下その他の不具合が生じた場合、約1ヶ月後を目処に、旧サービス(現在ご利用中)のサービスへの切り戻し作業(無料)を実施いたします。

引き続き、より快適なブロードバンド環境の整備に尽力いたします。今後とも
ご理解とご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

東京めたりっく通信株式会社
カスタマサポート担当


2001年9月20日
<管理人がヤフーBBをキャンセルした訳>
12/20:odyouさんの体験実話HP「ADSL開通までの道のり〜Yahoo!BBからフレッツADSL〜」にリンクを張りました。

管理人は、ブロードバンド普及に対する孫さんの心意気に感動して、予約開始15分後 (2001/06/20 0:15)に予約しました。ところがそれからがひどかった。。。今では孫さんが何を言ってもまったく信用しません。

キャンセルまでの経緯

まず、開通時期については、7月30日に

「お客様につきましては、サービス提供エリア内のお申込み順により開通予定が8月中旬となりましたのでお知らせ致します」
なんて嬉しいメールをもらい、今か今かと待っていたら、まさに8月中旬の8月14日に

「お客様の回線のYahoo!BB側工事は終了いたしました。残すところはNTTによるジャンパー工事(お客様のNTT回線とYahoo!BBの回線をつなぐ作業)のみとなっております。お客様につきましては今後1〜2週間をめどに、お申込みを頂いた順にてYahoo!BBサービスを順次提供させて頂く予定です。いよいよあなたのYahoo!BBサービスが始まります」

という、当初の予定の8月中旬開通予定が8月下旬まで遅れると読めるメールが来たのです。
それでも「いよいよあなたのYahoo!BBサービスが始まります」とまで言われて期待して待っていた8月下旬(8月30日)

「Yahoo! BBサービスにお申込みいただきまして、誠にありがとうございます。Yahoo! BBでは、これまで発表させていただきましたとおり、9月1日より商用サービスを開始させていただきます。

サービス開始にあたりまして、開通されていらっしゃるお客様にはYahoo! BB月額費用の課金を開始させていただくこととなります。サービスのご提供に関しましては、作業が完了しました地域から順次ご提供させていただいております。現在、東京23区、大阪、神奈川、千葉、埼玉、名古屋、仙台の大半の局社では弊社側の工事は完了しており、NTTによるジャンパー工事(お客様のNTT回線とYahoo!BBの回線をつなぐ作業で、通常は、1〜2週間で終わります)を残すのみとなっております。
さらに続々と工事完了局舎が出ております。すべての都道府県で9月末日までにはサービスをご提供できる予定で進めております。ただし、同一県内でも、地域によって開通時期が異なる場合がございますのでご了承ください。
なお、開通日時等についてカスタマーサポートセンターに多くのお問合せをいただいておりますが、予想以上のお申し込み、お問い合わせがあるため、ご回答が遅れておりますことお詫び申し上げます。

サービス提供が可能となりましたお客様には弊社より別途ご案内メールを送付させていただいておりますので、しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます」

というメールが来たのです。
この時点で開通時期は全く見えなくなり、それっきり音沙汰が無くなりました。。。
ステータスも「申請準備中」のままなので、9月9日に進捗を確認するメールを送ると

「こんにちは、Yahoo! BBカスタマーサポートセンターです。
Yahoo! BBをご利用いただきましてありがとうございます。

こんにちは、Yahoo! BBカスタマーサポートセンターです。

出来るだけ早い時期に多くの皆様にYahoo! BBをご利用いただけますよう鋭意努力して参ります。
ご迷惑をお掛けいたしますが、ご案内のお届けまで、お待ちいただきますようお願い申し上げます。
これからもYahoo! JAPANをよろしくお願いします。」

という訳がわからないメールが来たので、電話して進捗を確認しました(YBBは、カスタマーサポートセンターへの問い合わせはメールのみの受付となっていますが、「2ちゃんねる」の掲示板にカスタマーサポートセンターの電話番号が載っていたので、藁をもつかむ気持ちで電話しました)。
そうしたら、
「お申込み順にNTT様に工事を依頼しておりますが、××局はポート数が163ポートでもう一杯です、増設予定も今はわかりません」
と唖然とする回答。東京23区の大きな局で163ポートしかなくて、どうやって「9月末50万回線、年内100万回線開通」という目標を達成するつもりなんだと思いつつ、管理人はフレッツISDNユーザーなので、もしや後回しなのでは?と思って聞くと
「フレッツや他社ADSLのお客様よりアナログ回線のお客様を優先させる事は決してありません」
と妙にきっぱりと断言。「だったら早く開通するようにして欲しい」とお願いするも、しまいには
「お客様と同じような状況の方が5・6万人もいらっしゃるんですよ。お待ち下さい」
と言いだし、あげくのはてには
「ステータスはあてになりません、これ以上のお問い合わせは勘弁して下さい」
とまで言い出す始末。実は、カスタマーサポートセンターのオペレーターが見ている顧客管理DBは、電話番号で検索できる「簡単なもの」で、カスタマーサポートの世界では常識の問い合わせの履歴を残すしくみ(メモ画面)すらないのです。これではまともな対応ができる訳がありません。

管理人はついにあきれ果てて、キャンセルしました。
しかし、YBBは自ら認めているようにステータスがいい加減で、「開通」でも開通していないケースや、「申請準備中」であっても、実は申請も工事依頼も終わっていて、キャンセルしてもNTTの工事料金4,800円を請求されたという話があるのでYBBに電話しました。そうしたら回答は、

「ご安心下さい、お客様の場合まったくの手つかずですから」

とのこと。。。
あきれてものも言えないです。

キャンセルしてせいせいしました。

ところが、私はキャンセルできてラッキーだったのです。
私の友人で、いきなりモデムが来て、しかも開通もしていないのにステータスが「開通」になり、開通になっているからキャンセルすらできず、他社に申し込んでも開通できない、という人までいるのです。
私はその後10月1日にアサヒネットの「ADSL-8A(アッカ)オプション」に申込み、11月27日に開通しました。

そして、2004年、私の顧客情報は漏洩され、500円の商品券が送られてきました。。。

YBBについてはodyouさんの体験実話HP「ADSL開通までの道のり〜Yahoo!BBからフレッツADSL〜」も参考になります。(12/20リンク追加)


1999年7月30日〜2000年7月20日にもどる

「めたりっく」ブランドが2003年6月をもって消滅し約3年間のサービスに終止符を打つことになりました。
大加藤さんは、2003年4月15日にめたりっくからの案内のメールを読んだ次の瞬間には、 解約手続きを開始して@nifty(ISPはイーアクセス)に移行したそうです。




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To Kato


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