猫の石工

大聖堂をスケッチしている時、これを作った職人達のことを想像して浮んだのがこのイメージです。本で調べたところ、中世の石工にもいろいろな階級があったそうで、猫達を描き分けることでその違いをあらわしました。階級によって手がける仕事内容も大きく異なり、太った猫はマイスターといったところでしょうか。こんな一風変わった構図ですが、出版や広告の仕事で使用されています。
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田中直樹作品集