エドフのホルス神殿
ルクソールからナイル川クルーズをして、ナイル川をアスワンに向かって下っていくと、エドフの街があります。
ここには、ホルス神殿という大きな神殿があります。
船着場から、馬車に乗って少し行くと、神殿のゲートに到着す。
入場ゲートから、この、正面ゲートまで、だらだらと、壁伝いに歩かねばなりません。
塔門は、大きく、レリーフも立派な建物です。
神殿は、冥界の王オシリスと、死者の女神イシスの子供ホルス神を祭っています。
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ホルス神像
ホルス神は、隼の姿で現されます。
この、鳥、隼なんですね。
鳩にしては目が鋭いと思ったんだわ(笑)
ホルスの父オシリスは、もともと死者の神じゃなかったようですが、弟のセベク神に殺されて、体をばらばらにナイル川に捨てられちゃったんですね。それを妻のイシスが、拾い集めて復活させたそうです。それから、冥界の王になったんだそうで。
一回死んじゃってるので、顔は青白いんですね。
で、息子のホルスは、冥界に行かず、この世にとどまり、親の仇のセベク神に復讐したんだそうです。
この神殿の壁面に、ホルスとセベクの戦いが、つらつらと描かれています。でも、結構残酷。
エドフの町並み
神殿がある以外は、何にもない田舎町にみえますが、このあたりは、グレコローマン時代には州都にもなったところなんだそうで、昔は栄えていたようですね…。
地道です。
砂埃が大変なところを、馬車で行くのはまた楽しい。
町は、イスラムの国って感じですね
カイロ市内と比べると雲泥の差です。
女性は、黒い布をかぶってますね。
地方に行くと、イスラム色が濃くなります。
コム・オンボ
エドフから、さらにナイル上流の遺跡
中にワニのミイラとかがある神殿です。
誰を祭っているのかよくわからないです。
なんでも、三人の神を祭ってるんだけど、別の、三人の神も、同時に祭ってるとか…。
?よくわかりません。
このあたりは、工業地帯なんだそうです。
でも遺跡の周りはなんにもありません
コム・オンボ夜景
船の上から撮影したライトアップされたコム・オンボ遺跡。
割とお気に入りの写真です。
三脚も無しで、長いシャッター速度にして、ゆっくりとった写真。
多少のピンぼけはご愛嬌です。(笑)
遺跡自体は、小高い丘にあるので、川からとてもよく見えます。
コム・オンボは、現地の通訳の人は、コモンボと発音していました。
コム・オンボとは、オンボスの丘という意味だそうです。
コム・オンボ船着場夜景
ナイル川クルーズをするフェリーが並んでいる船着場。
たくさんの船舶が、夜間航行せずに、港に停泊して夜を越します。
明け方、明るくなると、いっせいに動き始めます。
ナイル川クルーズで、面白いのは、接岸できないときに(他の船がすでに接岸していて、場所がないとき)接岸している船に着船して、その船を突っ切って岸に下りること。
よそ様の船を土足で通り抜けます。
何処の船も、ロビーが豪華なのは、そのせいかも…。