技術情報

いったい何屋?良く聞かれますが、業種問わず色んな加工に常にチャレンジしています。 

 

タングステン配合高比重プラスチックを削る

技術情報1

2026年に惜しまれながら廃業するモデルガンメーカーエラン社。そのモデルガンで使われている樹脂は、タングステン材を混ぜ込んで比重を鉄と同じにした特殊プラスチック。超硬刃物では直ぐに摩耗しダメになってしまうやっかいな材料でしたが、弊社代表酒井の設計した刃物と加工プログラムで連続数百個から数千個まで加工する事に成功し、20年以上に渡りエラン社廣瀬会長と共に作り続けて参りました。このモデルガンの細かいパーツにもほぼ弊社の加工が入っております。本物以上と言われたエラン社のモデルガン。銀幕であのスター達も手にした時に驚いた逸品です。 弊社代表酒井のニックネーム「ストーン」の名のついたストーンモデルも過去に発売されました。

 

お困り事超特急

「夕方に持って行くから明日朝欲しいんだけど」こんな仕事も結構引き受けたりします。困った時はお互い様。機械が空いれば対応します。定期修理などで急ぎの加工仕事も多いです。お知り合いになれば便利な工場間違いなしです。

 

特殊形状刃具の製作

売っていない刃具やスロアウェイチップのホルダーも製作します。例えば画像右側の先端45度R0.4mmで幅2mmの溝用スロアウェイチップはどこにもありませんでした。刃物屋さんに特注すると納期1か月。社内で製作したら半日で完成。形状確認等は画像測定出来ます。

 

自社開発品(自動盤のパーツ回収ターンテーブル)

技術情報2

「こんなのあったら便利だし傷がつかないよなぁ」で作った自社製品。弊社に遊びにきた町工場仲間の社長さんが「欲しい」と、言ってくれたので追加で1台作りました。その後も少しオファーがあったのですが、仕事も忙しく面倒臭くなってそれっきり(^^;  モノ作りが仕事ですから他にも色々便利装置作ってますが...とりあえず。

 

リプレイスパーツ(再生)

古い自動車やオートバイ部品は絶版が多いです。弊社で作れそうな物なら樹脂パーツも金属パーツも採寸して製作します。無ければ作る。趣味人からのご依頼も多いです。 酒井は時間があれば愛車の部品を作ったり、工場長 久保木は家業の農機具の部品を作ったりしています。

 

特殊研磨技術

試作から量産。試作は汎用機を使って製作し、月産2千個までは社内でプロコンを改造し、月産4万個で特注のNC機を機械メーカーと開発(2011年頃)。自動車の燃料噴射装置部品でした。現在は社内向けの治具製作等で研磨作業をしております。

 

組み立て

先代社長の高橋輝衛の時は電子機器の組み立て、ハンダ付け作業も行っていました。内製組み立て治工具も多用し歩留まりを改善。(2003年頃)SONY小見川工場閉鎖後は機械加工工場として稼働しております。