日々作品@takabi.入試期.9/10/11/12/1/2

授業で行う課題作品を時期別に紹介しています

 

私大は推薦入試に向けここから更に実力をつけていく時期です。

国公立大はきょうt共通テストが終わるまでは、学科と実技のバランスを考えて安定した力作りと基礎固め〜応用に力を入れ、一般入試に備えます。

日々作品@3〜6月

日々作品@夏期(7〜8月)

推薦入試対策(9月〜11月ごろ)

 

 

 

(高3生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

全体の構造を把握し形に沿った孔の見え方など細部にいたるまで観察し表現しています。卓上の影も自然で良いです。

 

 

(高卒生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

画面全体の構図や入れ方は良いです。互いの質感は出せたのですが空間をもう少し追求できれば良かったです。

 

 

 

(高卒生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

表面の細かな様子を粘り強く表現していてとても良いです。後もう少しだけ立体感が出せれば良かったです。

 

 

(高卒生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

1個のものを、どこまでも追求し細密に表現できるか、夏前頃と比較すれば皆良くなってきました。

 

 

(高3生作)

色彩/京芸、デザイン平面コース

過去の絵画をモチーフに絵を描き、それを素材にコラージュします。大胆な分割と構成が印象的です。

 

 

(高3生作)

色彩/京芸、デザイン平面・立体コース

水滴の写真をモチーフに色彩表現します。水の質感や特徴をしっかりと捉え、暖色のアクセントカラーも効いています。

 

 

(高卒生作)

色彩/京芸コース

モチーフ「トウモロコシ」を任意の有彩色と無彩色の画面で表現が条件です。リズム感ある画面で全体の配色バランスも良いです。

 

 

(高卒生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

画面構成と構図はモチーフの特性が出て良いです。質感も良いのですが、調子の弱さと緻密さがもう一頑張りです。

 

 

(高3生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

形の甘さや線での表現はありますが、質感など細かな様子を食らいついて描こうとしているところは良いです。

 

 

(高3生作)

色彩/京芸コース

赤のイメージから水平と垂直で分割し表現します。安易な色相だけで終わらず、画面中心にイメージの色を印象的にまとめています。

 

 

(高卒生作)

色彩/京芸コース、デザイン平面コース

テーマ「水溜り」とその写真から表現しています。写真の要素には無かった蛙が独自に描かれ、蛙を通して水中と映った空の混在する幻想的な色彩の世界が表現されています。

 

 

(高3生作)

立体/京芸コース、デザイン立体コース

四角と三角を基調にケント紙と角材で立体表現しています。直角と鋭角が重なり少しずつずれたところに心地よいリズムの空間が感じられます。

 

 

(高3生作)

油彩/絵画コース

単調になり勝ちなモチーフや空間に対して、消火器の赤色や発泡ブロックの白色にも工夫がみられます。

 

 

 

(高3生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

ライトの写りこみの表現は良いです。コードの扱いに工夫ともう少し整理が必要です。全体の流れ空間が気持ちよく描かれています。

 

 

(高卒生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

新聞紙の僅かな起伏によって出来る陰影や質感は繊細な表現で良いです。ボールの立体感にもう少し調子を増やしたいところです。

 

 

 

(高卒生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

少し大きめのモチーフなので全体のパースや構成が難しかったですが、製品の構造や紙テープの様子など細部にわたりしっかり描かれています。

 

 

 

(高3生作)

色彩/デザイン平面コース

 

〈推薦入試対策課題〉

グラフィックやイラストレーションなどビジュアルデザイン分野の作品です。

各大学コースによって課題形式や傾向は多少異なりますが、概ね色彩を自由に扱うイメージ表現です。

 

今まで平面構成、モチーフ表現、テーマ表現など様々な課題を数多くこなしてきました。調子のいい時やつまずく時、失敗や反省を繰り返しコツコツと磨いてきた実力を発揮する時期に近づいてきました。

各作品とも課題やテーマの意図から展開し魅力のある良い作品となりました。型にはまった借り物的な表現に陥らず、自分なりの解釈と表現に拘ることが大切です。

 

(高3生作)

 

(高3生作)

 

(高3生作)

 

(高3生作)

 

 

(高卒生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

 

情報量の多い物、複雑な物、扱いが難しい物など、私大の推薦入試が近づき描写もそれに対応した実践的なモチーフを描きます。

出題される複数のモチーフは、正確な形が捉えられるか、構成で積極性が感じられるか、質感や調子づくりに根気のいるものなど、難易度が高いものが一つや二つ含まれます。

試験という限られた時間の中でそれぞれのモチーフをしっかり観察して特性を活かしながら、何処まで粘り強く緻密に描けるか、力強さも繊細さも必要です。

 

(高卒生作)

 

(高卒生作)

 

 

(高3生作)

描写/絵画コース 

大量のモチーフが組まれる場合があります。個別のモノらしさとモノ同士の関係、間の空気を表現する必要があります。鳥の様子が良く描けています。

 

 

国公立直前・私大一般入試対策(12月〜2月ごろ)

 

 

(高3生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

 

一つのモチーフとりわけ野菜など自然物を描き、見る力追求していきます。

どれ一つとして同じ形のものは無く、微妙に個体差があるものです。枝振りの違いや葉の重なり具合や葉脈の違いなど、複雑ではありますが、成り立ちや様子を観察していけば見えてきます。

 

ブロッコリーの幹の様子から房にかけての表現はよく見れています。

白菜の葉の硬さの違いは良く表れています。ごろんとした量感も良く出ています。

ほうれん草はすぐにしおれてしまいますが、頑張って新鮮な状態を捉えることができています。

どの作品も今まで培ってきた力と粘り強さ、そして一瞬で捉える洞察力が発揮されています。

 

 

 

 

(高卒生作)

 

(高3生作)

 

 

 

(高3生作)

色彩/京芸、デザイン立体コース

柔らかいゴム手袋とガラスコップの質感などモチーフの特徴を上手く表現できています。画面中心の主になる部分の表現がもう少し大きく詳細に表現されているとよいでしょう。

 

 

(高卒生作)

色彩/京芸、デザイン平面コース

与えられた色紙と自作の色紙から自由に反応してコラージュします。寒色でまとめた人工的な発想と生物的な物との融合は魅力的ですが、アクセントカラーの扱いが気になります。

 

 

(高3生作)

色彩/京芸、デザイン平面コース

テーマから独自の表現と世界観が繰り広げられた美しい色彩です。細部の表現にも神経が行き届き、クオリティーの高さがうかがわれます。

 

 

(高卒生作)

立体/京芸、デザイン立体コース

ピーマンをモチーフにケント紙で立体表現。モチーフの持つ、曲面の扱いと空間へのこだわりが感じられます。全体に単調になり気味なので繊細な要素が欲しいところです。

 

 

(高卒生作)

立体/京芸、デザイン立体コース

入れ物をテーマにした大きな容積を面と開きで空間は感じますが、扱う面の向きや素材のおもしろいところをもう少し活用したいところです。

 

 

(高3生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

この課題は、実際の試験より多めのモチーフを設定してます。そのかわり少し時間をかけて密度を高めます。現時点で何処まで描ききれるか、達成感を知って次へとつなげます。

 

 

(高3生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

白っぽいモチーフと調子の強いモチーフとのコントラストが美しく描かれています。安定感のある構図ですが、決して単調退屈にならずもチーフの構成や扱いに工夫を感じます。

 

 

(高卒生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

やや多めのモチーフです。構成でこだわった所や、質感・ディテールの表現については作者自身もある程度満足しましたが、全体の動きや調子の幅作りが次の課題です。

 

 

(高3生作)

色彩/制作コース(デザイン平面)

この作品は私大AO入試合格者の制作コースで描いたイラスト作品です。夏頃はまだ発想も表現の幅も狭かったのですが、イメージする自分の世界を伸び伸びと楽しめてきました。

 

 

 (高卒生作)

色彩/京芸、デザイン立体コース

リンゴと皮の構成やバックのコントラストにも緊張感も与えて、全体の空間にリズムが感じられます。やや色の扱いは単調になったところが気になります。

 

 

(高卒生作)

色彩/京芸、デザイン平面コース

透明感ある美しい作品です。リズミカルな色面の重なりに色相・明度の対比が軽快に響きあって幅のある配色になっています。

 

 

(高卒生作)

色彩/デザイン平面コース

推薦時期には未だ出しきれてなかった、自分の想いみたいなものが表れてきました。毎日何度も練習してきたものが、漸く自分の解釈の表現で色にも魅力が出てきました。

 

 

(高卒生作)

色彩/京芸、デザイン平面コース

アングルの効果を狙った見る人を思わずひきつける画面です。イメージ表現は自身が描きたくなる要因がないとつまらなくなります。色、筆遣いからも想いが感じられます。

 

 

(高卒生作)

油彩/絵画コース 

単純な固有色の中にも多くの色を見つけています。明暗や前後感を色彩に変換しています。これも一つの解釈となります。台に敷いている布にもう少し抵抗感が欲しいところです。

 

 

(高卒生作)

描写/京芸、デザイン平面・立体コース

 

〈一般入試対策課題〉

京芸、私大一般入試直前の作品です。

モチーフはどこで出題されてもおかしくないような、仕上げ段階には充分なものです。

形の正確さを問われる物、材質や構造が複雑で情報量の多い物、可変性のある表情作りに効果が出せる物など大概はこんな役割のあるモチーフが組み合わさって出てきます。

 

今まで積み上げてきた努力と経験した量に基づいた力を本番で発揮できるよう、最後の総仕上げにがんばります。どんなに難しいモチーフでも素直な見方を忘れずに、最後まで食らいつく熱意が大切です。

どの作品も扱いや難易度の高いモチーフですが、描きこみの密度と細部にまで神経が行き届いたクリアな画面からは、それらの特性を考えた作者の狙いが伝わってきます。

 

 

 

(高卒生作)

 

(高卒生作)

 

(高卒生作)

 

 

制作コース 

描写や色彩など日頃の成果を教室展(3)で発表します。

主に総合型選抜や推薦・一般を終えた合格者、制作コースでの実力作りを目的とした作品です。

各自の分野・専攻に沿った作品から、異なる傾向の作品作りを通して入学までしっかりと力の幅をつけていきます。

 

(高卒生作)

普段のデッサンでは、試験時間に合わせて4時間ですが、この作品は倍以上の時間をかけて制作しました。

作者はディテール表現が得意でしたが、ボトルラベルの細かな様子に終わらず、立体感や前後の空間もしっかり表現できました。

 

 

 

 

(高3生作)

この作品も普段の倍以上の時間をかけて制作しました。

ブーツのしわの様子や金具、ソール、ひもの表情に至るところまで描ききっています。

いつもは複数モチーフの構成が主になるのですが、そこで培われた力や物の見方が充分発揮できた熱意のこもった作品となりました。

 

 

 

(高卒生作)

自分で好きなモチーフを自由に組み合わせて描きました。試験対策では与えられた物を描きますが、自分で考えて決めるのも受験生にとっては新鮮な気持ちになります。受身でなく能動的な気持ちは大切です。

毛糸玉に生姜の細部の表現は力が入りました。全体の構成も積極的で緊張感も伝わります。

 

 

 

 

(高3生作)

作者は普段イーゼルを使って描くことは少なかったのですが、制作展に向けて大型モチーフに取り組みました。

春の基礎の段階で何度かイーゼルの経験はありますが、これほど時間をかけたことはありませんでした。卓上で磨いた観察力と技術でも、大きな立体感から細部の様子まで表現できました。

 

 

 

(高3生作)

デッサン自体は、鉛筆や木炭などのシンプルな画材を使った、単純な作業です。 対象物も一つひとつは単純な物や見慣れた物です。大型複数のモチーフの場合それらが組み合わされて、何かしらの様子をも作っています。 観察と画面への描画を繰り返すなかで個人が感じたものが現れてきます。作品は、絵になる場所を選び、モチーフ群の大きさが感じられ、 重心に配慮した構図になっています。床面や背景は描いていませんが、空間も意識した取り組みです。

 

 

 

 

 

 

日々作品@3〜6月

日々作品@夏期(7〜8月)

 

 

 

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