9月7日 雨の一日

バス停で休憩

静内温泉でしょういちとわかれ、新冠からサラブレッド銀座へ。その名の通り、道路の両側は牧場ばかりで雨の中でサラブレッドが草を食んでいる。中には首を絡めてイチャイチャ?しているのもいて微笑ましい。
サラブレッド銀座から道道71へ進み途中のバス停で休憩。今日は朝から雨ばかりで途中で何度かバス停で雨宿りさせてもらったけれど、どこもきれいに清掃されていて感心しきり。地域の老人会や子供会の皆さんが分担してやっているようだ。感謝!。

貫気別で道道797へ分岐。振内町でR237に合流しR274へと進む。道の駅樹海ロード日高で昼食にする。わざわざ274を選んだのは日勝峠が目的だったのに、ここも霧で何も見えなかった。晴れていればすばらしいワインディングだろうにホントに雨が恨めしい。
十勝清水からR38へと出て今度は狩勝峠を目指す。途中で給油。燃費は30.7km/lとまずまず。峠手前の屋根付きパーキングで休憩。先客のR100氏と情報交換する。彼は今日富良野でキャンプすると言う。雨の中で大変だなぁ。頑張れー。
暖房付きのトイレで用を足して気合いを入れて上っていった狩勝峠も、残念ながら霧で何も見えなかった。

南富良野で道道253へ分かれ麗郷へ。麗郷は北の国からの舞台となった小さな集落で、畑が多いから道道は泥だらけ。バイクが一気に泥まみれになってしまったが、北海道の土だと思えばなんか嬉しいような・・。牛のう○ちでないことを願う。

やがて道楽館に到着。目的のカレーにようやくありつく。コーンスープもおいしかったなぁ。もちろんハートランドビールも!。
久々に気持ちのいいベッドで爆睡。

9月8日 積丹へ

道楽館の皆様

夕べ遅くまで語り合ったここ道楽館のメンバー+なおっぺさん、そして管理人に共通するのはバイク乗りというだけではない。なんと、この4人全員がMac使いなのである。
もともとバイクでツーリングするのは人口の1%くらいだろうし、Mac使いも多分それくらい。それなのにこの地域では100%というのは奇跡じゃないだろうか?。確かに皆変わっている?と言えばそうなのだけれど、何か共通点があるのだろう。
居心地最高なのは言うまでもない。

たった一人の客のために、夜遅くまでつきあっていただいた皆さんありがとうございました。これでパワーつけて帰れます。


セタカムイ岩

上富良野は曇っていたのに、R38が富良野盆地を出る頃には青空が輝きだした。久しぶりの青空に心はウキウキだ。滝川からR451で浜益を目指す。R451は比較的コーナーが多く交通量は少ないのでハイピッチで距離を稼げるが、路面のうねりは結構激しい。

日本海側に抜けてR231を南へ。やっぱり天気のいい日に海が見えると本当に嬉しい。
一気に小樽から余市へ。そしてここで給油。燃費は31.8l/kmとなかなかいい。

R229は別名セタカムイラインと言うのだそうで、セタカムイとは犬神様だと言う。漁に出て帰らなくなった主人を待ち続けて、そのまま岩になってしまったという伝説のこの岩は、確かに犬が沖に向かって遠吠えしているように見える。愛犬家はぜひ愛犬とともに訪れてほしいポイントだ。


島武意海岸

みさき食堂のウニ丼

次に向かったのは積丹岬。一昨年の家族旅行のときには立ち寄れなかったので、今回はもう一つの目的であるウニ丼を目指し、道道913へ。
積丹岬灯台へ行くには、パーキングから少し歩かねばならないようなので、時間の都合で島武意海岸だけを見物する。トンネルを抜けて展望台に出るとそこには真っ青な海が!。積丹ブルーの海岸は美しかった。

岬を過ぎて少し行くとありました!。ウニ丼屋さんがずらっと並んでいる。ここじゃここじゃ!と大喜び。
みさき食堂というお店が一番流行っているようなので、とりあえずここで生ウニ丼を注文。値段は2300円だった。昨年からふと食堂で食べたウニに比べると色が少し薄いのでムラサキウニだと思うけれど、味はとても良かった。積丹へ来た甲斐があったなぁ。

そういえば、竜飛で会ったVMax氏は、神威岬へ向かう途中のうしお食堂が美味しいと言っていたことを思い出す。あとはなぎさ食堂も有名だけれど、今日はもう営業を終了していたようだった。またいつか食べ比べてみたいものだ。


神威岬遠望

ウニ丼でお腹がパンパンになったまま、R229へ戻りしばらく行くと神威岬先端の人形の岩が見えてきた。一昨年家族(まるこも一緒)でここの遊歩道を歩き、先端まで行ったことを思い出す。岬の先にたたずむこの岩はまるで映画「大魔神」に出てくる魔人のような形が印象的だった。

こうやって遠くからみると、海の中に人が立っているように見えるのが印象的だ。今日はここも時間の都合で素通りしなければならないのが少し残念。


パノラマラインで

岩内から、道道66通称パノラマラインを通り再び羊蹄山へ。日没が近くなって、夕日に照らされた山の木々の枝振りが一層印象的だった。

道道66から留寿都でR230へ。洞爺湖は既に闇の中で見ることはできなかったが、室蘭が近づいてくると、白鳥大橋がライトアップされて美しい。そしてフェリーターミナルからは、左手に白鳥大橋、中央向かいにテレビ塔がそれぞれライトアップされて見えるのが美しい。いろんなフェリーターミナルがあるけれど、なかなかムードのある港だ。

ここでも発券はQRコードで一発だったので、何の手続きもなく、とてもスムーズ。ただ、この日は貨物の量が多く、満載ということで出航が30分遅れになった。また、乗り場案内なども新日本海フェリーに比べると親切さに欠けているように思う。
なんやかんやで24時を回ってようやく出航したのだった。

9月9日 帰着

直江津港で

出航が30分遅れたのに直江津には予定通り16時50分に到着。しかしここでも荷下ろしに時間がかかり下船を長い間待たされる。どうやらこの船は積載量の大部分をコンテナが占めているようで、新日本海フェリーの船とはかなり構造が違っている。

あちらが観光ホテルならこちらはビジネスホテルといった雰囲気で、ホールやレストランはとてもシンプルで、売店もなく、ほとんど自動販売機で済ませている。そして2等室といういわゆるゴロ寝の部屋はなくて2等はすべてが寝台室、そして2段ベッドではなくシングル8名分が1部屋になっている。

船旅を楽しむなら新日本海フェリー、単なる移動目的ならこちらという訳だ。ツーリングならこちらかな?。


笑顔のまるこ

上越ICから北陸道をひた走り、自宅には19時30分頃到着。
家に入ると、まるこが、シッポをぐるぐる回しながら、転がるようにして出迎えてくれる。ぎゅーっと抱きしめてチューの嵐を見舞ってやってようやく旅装を解く。

家族は既に宅急便で到着していたお土産をとても喜んでくれていたので、少しは罪滅ぼし出来たようだ。とくにジャガポックルは好評だったけれど、北海道ですらなかなか手に入らないようだ。カルビーさん なんとかならないでしょうか?

今回の旅では、いろんな印象深い人(犬)たちと出会うことができた。カモメ食堂のモモちゃん、恵山のママさん、こうちゃん、地元のおっちゃんたち、チャリダーライダーの皆さん、道楽館の皆さん、いつかまたどこかでお会いしましょう。GoodLuck!

[旅データ]
○11泊12日(内船中泊2日)
○全走行距離 3964km
○ガソリン消費量 127.39リットル
○平均燃費  31.12km/l

[利用したキャンプ場の評価]
大間崎     無料  ☆☆☆☆☆
恵山海浜公園  300円 ☆☆☆☆
美笛     1000円 ☆☆
呼人浦     無料  ☆☆☆
霧多布岬    無料  ☆☆☆☆
上士幌航空公園 500円 ☆☆☆
静内温泉    無料  ☆☆☆

[今回の旅Songs 励まされたり慰められたりの20曲]
○Ai Story
○B'z ocean
○BOφWY ONLY YOU
○布袋寅泰 ラストシーン
○沢田知可子 会いたい
○Misia Everything
○Tom Cat ふられ気分でRock'n'Roll
○Misia K.I.T
○Southern All Stars 旅姿6人衆
○ZARD あの微笑みを忘れないで
○Southern All Stars 夕陽に別れを告げて
○ZARD Oh my love
○Southern All Stars 八月の詩
○ZARD 瞳そらさないで
○Southern All Stars 恋はお熱く
○平原綾香 明日
○荒井由美 ルージュの伝言
○倉木麻衣 Feel fine!
○荒井由美 中央フリーウェイ
○松任谷由実 まちぶせ
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