2001/5/3〜4日 能登半島一周ツーリング(その2)
5月4日


宿の前で

ここは珠洲市折戸町木の浦という風光明媚な海岸で、昨夜お世話になった臨海荘の近くには国民宿舎もあって、どうやら磯釣りのメッカらしく臨海荘の入り口には、石鯛の魚拓がたくさん飾ってあった。60cm級のものが多く、さぞかしよく引いただろうなと思う。出発しようとしていたら、釣りから帰った人が魚拓より大きいのを釣ったといって帰ってきました。今度は、釣りを目的に訪れてみたいものです。

朝7時30分ごろ朝食をいただいて、宿のおばさんに見送られながら出発!。

なお、ここではTu-Kaがアンテナマーク1本でAuは圏外でした。

(臨海荘0768-86-2316)


狼煙灯台

ここは、能登半島の一番先っぽにある狼煙灯台。明治時代にイギリス人技師によって設計されたそうで、現在は無人灯台となっています。

天気が良ければ佐渡島や立山連峰が見えるというが、今日も生憎の曇りで、どこにも島影は見ることが出来ませんでした。管理人は何度かここを訪れているのですが、今までに一度も佐渡島を見たことがない。そして、ここは朝日が水平線から昇って、夕日が水平線に沈むのが見られる、数少ないポイントだというがそれも見たことがない。よっぽど時間がないとこれは出来ないことですね。

灯台の下は、千畳敷といわれる海岸になっています。ここにも釣り人が降りて何か釣っています。このポイントなら、さぞかしデカイのがいるような気がします。


見付島

狼煙を出発して、海岸沿いをどんどんと金沢側へと走り、珠洲市街を通り抜けるとそこに見付島があります。この島は、その形から軍艦島とも言われていて、付近は駐車場やキャンプ場も整備されているので、夏はとても賑やかです。

そして、すぐ近くには何でも昔心中があった?とか、なかったとか、要は恋愛にまつわる言い伝えのある恋路海岸というところがあって、辺り一帯「えんむすびーち」ということになっています。今日も、たくさんのアベックがこの鐘を鳴らしていましたが、我々とは無縁の世界。むなしく一人鐘をつくのは・・・。

とてもいいやつなんですが、何で嫁が来ないのか?やっぱりバイクがいけないんでしょうか?


九十九湾

九十九湾は、その名の通り入り江がとても多く、波も穏やかで水がきれいなので周遊船が就航しています。この日はGW真っ最中ということで、たくさんの人が訪れていました。

海中展望船という触れ込みなので、多分船の底がガラスになっていて楽しそうなのですが一人1500円ということなので、あっさりとあきらめることに決定。

近くの売店で、お土産を買ってコーヒーを飲むことにしました。それにしても、はるばるここまで来てコーヒーを飲みながらバイクの話しかしない我々は、やっぱり少し変なのか?



ツインブリッジのと

能登島は、七尾湾の中にデンとある島で最近では水族館とかガラス工房とか、キャンプ場などの施設が整備されて、近県住民の一大リゾート地?となっていて我が家もたびたび訪れています。

以前は、能登島大橋という橋だけで和倉温泉方面とつながっていたため、車で島を通り抜けていくことが出来ませんでしたが、平成11年3月にこのツィンブリッジが出来たことで、能登島を通過して奥能登へ向うことが出来るようになりました。ただしツィンブリッジといっても能登島大橋と合わせてそういうみたいで、ここに橋が二つあるということはありません。ちなみにこの橋は中能登農道橋というのが正式名称のようです。

ちょっと見ると、明石海峡大橋みたいに見えますがとても小さくてかわいい橋です。

紹介が遅れていましたが、今回のツーリングには二人そろってSRX6で参加してくれました。ヤマハ600ccシングルのこのマシーンはとてもスリムで、軽快です。パワーはそれほどではありませんが、コーナリングマシーンそのもの!

やまちゃんのバイクは普段サーキット用みたいで、リアタイヤの一番端っこまで使っており、コンパウンドが少し溶けています。


家で積み込み

実は今回この二人がSRXで参加した理由がこれ。二人とも4台のバイクを持っているのですがステップワゴンに2台積めるのはこれだったということでした。

こんなのは軟弱や!と思わずにはいられませんが、目的地までは安楽に行ってそこでさんざん楽しむというのはすごく合理的。雨の中をつまらない高速道路をバイクで走る必要がないのはいいかもしれない。と思ってしまう管理人なのでした。

いずれにしてもこの二人、観光に来たのではない事だけは確かです。なぜって?地図もカメラもなーんも持っていないし、印象に残ったのはクルクル寿司のネタの大きさだけだったみたいです(-_-;)。

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