2005北海道ツーリング 7月18日〜19日


美瑛の丘

昨夜よく眠れたとは言えなかったが、今日の天気予報は雨という事で、なんとか早起きして早朝の美瑛の丘を探訪する事にした。

この季節昼間は押し寄せる観光客でごった返す美瑛の丘も、さすがにこの時間では観光客もいない。静寂の中で風だけが吹き抜ける。これで晴れていれば最高だったが。


元気よく?出発
Photo By sottoooさん

道楽館に戻って朝食を済ませた頃ついに雨が降り出した。宿泊客のうちファミリーはぼちぼちと出発して行くがライダー連はみんなこの雨で出端をくじかれぐずぐずしている。

管理人もこの雨の中走るのは気が重い。計画では襟裳岬へ行くつもりだったが、どうもそんな気にはなれず、フェリーを予約していなかったら連泊したいところだ。先に出発するライダーの皆さんを見送り、最後に嫌々雨の中を出発する。

sottoooさん、ナオッペさんありがとうございました。
同宿ライダーの皆さんいい旅を!


サラブレッドがいっぱい

宿を出て富良野町辺りで雨が本降りになってきた。

こうなったら天気のいい方向を目指して走るしかない。幸いにして予報によれば南方向から回復するとの事で一目散に門別を目指す。

途中占冠の道の駅で昼食。この雨で多くのライダーが雨宿りしていて、駐車場はバイク展示場のようだ。

日高町を過ぎた辺りからは道の両側に牧場が多くなってきて、あちこちで牛や馬が草を食んでいて、北海道ならではの風景が広がっている。

日高ケンタッキーファームもどんなところかと立ち寄ってみたが、入場料が必要という事で入り口でUターン。ガードマンのおじさんに聞いたところでは、馬車に乗れたり乗馬できたりと遊園地のようなものらしい。ケンタッキーという名前からフライドチキンでも食べようと思っていた管理人っていったい・・・。


立派なバス停にびっくり

門別に近づくにつれて天候が回復してきたので、バス停でカッパを脱ぐ。

カッパと言っても上着のエアバッグジャケット(Hit Air)は防水型なので濡れたままだ。それにしてもこのジャケット、豪雨の中を走り続けても雨水が浸透する事はなかった。ツーリング用具の進歩には目を見張る。
一方 ズボンは完全に防水が破れてしまってお釈迦になってしまった。

 


ここにもサラブレッド

門別から諦めかけた襟裳岬へ行こうと思い直し、R235を進んで行くとサラブレッドロード新冠という道の駅があるので休憩。展望台でサラブレッドを見ているとわんの散歩に来ていたおじさんに声をかけられた。
なんでも最近までライダーハウスを経営していたという事だが、事情で東京へ引っ越すのだそうだ。わんも一緒という事らしいが、こんなにのんびりしたところで暮らしていたわんが東京へ行くのはかわいそうだと思った。第一転げ回って遊べるような草むらがないんじゃないか?元気で暮らしているのだろうか。

おじさんに襟裳への往復時間を聞くとどう見ても4時間以上は必要になるらしいので、仕方なくここでUターン。苫小牧港を目指す。途中北海道で最後の給油、燃費は30.1km/l。

フェリー乗り場には4時過ぎに到着した。乗船開始時刻にはまだ2時間以上あるが、既に先客があり、ぞくぞくとバイクが集まってきた。50台以上いるんじゃないだろうか。

楽しかった北海道ともこれでお別れだ。本日の走行距離287km

7月19日

フェリーは行きと違って乗客が多く、二等寝台はほぼ満室のようだったが、予定通り新潟港に到着。天気も蒸し暑いのを除けばまずまずの北陸道をひた走り自宅に戻る。それにしてもやっぱり蒸し暑い。
夏はやっぱり北海道だよな〜と、帰った途端にそんな事を思ってしまう管理人であった。

本日の走行距離  295km 総距離2602km

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