2000/11/4 飛騨路紅葉巡りツーリング (その2)


荘川桜

清見村から国道158号、156号と通い?なれたルートを快調に走破し、御母衣ダムへと到着。

ダムの対岸は、西日が当たって、非常に鮮やか。そして、ここには荘川桜という樹齢400年の桜がある。御母衣ダム建設時に湖底に沈んだ村にあったものを関係者の努力で、湖面を望むこの場所に移植されたもので、毎年花の咲くころに、当時の村人達がこの場所に集まって花見をするということである。
管理人は見たいと思いつつまだチャンスが無い。


白川郷

庄川の流れに沿って御母衣ダムから白川郷へと到着。

世界文化遺産に指定されそして今年東海北陸自動車道が開通したために、名古屋方面からも多くの観光客がやってくる。かつて秘境と言われたこの地も、すっかり俗化し車と人がひしめき合うようになってしまった。村の人たちは、本当に喜んでいるのでしょうか?
昔は、村の中に車を止めてのんびり散策できたものでしたが・・・


岩瀬家

国道156号線は、高岡から岐阜へ至る道路であり昔はイチコロ線といわれて、ここでけがをするとまず命を落とすと言われた。また、冬は積雪のため五箇山地方は陸の孤島となったのであるが、現在はスノーシェッドが設けられ、除雪機械も大量に動員されて除雪にあたるため、もうそんなことはなくなった。

代わりにやってきたのが週末の交通渋滞である。岐阜県と富山県の県境が何度も交互に訪れる成出橋辺りから、上平インターまでやく5kmくらいの大渋滞である。途中、路側帯を走っていると、ポリさんに偉そうに注意された。ハイハイ!そんなに偉そに言わんでもエーヤローといやな気分。

その渋滞の国道縁に位置するのがこの家は、合掌造りで重要文化財の岩瀬家である。
ここのお爺さんは囲炉裏の横で昔の話やら民謡を聴かせてくれる。
春には、周りの田んぼにはミズバショウが咲き、こいのぼりもあがって本当にいい雰囲
気。だけど、渋滞もすごいかもしれない・・・


散居村

平村で国道156号線から359号線へと分岐する。かつてこの道路もやはり厳しいワインディングで車がよく谷底に転落し、多くの人が亡くなったということで「人食い谷」と呼ばれていたが、いまでは合掌トンネルという約3kmものトンネルが出来てあっという間に砺波平野へと付いてしまう。

砺波平野は、庄川によって作られた扇状地で豊かな水によって稲作が盛んな地域である。そして、そんな農家が自己の保有する水田の真ん中に家を構えたために、家が一軒一軒バラバラに建っている。このような村を散居村というが、農業のためだけでは無く風の強いこの地方で大火を防ぐためにこのような形になったという説もある。
私の家もこんな中にあるが、周りが広々してるのは本当にいいもんです。バイクの整備後エンジンブン回しても怒られない。ただ、隣の家に行くのが、ちと不便・・・(^_^;)

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