2003/9/11〜13 白根山方面ツーリング(その2)
9月13日


草津温泉湯畑にて

今日はツーリング最終日。ヒデは今日中に姫路まで帰らなくてはならないので、昨日とは打って変わって早起きし、朝から気合いを入れている。草津温泉の湯畑まで一緒に行きそこで別れようという予定で宿を8時30分ごろに出発する。

尻焼温泉から草津までは国道409、249を経て30分もかからない道のりだ。途中結構厳しいコーナーが連続するが、無事に湯畑に到着!と思ったらヒデが来ない。湯畑への入り口までは確かに一緒だったのだが、どうやら管理人が白根山へそのまま向かうと勘違いしていたらしい。

仕方なく、湯畑前の売店でお土産の塩羊羹を仕入れて、一人白根山へと向かう。


白根山山頂付近で


北アルプスが見えない(;_;)

草津温泉から白根山へ向かう国道249号線は、景色が素晴らしい快走路だがあいにくこの日は雲が多く、連休1日目ということもあって車が多い。特にワゴン車などが多く上り坂では遅い車を先頭に長い列になっている。こちらは身軽なビッグバイクということで、車の列を抜きながらの走行となった。
R1100RSはさすがに排気量が大きいので、4速にシフトを固定したままでもアクセルを少し捻るだけで、数珠つなぎの車をあっという間に置いて行ける。なんとも快感だ。

白根山は標高2160mの火山で、途中には殺生河原と呼ばれる有毒ガス噴出地帯がある。道の横には有毒ガスが出ているから駐車してはいけませんという看板がずらっと並ぶ。気のせいか息が苦しくなったような・・・。

何とか殺生河原を越えて山頂付近に至れば目の前に雄大な景色が広がる。

白根山頂を右手に見て少し下り始めると目の前には雄大な北アルプスが見える・・・はずだったが今日は雲が多くて時々かすかに稜線が見える程度。仕方なくパーキングでたばこを吸っていると、R65とR80に乗ったおじさん二人組がやって来て、3人のおじさんによるBMW談義となった。
なんでもR65は27年前の車だという。そういわれてよく見ればかなり使い込んでいる様子が窺える車体だが、今でも調子はバンバンでライダーの老化とともに性能が落ちて行くからちょうどいいんだと言う。管理人も思わず20歳のCBXのことを思い出しウンウンとうなずく。これからも気をつけて走りまくりましょうということが結論だった(^.^)。

 


県道511はこんな感じ

国道249を志賀高原で離れ、県道471を奥志賀高原方面へ走る。途中で先程の二人と会いピースサイン!。彼らはどうやらこの辺を走り倒すつもりのようだ。

奥志賀高原からは県道511で野沢温泉へと向かう。この県道は白樺林の中を走る1車線の道路だが全線舗装されていて、なかなか快適だ。ところが、走っている最中に襟元から虫が侵入し、胸の辺りをはいずり回る。いたいようなくすぐったいようなでとても走っていられる状況ではない。やむなくバイクを停めてTシャツの虫を追い出す。


右手は十日町方向?

白根山は曇りだったが、新潟県に近づくにつれて天候が回復してきた。台風14号の影響で風は強く、道には折れた枝が所々散乱しあまりいいコンディションではないが、所々の信濃川に沿って開けた平野部を望む峠では、素晴らしい眺めが広がる。

野沢温泉が近づいて高度が下がって行くにつれて、気温がぐんぐん上がって行くのがわかる。台風14号の影響でフェーン現象が起きているのだ。国道117に出てガソリンを補給した頃には、12時を過ぎ日差しもいちだんときつくなってきた。多分気温は35度を超えているのではないだろうか?
少しでも高いところへ昇りたいと、県道95号線で関田峠を越えて上越インターへ向かうことにする。


関田峠付近

関田峠は、新潟県と長野県の県境で日本海まで一望出来る景色の素晴らしいところだ。雲が少しかかって日本海まではハッキリ見えなかったが、なかなかの景色だ。
道路は所々狭くて恐ろしいほどの下り坂の個所もあるが、快調に上越インターへ。

北陸道に乗ってR1100RSの高速走行テストを行う。強い横風もなんのその、結論は「さすがアウトバーン育ち」の一言。素晴らしい安定性の持ち主だ。生れ故郷のドイツは一般道が100km/h、高速道路は速度無制限だという。なるほどこれなら日本の制限速度の倍で連続走行出来るわけだ。

名立浜SAで食料補給、水分補給を済ませクルージングに入る。少し速めのクラウンをペースメーカーに走っていると、朝日インターから妙な4ドアのスカイラインが本線に入ってきた。どう見ても覆面らしいということでペースダウンし、やり過ごして見るとぴったしカンカン!。先に行ったクラウンの無事を祈って追走すると、気の毒にも赤色灯が点灯してしまった。免停確実だ!。

最後までいろいろあったが家には16時前に到着。今回の走行距離783km

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