iMac復活! その2

アナログボード電圧確認

電源部のパワーICが壊れていると、コンセントを差し込んだ状態で上の写真の1と2の間に直流で130V程度出ていて、コンセントを抜いて完全にiMacへの電源を停止してもその電圧が長時間残るということだ。

管理人のiMacもまさしくそのような状態だった。電源をコンセントに差し込んで一旦荷電し、コンセントを抜いてテスターを当ててみると、テスターの針は140V程度を指したまま、ほとんど動かない。これで、電源部のパワーICが壊れていることに疑いの余地が無くなった。

早速、先にヤフーオークションで目をつけておいたパワーICと、バックアップ用電池に入札し、あとは落札待ちとなった。

パワーIC(左が壊れたもの)

落札後数日でパワーICが到着したので、早速取替を行った。

元から付いていたものは5S12656という型番だが今回入手したものは6S1265Rというもので、改良型だということだ。取替後基盤での電圧チェックを行い、正常な状態になったので、iMacを組立にはいる。

ばらばらになっていたiMacだが、壊れた爪は接着剤で修理し無事組立が完了!。もちろん初期設定保存用電池も新品に交換した。

復活したiMac

組立完了後、キーボードとマウスを接続し(もちろん電源も)電源スイッチを押すと・・・「じゃ〜ん」という起動音がして、ハッピーマックが微笑んだあとハードディスクがカリカリッという音を立ててファイルを読み込み始めた。

「やったねお父さん!」という娘の尊敬に満ちた視線を感じておおいに満足な管理人であった。ただ、なぜかビス2本余ってしまったのが心残りではある。まぁ無事動いとるからいいやろう。

今回要した費用はパワーICが2500円、電池が1300円、放熱用シリコングリースが390円の4190円だった。

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