韓国 新道林駅から京仁線で、仁川方面へ
2002年9月
京仁(キョンイン)線
 1899年9月28日鷺梁津(ノリャンジン)〜仁川(インチョン)間が、韓国発の鉄道として開通したのがこの京仁線。1974年には、電化され国電が、走るようになった。
 この線は現在、京釜(キョンプ)線の九老(クロウ)より、分岐し港町仁川までの27kmを結ぶ。また、ソウルから快速列車も運転されるようになり、首都圏鉄道の一部として、ますます進化している。
京仁線快速ソウル行が、九老駅に入線してくる。車両は、5000系。
今回は、仁川の朱安(チュアン)に用事があり、九老駅のひとつソウル寄りの新道林(シンドリム)駅から乗車した。最初、快速が運転されているのを知らなかったので、普通列車ホームで待っていたのだが、向かい側のホームから、朱安行きの快速が、出ているのを発見。そちらで行くことに。
外側の快速線を京釜線のムングファ号が通過していく。
この快速で、朱安へ。韓国語で、直訳すると「直行」という意味になるらしいが、日本的に言えば快速になる。
快速用ホームに入ってきた列車は、朱安とハングルで行き先が書いてあるだけだった。車両は、1000系。
新道林駅を出発した列車は、次の九老まで、京釜線と一緒に走る。
そして、九老を出るとすぐに、京釜線から右へと別れ、
列車は、東の仁川を目指す。

停車駅は、温水(オンス)、富川(プチョン)、松内(ソニネ)、富平(プピョン)などに停車する。
(記憶が定かでないので、間違っていると思います!!)

車窓は、京釜線から分岐してたらすぐに、
幹線という雰囲気は無くなり、
日本の都市圏の通勤電車に乗っているような、車窓に変わる。
ただ、時々工場への引込み線があり、
貨車が止まっているのが見える。
どうも、貨物列車も運転されているようだ。


快速列車は、朱安で終点、新道林から約20分ぐらいで到着。
この朱安駅は、仁川の中心部から、東へずれたところにあるが、
駅の地下は、商店がたくさんあり、ちょっとしたショッピング街ができあがっている。

私は、この朱安で下車したが、
京仁線は、まだこの4駅先の仁川駅まである。

ただし、仁川の中心部は、どちらかというと、
ひとつ手前の東仁川(トンインチョン)駅なので、ご注意を!。
また近年、仁川にも地下鉄1号線が開通したが、
この地下鉄は、市内の東側を通っており、京仁線の連絡駅は、富平駅となる。

余談だが、この仁川地下鉄1号線、
仁川国際空港からソウルへ向かうとき、高速道路の右側(南側)に車庫を見ることがでる。
韓国国鉄公式ホームページ(日本語)http://foreign.korail.go.kr/japan/index.html
京春線の旅