アメリカ ロサンゼルス・メトロの旅
1998年1月
長〜いフライトを終えて、アメリカ上陸!
ロサンゼルス国際空港(LAX)からロサンゼルス(LA)市内へと向う。通常は、車やバスを使うところだが、近くのメトロの駅まで、LAXシャトルという無料バスが出ているという。それに乗って、Aviation/I-105という駅へ向う。
LAXシャトルC系統。
メトロ・グリーンラインの駅へは、このバスでなくG系統に乗車。LAXシャトルは、ターミナル間や駐車場などを結ぶ、LAX内移動用の無料バス。
Aviation/I-105駅に入線する、メトロ・グリーンライン、ノーウォーク行き日本製ライトレール車両。この区間は、高架線だった。
どうも、通り雨があったらしい、路面が濡れている。
LA メトロ
 メトロというと、普通は地下鉄を思い浮かべるが、LAのメトロは、地下鉄とライトレイル(現代版軽便鉄道?)の総称。
 総延長は、480kmが計画されており現在着々と延長中。
 現在開通しているのは、ロングビーチとダウンタウンを結ぶライトレイルのブルーライン。まだ9.7kmだがLA発本格地下鉄となったレッドライン。レドンド・ビーチからI-105のフリーウェーに沿って走る、グリーンライン。以上3路線。
グリーンライン
ノーウォークで、ブルーラインに乗り換える。
グリーンラインは、ガラガラだったが、ブルーラインは、込んでいる。
しかも黒人が目立つ。やはり、ここはアメリカだぁ。

アメリカに着いて、間もないので、不安で、不安で仕方なかったのだが、
そこで、車内で出会ったのが、北海道で先生をしているという日本人男性。
異国で日本人に出会うとほっとするのは、いつも同じ。
しかも、すぐに仲良くなってしまう。

先生と話をしていると、ブルーラインは、地下区間へと入り、終点7th St./メトロ・センター駅へ到着。
ここで、さらにレッドラインに乗り換える。
レッドライン
立派な地下鉄だが、現在開通しているのは、9.6km8駅しかない。その為、2両編成。
この線で、シビックセンター駅まで乗り、そこから歩いて、リトル東京へ向う。
 リトル東京。ここに、宿を取る。ニューオータニの高級ホテルもあるが、学生のバックパッカーなので、安宿です。
 かつては、その名の通り日系の人がよく住んでいたようだが、今は韓国系の人の方が多いそうだ。
 朝、散歩していると、戦争直後日本に行って、記者をしていたという、日本語ペラペラの白人のおじいさんに、会った。日本が懐かしいと、いろんな話を聞かせてくれた。
ロサンゼルス
 言わずと知れた、アメリカ西海海岸最大の大都市。略してLA。
 この街は、いろんな顔を持っていて、カリフォルニアのイメージそのままの、サンタモニカ。映画の中心、ハリウッド。高級住宅街で有名な、ビバリーヒルズ。などなど、挙げればいくらでもでてくる。そんな、多種多様な街がLAなのである。
 ただ、この街の不便なことは、車がないと始まらないこと。最近になって、メトロが開通して、少しは便利ななったものの、まだまだ一部に過ぎない。
 リトル東京から歩いて、10分ぐらいのところにある、繁華街ブロードウェイ。歩いてみてビックリ。
 メキシコ人ばかり。
 聞こえてくるのは、スペイン語、メキシコの歌謡曲。メキシコから来た人達が集まってくるところみたい。
 ここは本当にアメリカ?
ブロードウェーイより、高層ビル群を眺める。
ビルの谷間を、エンジェル・フライトというケーブルカーが走っている。バックに見えるビルは、リトル東京近くの、シビックセンターにある市庁舎。上部が、日本の国会議事堂そっくり。
 ハリウッドにある、チャイニーズ・シアター。今上映中の映画は、タイタニック。
 メトロのレッドラインは、98年末には、このハリウッドまで、延びてくる。
夕暮れのダウンタウン。
ブルーライン
メトロ ブルーライン。
 この線は、メトロ レッドラインの接続駅7th St./メトロ・センター駅から、ロングビーチまで、22駅を約1時間で結んでいる。
 この線は、写真のように、地下駅から出発。その後、路面区間を走り、しばらくすると専用線を走る、ちょっと不思議な線。
ロングビーチの街へで、再び路面区間を走るブルーライン。
ブルーライン トランジット・モール駅。
ブルーラインは、ロングビーチ市内をラケット状に、一歩通行でぐるっとまわり、向きを変えることなく、再びダウンタウンへと戻っていく。
 ロングビーチは、西海岸を代表する港湾都市。年一回インディーカー・レースも行われる。
 また新しく開発されたウォーター・フロントもあり、デートスポットにもなりそうだが、今日は平日の昼間とあって、人影もほとんどない。
少し離れたところに、クイーンメリー号が、保存停泊されている。行ってみたかったが、疲れきっていて、断念。

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LA メトロリンクの旅