オーストラリア パース近郊電車フリーマントル線
2001年3月乗車
パース近郊電車
パース駅を中心として、東西南北に路線が伸びている。列車の運行は、西オーストラリア州営鉄道(ウエストレイル)が、切符の販売などは、鉄道、バス、フェリーを一体化した州交通局(トランスパース)が、行っている。
すごいのは、パース中心部に公共交通機関無料地域があり、近郊電車も4駅3区間が無料で乗れる。
西オーストラリア州の州都パース。すばらしい、青空の街。
パース駅、近郊電車は、この駅を中心に東西南北に路線が伸びている。
(左)パース駅の駅舎は、1894年の開業時のものと歴史的なものだが、(右)ホームは現代的な明るいホームに改装されている。
電車は、オーストラリア製で2両編成の非貫通。ラッシュ時は、増結され4両or6両で運転される。
この列車でフリーマントルへ
フリーマントル線に乗ると、すぐ列車は北行きのジュンダラップ線とすぐ分かれ、西へ向かう。
列車は、住宅街を抜け、パース・シティーの高層ビル群が、次第に遠くなっていく。
パースの住宅は、ほとんどが一戸建ての平屋、庭には必ず木々を植え、また多くの道路に街路樹が植わっている。
だから、高層ビル群が森の中に建っているようだ。
車内は、日曜日の昼間とあって、子供連れの親子が目立ち、立っている人もいる。
パースを出てから、約20分ほどすると、右側一面にインド洋が広がる。
やがて、列車はスワン川を渡り、フリーマントル駅へ。
パースから列車に乗り約30分、電車はインド洋に面した町、フリーマントルに到着する。
フリーマントルは1829年よりの歴史を持つ、パースよりも古い町。
町全体が、19世紀にタイムスリップしたかのよう。
旧フリーマントル刑務所。1991年までの、136年間使われていた。今は、内部を見学できる。
今日は、日曜日とあって町は、休日を楽しむ人で、にぎやか。
夜、パースへ戻ってきた。
ミッドランド線の旅
西オーストラリア州営鉄道(W・A・G・R)ホームページhttp://www.wagr.wa.gov.au/