ワークシェアリングは?

酢谷琢磨

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 民主党の党首選挙で石原慎太郎東京都知事の言う「金権体質」と「無為無策」の両氏が争っている。「金権体質」の小沢氏はさて置き、「無為 無策」の管氏が言っている「一に雇用、ニに雇用、三に雇用」は具体的に何を目指しているのだろうか?私は、この際思い切って、7時間勤務の ワークシェアリングを法律化したらどうかと思う。単純な計算で、月収30万の人が7時間勤務すると30×7/8で26万円となる。月収30 万円の人1000人を雇用する会社では、30×1000/26=1154人雇用可能となる。即ち、現在の正社員の勤務時間を7/8とし、給料 は7/8を我慢して貰うと、8/7倍の正社員雇用増を生むことが出来る訳である。7時間勤務の時間帯については、例えば8時-15時と13時- 20時等を設定し、選択するシステムは如何だろうか?現在の8時間勤務のままでは「一に雇用、ニに雇用、三に雇用」の具体策は見出せない現 状。唯一の解決案は、ワークシェアリングである。管さんどうですか?
Last updated on Sep. 06, 2010.
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