ズブさんの
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ハングルで望遠鏡

自分のパソコンが新しくなったせいか、OSがWINDOWS XPになったせいか分からないが、日本語やアルファベット圏の言語以外の文字も色々と表示されるようになったことに気がついた。そのような文字の一つに、ハングルがある。もっとも、正しく表示されても入力することはできず、せいぜいコピー&ペーストできるくらいだが。

ハングルは韓国語の文字である(注)が、それを見た日本人の多くは「さっぱり分からない。」と思うだろう。しかし、あの文字は非常に合理的にできていて、規則が分かればかなり読むことができる。私も随分昔に興味をもって、ほんの少しだけ勉強したことがある。まあ、すぐに挫折したので、英語で言えばアルファベットを覚えて、「This is a pen.」が分かっただけ、といった感じである。

さて、ハングル講座のテキストや辞書の場合、書かれている内容は“生”の情報ではない。それに対して、インターネットで見る内容は“生”の情報である。面白そうだと思って検索をしてみたら、望遠鏡販売と思われる韓国語のホームページを見つけた。例えばこんなページである。(環境によってうまく表示されないかもしれません。ご了承ください。)ハングル文字とアルファベットばかりだが、写真もあるのでなんとなく分かる部分も多い。わずかばかりのハングルの知識を駆使して、なんとか文字を読んでみると結構おもしろい。日本語でも外国語を単にカタカナで表記した単語がたくさんあるが、その点は韓国語も同じようである。解読(?)できた単語には、「ドブソニアン」「アイピース」「シュミットカセグレン」などがある。読めたからどうということもないが、自分の興味のある分野だと、文字を読むのもちょっと楽しい。(逆に日本人でも望遠鏡の知識がなければ「ドブソニアン」と言われても分からないと思うが。)ちなみに、「タカハシのSKY90」のセットが売られていたが、2,664,000ウォンだった。

参考までに例を・・・。下の単語は上の行から順に、「ドブソニアン」「シュミットカセグレン」「マクストフカセグレン」である。

ハングルで書かれた「ドブソニアン」など

2003.10.24


(注) 「朝鮮語」と呼ぶべきなのかもしれないが、私はその辺の事情をよく知らないので、とりあえず「韓国語」と表現しています。また、「ハングル」という言葉が、文字ではなく言語そのものを指す場合もあるかもしれませんが、その辺の事情も、私はよく分かりません。