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BGMについて(星の世界)

小学校や中学校で習う星に関係のある歌を考えたとき、私はこのメロディーが浮かんだ。 「月なきみ空に〜」という出だしだと思っていたが、 小学校で使っていた歌集を引っ張り出して見たら、違う歌詞だった。 別の歌集を見ると「月なき〜」が載っていた。 同じメロディーに対して、違う歌詞があるようだ。 「月なき〜」は杉谷代水の作詞で、「星の界(よ) というタイトルである。それに対して、「星の世界」というタイトルは、川路柳虹が作詞したものを言うらしい。 どうやら私は、タイトルは「星の世界」の方を、歌詞は「月なき〜」の方を覚えていたようだ。

この歌はもともとは賛美歌だそうだ。賛美歌としてのタイトルは 「いつくしみふかき」である。 結婚式の時によくかかるらしい。歌詞は星とは関係ないようである。 パイプオルガンの音色で聞くと賛美歌らしく聞こえる(と思う)。 BGMに使っているものを、音色だけパイプオルガンに変えて、 テンポを遅くしたものをここに用意した。 興味のある人は聞いてください。 「賛美歌っぽくない!」と思う方は、 すいませんが自分で賛美歌のページを探してください。 それらしいのがきっとあります。

なぜ、賛美歌が日本では星の歌として、しかも異なる2つの詞が作詞されたのかは調べていない。 杉谷代水は没後50年を過ぎているので、下に歌詞を載せた。

2001.6.28


星の界(よ)
(作詞:杉谷代水、作曲:コンヴァース)

月なきみ空に きらめく光
嗚呼(ああ)その星影 希望のすがた
人智(じんち)は果(はて) なし 無窮(むきゅう)の遠(おち)
いざ其の星影 きわめも行かん

雲なきみ空に 横とう光
ああ洋々たる 銀河の流れ
仰ぎて眺むる 万里のあなた
いざ棹(さお)させよや 窮理(きゅうり)の船に