池谷・張彗星

2002年2月1日に、静岡県の池谷薫(いけや・かおる)さんと中国の張大慶(チャン・ターチン)さんによって(お互いに独立に)発見された彗星です。学術的には「C/2002 C1」という番号が与えられています。この彗星は約350年の周期で太陽に近づき、1661年に観測された彗星が再来したものであると見られています。さらに、877年に見えたと記録が残っている彗星とも同一ではないか、という指摘もあります。(注:彗星の軌道は、木星など他の星の影響を受けて変化しやすいので、まったく同じ年数ごと毎回戻ってくるわけではありません。)
- 埼玉県 秩父高原牧場付近にて撮影
- 2002.3.9 19:18:30〜 露出時間3分間
- カメラボディ:ニコン NewFM2
- レンズ:AiニッコールED180mm F2.8開放
- フィルム:コダックエクタクロームE200(+1増感現像)
- 赤道儀:ビクセン・SP(ノータッチガイド)