星座の説明 〜くじら座〜
「くじら」といっても現実の海にいるくじらではありません。ギリシャ神話では、海神ポセイドンの家来である化けくじら『ティアマト』として登場します。
  大きな星座ですが、明るい星も少なく、目立つ星座ではありません。しっぽの方にある“デネブカイトス”は、明るい星が少ない秋の夜空の中では比較的目につきます。また、くじらの首の辺りにある“ミラ”は代表的な変光星です。約331日の周期で約3等から約9等まで明るさが変化します。ミラとは、ラテン語の“不思議な”という意味の言葉が由来です。
	
| くじら座 | |
| 学名 | Cetus | 
| 所有格 | Ceti | 
| 略符 | Cet | 
| 面積 | 1231平方度 | 
| 設定者 | プトレマイオス | 
| 20時に正中する時期 | 12月中旬 | 
この星座にある主な天体
恒星
| ミラ | 代表的な変光星です。くじら座のο(ギリシャ文字のオミクロン)星です。 | 
| デネブカイトス | くじら座のβ星です。明るさは2.04等です。 | 
星雲・星団など
| M77 | 系外銀河 |